2022年 7月 の投稿一覧

Z会共通テスト実戦模試の難易度は難しい?評判と口コミとレベル

様々な共通テスト用の問題集や模試が収録されていますが、Z会の「共通テスト実戦模試」もとても人気。

1冊で6回分の模試を解けるので、傾向をバッチリつかめますし、時間配分も作れるでしょう。

それぞれの問題の解説も詳しいので、解いた後にもしっかりと復習ができます。

 

Z会共通テスト実戦模試を解く際には、他の模試や問題集、そして実際の共通テストと比較して、どれくらいの難易度なのか気になる人はとても多いでしょう。

実践模試を解いてみて8割だったけれど、これって本番だとどれくらいの得点になるの・・・?となってしまいますよね。

ここでは「Z会共通テスト実戦模試の難易度」について、詳しく解説していきます!

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Z会共通テスト実戦模試の難易度

Z会の参考書や問題集は難易度が高いことが多く、このZ会共通テスト実戦模試も本番の試験よりも少し難易度が高い印象。

明らかに難易度が高すぎる問題集もありますが、Z会共通テスト実戦模試は少しレベルが高いという感じですから、とても良い演習ができます。

入試よりも少し難しい問題を時間内に解く演習をしていれば、入試本番は余裕を持って解けるようになるでしょう。

少し負荷をかけてトレーニングをしたい人にとっては、Z会共通テスト実戦模試がとてもおすすめです。

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Z会共通テスト実戦模試に取り組む時期

実際の共通テストよりも少し難しいので、過去問で7割ほど取れるようになってから取り組むのがおすすめ。

共通テストの過去問であまり得点が取れない状況で、Z会共通テスト実戦模試を解いても、ほとんど理解できない可能性があります。

得点があまり取れないと、適切に復習をすることもできないので、解くだけになってしまいます。

実力に自信が無い人はZ会共通テスト実戦模試よりも先に、過去問や他の模試を解くようにしましょう。

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Z会共通テスト実戦模試の注意点

Z会共通テスト実戦模試の英語は、最新の傾向を反映していないのが難点。

共通テストの形式の問題が少ないので貴重ではありますが、傾向が古いのは少し気になりますね。

そして内容はこれまでの使いまわしが多くなっていて、既に古いバージョンを解いている人にとっては、初見の演習ができません。

6回分もの模試が収録されているので、使いまわしがあるのは仕方がない部分もありますが、初見で6回も演習ができたら素晴らしいんですけどね・・・。

既に過去のZ会共通テスト実戦模試を解いた人は、他の問題集や模試を解くことをオススメします。

知らずに新たに購入して、「かぶりが多い」というレビューをAmazonに投稿されている方は多いです。

せっかくお金を出して購入したのに、すでに解いている問題が多いという状態では、もったいないですよね。

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基礎と通常の英文解釈の技術100レベル/難易度の違い。CDの使い方

英文解釈の技術シリーズの中でも、「基礎英文解釈の技術100」と「英文解釈の技術100」の違いは良くご質問をいただきます。

基礎とついているか否かの違いだけですから、どっちを選ぶか迷ってしまいますよね。

入門英文解釈の技術70や、超入門英文解釈の技術60はそのタイトルから、比較的易しいレベルであることは想像がつくでしょう。

ここでは「基礎英文解釈の技術100と英文解釈の技術100のレベル」「効果的な使い方」の2点を、詳しく解説していきます!

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基礎と英文解釈の技術100のレベル、難易度

基礎英文解釈の技術100はタイトルに「基礎」と入っていますが、難易度はMARCHや中堅国公立レベル

河合塾の偏差値で60前後の人におすすめの参考書で、難易度は比較的高いです。

「入門だと易しすぎるし、基礎から始めよう!」という感じで、基礎英文解釈の技術100に入る人が多いのですが、取り組むためにはそれなりの実力が必要。

難しいと感じたら入門英文解釈の技術70から取り組みましょう。

 

一方で英文解釈の技術100はさらにレベルが高く、早慶や東大・京大レベル

河合塾の偏差値で65以上の人におすすめで、解釈系の参考書では最高峰の難易度。

志望校がMARCH以下の人にとっては、オーバーワークになる可能性が高いです。

和訳の難易度が相当難しい、早稲田や慶應、東大・京大などの対策のために取り組みましょう。

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基礎&英文解釈の技術100の使い方

とにかくまずは自力でじっくり訳すところから。

そう簡単には訳せない文ばかりですが、すぐに答えを見るのではなく、自力で訳を書き出すことが大切です。

そして例文に構文を書き込んで、文構造の理解も確認するようにしましょう。

難易度が高く訳しにくい英文は、文構造が複雑であるケースが多く、文構造が理解できていないと正しい訳を書き出すことができません。

 

構文まで書き終えたら、解説をじっくりと読んでいきます。

自分の訳や構文のどの部分にミスがあるのか、分析していきます。

構文を理解したうえで徹底的に黙読を繰り返して、スラスラ読めるようにしましょう。

この作業が最も大切で、何となく理解して次へ進んでいては、何の力もつきません。

 

スラスラ読めるようになったら、CDを使った音読に入ります。

相当難しい英文なので、音読の難易度はとても高く、黙読での完璧な理解は大前提です。

英文解釈の技術100まで来ると難易度がとても高く、音読には難しすぎる可能性があります。

音読をしていても難しすぎて、あまり身についている感覚が無い場合は、黙読を繰り返してください。

このレベルまで来ると音読は、大学入試レベルを超えてきて、オーバーワークになるケースが多いです。

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共通テストの英語は全部読まない?全部読むべき?解説します

共通テストの英語は時間制限が厳しく、最後まで読み終わらなくて悩んでいる人も多いでしょう。

そこでよく「共通テストの英語は全部読まなくても答えられる」なんていう噂を、耳にすることがあります。

私が受験生の時もそうでしたが、入試が近づくにつれて、そういったテクニックや裏ワザが耳に入ってくるようになりました。

受験生の方からも良くご質問をいただくので、ここでは「共通テストの英語は全部読まなくて良いのか」について、詳しく解説していきます!

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共通テストの英語は全部読まないって本当?

共通テストの英語は確かに、「設問を読んで、その答えを探す」手法である、スキミングが有効です。

長文を全部読んでから解こうとすると、問われているポイントを忘れてしまって、もう一度読み直さなければいけなくなってしまうことも珍しくありません。

こういった傾向があるため特に共通テストの英語は、「全部読まない方が良い」などと言われています。

 

しかし局所的に問われている部分だけ読んでも、前後のつながりや全体像が理解できないと、正解にたどり着けないケースがとても多いです。

もちろんピンポイントで答えが見つかることもありますから、そういった時はサッと回答できます。

一方で文脈や全体像が理解できていないと、高得点は望めないので、間違いなく全体を読むことは必要です。

テクニックだけで、局所的に一部を読めば解けるような問題ばかりだったら、共通テストの英語は試験として成立しません。

公の機関で、何人もの試験作成に精通した方々で作られる試験ですから、一部を読めば解ける問題ばかりにならないよう、注意するに決まっていますよね。

テクニックだけに頼った解き方をしている人を、あえて狙ったヒッカケ問題も良く見られます。

例えば「書いてはあるけれど、じっくり読むとそれが正解ではない」というような問題です。

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設問で問われる部分をじっくり読む

読まずに解くというテクニックは通用しないとお伝えしましたが、「設問で問われる部分を、より時間をかけて読む」ことは大切です。

共通テストの英語はご存じの通り、時間の制限が厳しいですから、全てをじっくり読んでいると間に合わない可能性があります。

なので設問に先に目を通し、「何が問われているのか」を頭に入れ、その答えを探しながら長文を読む読解法が有効です。

その部分だけを読むのではなく、「問われている部分をじっくり読む」ということです。

この読み方がマスターできれば、長文の読み直しが必要なくなり、なおかつ重要な部分は時間をかけて読めるので、正答率が上がります。

共通テストを時間内に解き終われない人も、スピードアップにつながるでしょう。

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アルティメット(参考書)の評判!vision questとの違いやレベル/難易度

ビジョンクエストアルティメットいう参考書は、とても分厚くて解説が詳しく、学校で配られることも多い良書です。

英文法のことがこれでもかというくらい詳しく書かれていて、それでいてカラーでイラストも豊富で、とても理解しやすいです。

通常の「ビジョンクエスト総合英語」と「ビジョンクエストアルティメット」の2冊があり、違いが気になっている人も多いでしょう。

白い表紙がアルティメットで、オレンジ系の表紙が通常のVisionQuest総合英語。

ここでは「ビジョンクエスト総合英語とアルティメットの違い」「参考書の難易度」について、詳しく解説していきます!

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ビジョンクエスト総合英語とアルティメットの違い

通常のビジョンクエストとアルティメットで、さほど大きな違いはありません。

ビジョンクエストの改訂版がアルティメットという感じで、ベースは変わっていないです。

少しデザインの変更や追加要素はありますが、買い替えるほどの違いではありません。

新しく購入するのであれば、アルティメットを選ぶべきですが、既にVisionQuestを持っている人は、引き続きそちらを使う形で問題ないでしょう。

参考書はビジョンクエストに限らず改定が多いですが、細かなマイナーチェンジが多く、その都度買い替えていると費用がかさんでしまいます。

 

アルティメットでは英語長文に触れる部分が追加されたことと、QRコードで該当の音声を聴き、そして解説動画が見れるようになった部分が新要素。

書店などで中身を見て、この部分に魅力を感じたら、アルティメットを買い替えるのもありですね。

参考書で勉強しながらその都度、音声を聴いたり、解説動画を見たりできるのはとても良い要素ですからね。

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ビジョンクエストアルティメットの難易度、レベル

レベルとしては高校1年生から早慶や東大・京大など、難関大学を目指す人まで幅広く学べます。

英文法のことが広く深く、とても詳しく記載されています。

「英文法の辞書」というような位置づけで。文法のことで分からないことがあったら、ビジョンクエストアルティメットを開くような使い方になります。

細かい部分まで記載されていますから、日ごろから辞書代わりに使っていくと、文法の知識がどんどん深まっていくでしょう。

早稲田や慶應などで出題される細かな知識を問う問題でも、正解できる可能性が上がります。

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英文法ファイナル問題集の難易度!難関大学編はいらない?いつから?

長い間受験生から愛用されている英文法の問題集、「英文法ファイナル問題集」。

その名の通り英文法の総演習として、効果的な問題集です。

レベルは標準編と難関編に分かれていて、どちらもランダム形式で英文法の問題を解くことが出来ます。

ネクステやVintageなど有名な問題集は、「仮定法」「比較」などと分野ごとに章が分かれていて、それがヒントになってしまっています。

例えば「これは仮定法だから、edがついてる選択肢が正解だろう」「比較だからerがついているのを選ぼう」という感じで、予想が出来てしまうんですよね。

当然ですが入試本番は、どの分野からの出題かは分からない状態で、ランダムに出題されます。

 

分野ごとにしっかりと固めたうえで、英文法ファイナル問題集を総演習として取り組むことで、実践的な力を身につけることが出来るんです。

ここでは「英文法ファイナル問題集の難易度」「いつから取り組むべきか」「そもそも必要なのか」について解説していきます!

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英文法ファイナル問題集の難易度、レベル

英文法ファイナル問題集は標準編と難関大学編に分かれています。

標準編はMARCHレベルで、偏差値50後半~60前半くらいの人におすすめ。

標準編といっても難易度は高めで、難しいと感じるような問題も多く収録されています。

 

難関編は早慶や東大・京大レベルで、偏差値が60中盤くらいの人におすすめ。

かなり難易度は高く、自力で答えられないような問題も出てきます。

 

どちらも難易度は高いので、しっかりと英文法の実力を固めてから取り組まなければいけません。

難関編はものすごく難しいですから、まずは標準編から取り組むのがおすすめです。

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英文法ファイナル問題集はいつから取り組む?

英文法ファイナル問題集に取り組む時期としては、受験する年の秋以降がおすすめ。

夏までは徹底的に、NextStageやVintageなどの問題集で、分野ごとに抜け漏れ無く学んでいきましょう。

比較や仮定法などそれぞれの分野をしっかりと理解して、問題演習にも取り組んだうえで、ランダム形式で演習するという流れです。

ここまでやりこめば入試問題で出題されても、しっかりと得点を稼げるでしょう。

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英文法ファイナル問題集は、いらない?

取り組んだ方が良いのは間違いないですが、必ず必要かと問われれば、そうではないかもしれません。

特に難関大学編はかなり難易度が高く、入試レベルを超えた問題も収録されています。

このレベルまでくれば過去問演習でより実践に近い形で演習するのも、とても効果的です。

もしくは標準編など少し易しいレベルで、徹底的に基礎を固めるのもおすすめ。

優先順位としては標準編の方が高く、余裕があれば難関大学編でさらに補強していきましょう。

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英語頻出問題総演習の難易度は早慶レベル?講師の口コミ

大学入試向けの英文法の問題集として、「英頻」はとても有名です。

その中でも「英語頻出問題総演習」は赤い表紙で、Amazonではレビューが200件を超える超人気シリーズ。

近年はNextStageやVintage、スクランブルを使う人が多いですが、英語頻出問題総演習も長く愛用されてきました。

有名なネクステなどと大きな違いはなく、英文法・語法を中心に、膨大な量の問題を演習できる問題集。

問題数がかなり多い分、解説はあまり詳しくないですが、ガンガン問題を解いて頻出の問題に慣れていくことが目的です。

ここでは「英語頻出問題総演習の口コミ」「英語頻出問題総演習の難易度」について、徹底的に解説していきます!

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英語頻出問題総演習の口コミ

英語頻出問題総演習の最も評価できる点は、「ランダム形式になっている」という部分。

ネクステなど有名な問題集は基本的に、「仮定法」「比較」「時制」などと分野ごとに分かれています。

分野ごとに抜け漏れ無く固めることはとても大切なのですが、入試ではランダムで問われます。

「比較からの出題ですよ」と教えてくれるケースは、ほぼありません。

普段は分野ごとに解いている人が、入試本番でランダム形式で出題されたときに、対応できないというケースは珍しくないです。

英語頻出問題総演習はランダム形式なので、入試での実践的な得点につながります。

NextStageなどで分野ごとに徹底的に固めてから、英語頻出問題総演習で文字通り総演習に取り組めば、英文法は相当な力が身につきます。

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英語頻出問題総演習のレベル、難易度

英語頻出問題総演習は数多くある英文法の問題集の中でも、難易度はかなり高い部類です。

早稲田や慶應、東大・京大など難関大学を目指す人におすすめ。

MARCHレベルを志望する人は、文法で9割以上稼ぎたい人が取り組むと良いですね。

基礎を固めたうえで英語頻出問題総演習に取り組めば、英文法の問題集はそれ以上必要ないでしょう。

早慶レベルの文法問題であっても、しっかりと回答できるようになります。

特に私立大学は文法問題が頻出なので、徹底的にやりこむことをオススメします。

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英語頻出問題総演習に取り組む注意点

英語頻出問題総演習は早慶レベルですが、志望校が早慶だからといって、いきなり取り組んではいけません。

問題の難易度が高いので、何となく問題を解いて答えを暗記してと、ほとんど意味のない勉強になってしまいます。

志望校のレベルに合わせて問題集を選ぶのではなく、ご自身の今の実力に合わせて、選ぶようにしてください。

志望校が早慶レベルであっても、偏差値が40であれば、高校基礎レベルの問題集から取り組まなければいけません。

1歩1歩ステップアップする以外に、成績を伸ばす方法はないです。

易しい問題集ですと、ブライトステージやエンゲージなどがおすすめです。

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藤原氏の家系図の覚え方!順番がコツ【日本史】

そもそも藤原氏とはいったい誰?

大学受験において藤原氏といえば皆さんは平安時代を思い浮かべるかと思いますが、そのルーツはもうすこし前まで遡ります。

大化の改新という出来事ご存知でしょうか。飛鳥時代、政治の主導権を乗っ取り横暴をおこなっていた蘇我氏を滅ぼしたところから始まった政治の改革です。この改革の中心人物であったのが皇族であった中大兄皇子、そしてその盟友、中臣鎌足でした。中臣鎌足が死ぬ直前、天智天皇に即位していた中大兄皇子から、中臣鎌足は名を賜ります。天皇から名を授けられることは「賜姓(しせい)」とよばれ大変な名誉とされておりました。こうして中臣鎌足は新たに「藤原鎌足」とし、自身の子孫にあとを託してこの世を去ったのでした。これが藤原氏の始祖であり、のちの奈良時代から平安時代には天皇家と大きく接近する形で政治権力を得る存在になっていきました。

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2.藤原氏の家系図を見てみよう

(引用元URL:https://www.ne.jp/asahi/koiwa/hakkei/hujiwarakeizu.htm)

上図が藤原氏の家系図です。まず一番左端にあるのが、全ての藤原氏の先祖にあたる鎌足です。その子として生まれたのが藤原不比等でした。彼は、奈良時代が始まる直前、日本初の律令である大宝律令の制定に携わるなど、多くの才を発揮した人物です。優秀であった彼の死後にはいわゆる藤原四子と呼ばれる四人の子が生まれ、奈良時代の政権争いに参入していくことになりました。四子はそれぞれ、南家、北家、式家、京家、とのちの藤原氏の分家の始祖にもなりました。

その中で平安時代に権力をもつことになったのが、北家でした。薬子の変という天皇家の争いにおいて、嵯峨天皇に加担した藤原冬嗣がそのきっかけを作ったといわれています。以降、摂政や関白など天皇に代わって政治をおこなう摂関政治を実現させながら、藤原道長頼通などのよく知られた人物まで北家の栄華は続きました。

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3.主要な人物を抑えよう!

それでは、藤原氏における主要人物をご紹介します。時代ごとに記載してあるので、順番に確認してください。

※今回は、政権に大きく関わった人物をピックアップしています。

 

【飛鳥時代】

藤原鎌足

旧姓中臣鎌足として、中大兄皇子とともに大化の改新に尽力しました。以降の藤原氏の祖先にあたる人物です。

 

藤原不比等

鎌足の子として、701年に大宝律令の編纂と制定に携わりました。のちに制定される養老律令の編纂もおこないました。

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【奈良時代】

藤原四子

不比等の四人の子どもの総称です。それぞれが藤原氏の分家の始祖となりました。ちなみに4つの分家は、南家:武智麻呂北家:房前式家:宇合京家:麻呂です。四子は妹にあたる光明子を聖武天皇の妃とすることで天皇家と急速に接近し、発言力を高めました。

 

藤原百川

権力争いの絶えなかった奈良時代の終わり頃、それまでの天武天皇系の血筋から、天智天皇系の血筋の人物である光仁天皇を新たに即位させた人物です。この光仁天皇の子にあたるのが桓武天皇となります。

 

【平安時代】

藤原冬嗣

810年、桓武天皇の子である嵯峨天皇と平城太上天皇の争いである薬子の変が起きました。この時、嵯峨天皇側につき、蔵人頭に任命されたのが冬嗣です。藤原氏は天皇家との結びつきを強める形で力を伸ばしていきました。また彼は藤原北家の出身でしたので、以降は北家の力が強大なものになりました。

 

藤原良房

冬嗣の子として、ライバルにあたる一族を政権から追放していきました。これを「他氏排斥」といいます。

良房は842年、承和の変にて伴健岑と橘逸勢を政界から追放しました。また、当時9歳であった清和天皇の摂政として実権を握ることに成功します。その後、866年の応天門の変では源信に罪をかぶせようとした伴善男を流罪とするなど、一層力を強めました。

 

藤原基経

良房の養子として次の実権を握り、当時の陽成天皇も幼少であったために摂政として力をふるいました。ですが陽成天皇と仲違いを起こし、当時55歳の光孝天皇を即位させます。これにより良房は実質的な関白の位置をも手にすることになりました。

その後の宇多天皇にも再び関白に任命されますが、この文書の内容に対して文句をつけて撤回させるなど、藤原氏の権威をみせつける出来事が起こりました。この出来事を阿衡の紛議といいます。

 

藤原時平

宇多天皇の子であった醍醐天皇は、藤原氏に頼らない親政をおこなっていました。その側近であったのが右大臣の菅原道真です。一方左大臣には時平が任命されたのですが、両社は対立することが多く、時平は道真を九州の大宰府に追いやってしまいます。これを昌泰の変といいます。

 

藤原実頼

969年、安和の変にて源高明を大宰府に左遷しました。これで藤原氏の他氏排斥は完了となり、以降は藤原北家から摂政と関白が常に就任するかたちとなっていきました。

 

藤原道長

他氏排斥が完了した後におこったのは藤原家内部でのトップ「氏の長者」争いでした。これに勝利したのが道長です。また彼は、4人の娘を天皇に嫁がせて生まれた男児を次々に天皇とするなどして天皇家との関係を強固なものにしました。母方の血筋を外戚と呼ぶので、このような方法は外戚政策とよばれました。

 

藤原頼通

道長の子として、3人の天皇にわたり、およそ50年間摂関政治をおこないました。また彼は、当時流行していた浄土教の影響から、現世に極楽浄土を模した建造物として平等院鳳凰堂を建てたことでも知られています。

絶対的な権力をもっていた頼通でしたが、天皇と天皇家に嫁がせた娘との間に男児が生まれませんでした。こうしたことから次の天皇に影響力をもつことができなくなり、藤原氏の権力は急速に低下することになりました。

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鎌田の理論化学と鎌田の有機化学、福間の無機化学の難易度と使い方!難しい?

旺文社から出版されている理科の参考書シリーズ『大学受験Doシリーズ』の人気参考書である、『鎌田の理論化学』『福間の無機化学』『鎌田の有機化学』について、使い方や難易度などを解説します。

 

<どんな参考書なのか?>

本シリーズは、丸暗記よりも効率よく知識が定着できるように工夫されています。いわゆる、網羅系参考書のジャンルになっているため、定期テストの対策から大学入試対策まで、高校化学の勉強において、ずっと役に立ってくれる参考書です。

理解をしながら勉強を進めることで、しっかりと化学の知識を身に付けることができます。

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<参考書の使い方>

主に、教科書の副教材的な使い方をおすすめします。参考書だけを使っての独学でも十分実力をつけることはできると思いますが、教科書の説明を参考書で補填しながら勉強するやり方が最も効率よく偏差値を向上させることができると思います。

また三冊とも、別冊の『最重要Point総整理』という冊子がついてきます。赤シートに対応して文字を隠したりしながら使うこともできますので、電車などの隙間時間を活用して手軽に重要箇所を確認することもできます。

収録されている問題数が若干少ないので、この参考書とは別に、問題集を用意するといいかもしれません。『化学重要問題集』は化学問題集の王道で、この問題集と参考書を組み合わせることで、難関大学への対策も対応可能だと思います。

 

<難易度はどれくらい難しいのか??>

講義パートではかなり丁寧な説明が書かれています。前述したように、教科書の説明を補填することができます。また適当な感覚で入試に必須な知識をチェックすることができるので、自分の得手不得手を確認しながら学習することもできます。

実際の入試問題がテーマごとに挟まれています。入試問題とだけあって、手ごたえのある問題ですが、該当のテーマをしっかりと学習することで、問題も解ける構成になっています。

 

三冊とも、全体的に標準ぐらいの難易度です。化学の勉強に苦手意識を持っている方はこのシリーズよりも簡単な『化学入門精講』などから学習を始めることをおすすめします。

先述した入試問題による演習の解説もかなり丁寧なので、しっかりと入門レベルに到達している方はスムーズに進めることができる難易度だと思います。

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<到達レベル>

今回紹介している参考書の知識をしっかりと身に付けることで、共通試験で7~8割の点数を取れるでしょう。併せて共通試験やセンター試験の過去問を解くことで、更に安定した実力を身に付けることができると思います。

化学系の学部や学科への進学を考えている方は、大学の二次試験の難易度によっては、よりレベルの高い問題集などで演習を重ねるようにしてください。

 

難関大学の対策には三冊とも不十分なことがあります。難関大学の受験を考えている人は、『化学の新研究』などを用いて勉強することをお勧めします!

ともあれ、今回紹介した三冊には、高校化学の基本的な内容が詰まっていますので、化学の学習の際にはぜひ使ってみてください。

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ディスコースマーカー英文読解の難易度と使用時期【MARCH~早慶東大レベル】

あまり知名度は高くないですが、好きな人はとことん好きな「ディスコースマーカー英文読解」。

英語長文を論理的に読むためにおすすめの参考書で、文章全体の理解度を上げられます。

「ディスコースマーカー」とは英語長文に印=マーカーをつけて、長文を読みやすくするテクニック。

例えば逆説は重要だからこの印、具体例はこの印というように、それぞれ印をつけていきます。

印をつけていくことで意識的に、論理的な読解をすることにもつながっていくでしょう。

ここでは「ディスコースマーカー英文読解の難易度」「使用時期」について、解説していきます!

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ディスコースマーカー英文読解の難易度、レベル

英語長文を解きながら学ぶ形式になっているので、英語長文が何題も収録されています。

長文の難易度は高く、MARCHからスタートし、上は早慶、東大・京大といったレベル。

河合塾の偏差値で言えば60は超えてこないと、長文を読み解くことが出来ません。

共通テストでいえば8割を超えてから、ディスコースマーカー英文読解に取り組んでいきましょう。

つまり共通テストの長文をスラスラ読めるくらいの読解力が無いと、その上のテクニックに進むことはできないという事です。

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ディスコースマーカー英文読解の使用時期

取り組む時期としては、受験生の夏ごろまでがおすすめ。

マーカーをつけて読解をするというのは、通常の読み方と大きく異なるため、慣れが必要になります。

そして人によっては、「マーカーをつけるようになってから、これまでと読み方が変わって、集中力や理解度が落ちた」というケースも見られます。

受験の直前に取り組んで自分のフォームを崩してしまって、そのまま入試に挑んでしまうのはリスクが高いです。

受験まで半年は余裕を持った状態で、まずはお試し感覚で取り組んでみることをオススメします。

自分に合うようであればトコトンやりこんで、合わないようであれば早く諦めるという切り替えがとても大切です。

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ディスコースマーカー英文読解の必要性

ディスコースマーカー英文読解はあくまで、長文を読解するためのテクニックの1つに過ぎません。

この参考書でテクニックを学んだからといって、早稲田や慶應など難関大学の長文が、急にスラスラ読めるようになるという事はまずないです。

また入試の英語長文を読むにあたって、ディスコースマーカーを学ぶことはマストではありません。

大半の受験生がディスコースマーカーを使わずに、長文読解を攻略しているわけですから、もちろん絶対に必要なものではないです。

参考書に取り組んでみて、必要な考え方だけ取り入れるというスタイルもおすすめです。

盲目的に「ディスコースマーカーに頼れば、長文が読めない状況を解決できるかも!」と考えすぎずに、あくまで補助的な参考書として考えてください。

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超入門英文解釈の技術60のレベルと到達偏差値。使い方と違いも

英文解釈の技術シリーズはとても有名ですが、最も新しく、使っている人があまり多くないのが「超入門英文解釈の技術60」。

他の英文解釈の技術シリーズより、持っている人が少なく情報が入ってこなくて、不安に思う人もいることでしょう。

ここでは「超入門英文解釈の技術60の難易度」「偏差値を伸ばす使い方」について、詳しく解説していきます!

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超入門英文解釈の技術60のレベル、難易度

超入門英文解釈の技術60はその名の通り超入門編で、英文解釈の技術シリーズで最も易しいです。

大学入試に向けて英語長文の読解に進む前に、易しい1文1文の英文を読むトレーニングができます。

英語長文がなかなか読めない人は、まずは1文の読解からスタートしていきましょう。

しっかりと1冊取り組んでいけば、大学入試の英語長文を読むための基礎的な土台がガッチリと固まります。

偏差値で言えば50くらいの長文が読めるようになるための、土台固めというイメージです。

これまで「なんとなく」英文を読んでしまっていた人は、英文を正確に読む方法が理解できるのでとても大きいです。

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他の英文解釈の技術シリーズとの違い

他の英文解釈の技術シリーズとは、レベルの面で大きく異なります。

入門英文解釈の技術70は共通テスト。

基礎英文解釈の技術100はMARCHや中堅国公立大学。

英文解釈の技術100は早慶や東大・京大。

 

入門英文解釈の技術70でも共通テストレベルと難易度が高いため、超入門英文解釈の技術60が出版されました。

背伸びをして難しいレベルに取り組んでも、例題がほとんど訳せない状態だと、ただ解説や答えを読むだけになってしまいます。

まずは超入門英文解釈の技術60や入門英文解釈の技術70など、ご自身が6割ほど理解できる内容から取り組んで、徐々にレベルを上げていきましょう。

早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら

 

超入門英文解釈の技術60の使い方

①例文の訳を書き出す

②SVOCや修飾部も全て構文を書き込む

③訳と構文の答え合わせをし、解説を読む

④徹底的に英文を読み込む

⑤音読する

 

大まかな流れは、上記のようになります。

自力で訳を紙に書き出して、自分が正確に訳せるかを確認します。

そしてSVOCを含めてすべての構文を書き込むことで、文構造を確認しましょう。

英文解釈の技術シリーズは構文の解説が詳しいので、構文を書き込んで確認するトレーニングを組み込むことで、大きく効果が上がります。

 

構文を理解したらまずは、徹底的に黙読で読み込んでいきます。

黙読で完ぺきに理解したら最後に、CDを使って音読。

音読は英語を発信しながら理解する形になるので、黙読よりもはるかに難易度が上がります。

黙読で完ぺきに理解してから、CDの音声をまねるイメージで音読してください。

自己流の発音での音読は、誤った発音が定着する可能性があるので、逆効果になりかねません。

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