英文法基礎10題ドリルの難易度は共通テストレベル!使い方・勉強法も


私は現役生時代、英語が最も苦手で偏差値は50前半でしたが、1浪を経て偏差値を10以上上げて医学部医学科に合格しました!

本記事ではその経験を交えながら、「英文法基礎10題ドリル」について、徹底的に解説していきます。

 

英文法基礎10題ドリルとは?

・概要:基本的な例文とその知識を問う空所補充問題や並べ替え問題で構成されている、高校基礎レベルの英文法問題集

・著者、出版社:田中健一、駿台文庫

・レベル、偏差値:高校基礎英語(偏差値50以下)

・問題数:全36講、章末問題4つ

・CDや音声の有無:無し

早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら

 

英文法基礎10題ドリルのレベル

英文法基礎10題ドリルに収録されている内容は、高校基礎レベルの英文法の解説と問題になっています。

英語の勉強を始めたばかりの高校1年生、基礎があやふやな高校2年生、受験生になったけれど英語が全く分からない高校3年生に最適な問題集です。

すなわち、中学レベルから高校レベルへの橋渡しとして、あらゆる人に役立つ参考書になっています。

 

英語には勉強する順番があるのをご存知ですか?

英文法→英文解釈→英語長文、このように勉強を進めていかないと成績はうまく伸びていきません。

本参考書は、英語の根幹となる文法の土台を固めていく参考書です。

逆に言うと、基礎の部分ができていない状態だと、どれだけ難しい内容を勉強しても積み重ならず、成績を伸ばしていくことができません。

 

まずは本参考書でしっかり基礎を築き、志望校に向けてレベルアップしていきましょう!

早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら

 

英文法基礎10題ドリルのやり方・使い方

以下の4ステップに沿って進めていきましょう。

 

①例文・解説を読む

時間をかけて「まずはココから!」の2文、そして5つの例文をしっかり読み込みましょう。

目標はこの例文・解説を読んで、次のページ以降の練習問題に全て正解することです!

音読を行うと理解が深まりおすすめですよ!

 

②「練習問題を解く→丸つけ」を繰り返す

訳せるようになったと思ったら、EXERCISE Aの問1に挑戦してみましょう。

もし難しく感じるようであれば、例文を見ながらでも大丈夫です。

 

その勢いで次の問題に進んでいきたいかもしれませんが、少し待ってください。

この際重要なのは、EXERCISE Aの問2に進む前にここまでの範囲の答え合わせをすることです!

同様にEXERCISE Bの問1に進む前にもEXERCISE Aの問2の丸付けを行いましょう。

 

しっかり例文の内容を理解した上で次のステップに進むとより理解が深まるので、一旦答え合わせをすることを忘れないでくださいね。

早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら

 

③語句注を赤シートを使って暗記

単語は英文を読む上でとても重要です。

特に共通テストでは難しい文構造の英文は出題されないため、単語力があればかなり得点することができます。

 

右側ページ下の語句注を繰り返し暗記していきましょう。

赤シートで隠して答えられなかったものにチェックやバツ印を書き込んで、答えられるようになるまで何度も繰り返す方法がおすすめです!

 

私は英単語の勉強が最も嫌いでずっと避けてましたが、共通テスト3か月前になってやっと勉強し始めました。

すると伸び悩んでいたにもかかわらず、面白いように点数が伸びていきました。

 

このように英単語は受験英語において必須なので、英文法を勉強しながら英単語も覚えていきましょう!

 

④応用編!もっと頑張れる人は英文の復文に挑戦

①~③まで余裕を持ってできたという人は、日本語訳から英文がすらすら出てくるまでトレーニングすることをおすすめします。

ただし、英語を日本語に訳すのがままならない人には少しレベルが高いので、日本語訳が完璧にできる人だけ挑戦してくださいね。

 

日本語文から英文に変換できるようになると、英作文の力がついていきます。

かなり大変ですが、入試の際に役に立ってくることは間違いありません。

英語を得意科目にしたいと思っている人は、ぜひ挑戦してみてください!

早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら

 

英文法基礎10題ドリルが終わったら次は?

インプットが足りない人におすすめの参考書は、「大岩のいちばんはじめの英文法(超基礎文法編)」です。

入試に必要な英文法の基礎を、語り口調で分かりやすく解説してくれているため、英語に抵抗感がある人でも取り組みやすいのが特徴です。

特に、暗記に頼りがちになって成績が伸び悩んでいる人、深く理解しようとせずなんとなくで勉強してきた人には、ピッタリの参考書になっています。

 

インプット・アウトプット両方におすすめの参考書は「英文法ポラリス1」です。

なんとなく覚えたつもりでも自信がない人、文法の理解と問題演習を同時に1冊の参考書で行いたい人に向いています。

解説ページが豊富で、赤シートで確認しながら進んでいけるため何度でも繰り返すことが可能です。

また問題数も豊富で、1題1題丁寧な解答・解説が付いているため問題演習もしっかりこなしていくことができます。

 

アウトプットを重点的に行いたいと考えている人は、「Vintage」「Next Stage」などの参考書に取り組んでみましょう。

これらはほとんど解説ページがないため、ある程度理解と暗記が終わっている人向けになります。

私も受験時代はvintageを何周も繰り返し、英文法を仕上げました!

早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら

 

英語は最も努力を裏切らない科目です。

正しい方向に勉強していけば、着実に成績を伸ばしていくことができます。

本記事を参考にして、一歩ずつ自分にあった参考書で勉強していきましょう。

タイトルとURLをコピーしました