2022年 6月 の投稿一覧

英単語帳を変えるタイミング!何冊で大学受験はOKかを講師が解説

大学入試に向けて英語の勉強をするとなると、英単語帳が当然ながら必要になりますよね。

英単語を勉強する中でわいてくる疑問は、「英単語帳、何冊取り組めば良いの?」「どのタイミングで2冊目に移ればいいの?」といったことではないでしょうか。

ここでは「英単語帳の数と、切り替えるタイミング」について、講師である私が詳しく解説していきます!

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必要な英単語帳は何冊?

何冊の英単語帳に取り組むべきかは、「選ぶ英単語帳がカバーしている範囲」と「志望校のレベル」によって変わってきます。

例えば1冊で3000語の英単語を収録しているものを勉強するなら、1冊1000語の英単語帳を3冊勉強しているのと同じことになりますよね。

また志望校が東大や京大の人と、偏差値が40台の大学を志望している人とでは、必要な単語数が異なりますから、英単語帳の数も変わってきます。

 

大まかな目安としては、下記のようになります。

・日東駒専,共通テストレベル→1~2冊

・MARCH・中堅国公立レベル→2冊

・早慶,東大京大レベル→3冊

 

取り組む英単語帳の数を減らすためには当然、「単語数が多い英単語帳を選ぶ」ことが大切です。

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カバー範囲が広い英単語帳はコレ

収録されている英単語の数が多い英単語帳として、「システム英単語Basic」や「システム英単語」、「必携英単語LEAP」「単語王」などが挙げられます。

 

・シスタンBasic→高校受験~MARCH入門

・必携英単語LEAP→高校受験~MARCH入門

・システム英単語→受験基礎~早慶入門

・単語王→共通テスト~早慶・東大京大

 

上記の英単語帳はカバーしている範囲が広いので、1冊だけで語彙力を大きく伸ばすことができます。

英単語帳の数が多くなればなるほど、1冊あたりの定着度も落ちやすくなってしまいます。

ですから収録されている語数が多い英単語帳を選んで、その1冊をしっかりと固めて、長期記憶に定着させていきましょう。

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英単語帳を変えるタイミング

1冊目から2冊目、2冊目から3冊目と英単語帳を変えるタイミング。

これは「勉強している英単語帳の全ての英単語の、重要な訳を瞬時に答えられるようになったら」です。

2冊以上の英単語帳に取り組んでいる、9割ほどの受験生が、1冊目の英単語帳が完璧になっていません。

「覚えたつもり」になってしまっていて、1冊目の英単語帳から少し難しそうな単語を出題してみると、「あれ、覚えたはずなんだけど。。」と訳が出てきません。

こういう状態では本来は、2冊目、3冊目の英単語帳に進んではいけないですよね。

 

基礎単語ほど英文の中にたくさん含まれていますし、これらが訳せなければスタートラインにも立てません。

1冊の英単語帳を完ぺきに固めて、どの単語の訳も瞬時に答えられるまでやりこんでから、次の英単語帳へと進んでください。

そして次の英単語帳に進んでも、それまでに取り組んだ英単語帳は定期的に復習をして、抜け漏れが無いようにしましょう。

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名古屋大学の英語の難易度が激難しいって本当?講師が解説

旧帝大の一角として有名で、人気がとても高い難関大学「名古屋大学」。

名古屋大学の英語の二次試験は難しいと話題になっているようですが、実際にどれくらいのレベルなのでしょうか。

講師歴10年以上で、数々の大学の過去問を解いてきた私が、実際に名古屋大学の過去問を解きながら「名大英語のレベル」について解説していきます!

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名古屋大学の英語の傾向と難易度

名古屋大学はやはり旧帝大という事で、英語の難易度は標準的な国公立大学の二次試験よりも高いです。

「英語長文」「会話」「英作文」の3つから構成されていますが、どれも難易度が高め。

全体的に記述・論述問題の比重がかなり高く、深く理解したうえで、自分の言葉でアウトプットできなければ得点をもらうことはできません。

早い時期から二次試験に向けて、記述・論述問題に慣れておかないと、対応できない可能性が高いです。

 

そして英語長文は長文の文章量が多く、そして全体的に読みづらいと感じる部分が多いです。

文構造がやや複雑で、そして長文全体のテーマも捉えづらく、「あいまいな読解」では間違いなく、内容を理解することはできません。

記述・論述問題がメインですから、あいまいな理解では当然、回答もできません。

 

ただ大学受験レベルを超えていて、対応ができない難易度かと問われれば、そんなことはないです。

考えさせる問題が多いものの、ひねった意地悪な問題は見受けられず、しっかりと勉強して試験に挑めば、合格点を確保することができます。

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名古屋大学の難しい英語の攻略のカギ

攻略のポイントとして1つ大きなものは、先ほどお伝えした通り「早い時期から記述・論述問題に取り組む」こと。

問題集を解いていると自然と、記述・論述問題も出てくるかと思いますが、どうしても難しく感じてすぐに答えを見てしまう人も多いと思います。

もしくは雑に回答を作って、解説を読んで理解した気になってしまう人もいらっしゃいます。

そうならないように記述・論述問題が出てきたら、「名大対策ができる!ラッキー!」くらいに考えて、積極的に取り組むようにしましょう。

「やっておきたい英語長文」では、記述・論述問題がとても多いので、対策にもってこいです。

 

そして英語長文も難易度が高いのですが、いきなりこのレベルを読みこなすことはできません。

まずは共通テストの英語で8割取れるようにするという目標を立てて、長文のトレーニングに取り組んでみてください。

共通テストで8割取れるようになってくると、名古屋大学の英語長文もある程度は読めるようになります。

そこから「どうすれば名古屋大学の英語長文を、しっかりと読めるようになるか」を徹底的に追い求めましょう。

差が縮まっていればゴールや対策法も見えてきますから、ここからは明確に課題をもって勉強に取り組めます。

 

英作文については自分の意見を述べる形式なので、日ごろから英作文の問題を解いて慣れておくことが大切ですね。

「主張」→「理由付け」のテンプレートはある程度決まっていますから、そこに当てはめていけばOK。

この辺りは「英作文ハイパートレーニング 自由英作文」で対策するのがおすすめです。

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ターゲットRの違い知ってる?使い方は〇〇がカギ【英文で覚える】

超有名な英単語帳のターゲットシリーズに、「英文で覚える英単語ターゲットR」という新しいタイプが出版されています。

通常のターゲットとどっちを選べばよいか、もしくは買いなおした方が良いのか、迷っている人も多いでしょう。

ここでは「通常のターゲットとターゲットRの違い」「ターゲットRの効果的な使い方」について、詳しく解説していきます!

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ターゲットとターゲットRの違い

通常のターゲットはとてもオーソドックスな形式で、単語とその訳、そしてその単語を使った例文がシンプルにまとめられています。

これぞ王道という英単語帳で、それ以外の要素はほとんどありません。

シンプルな英単語帳でサクサク覚えていきたい人には、とてもおすすめです。

 

一方でターゲットRのRは「Reading」からきていて、英語長文の中で英単語を学べる形式。

速読英単語や速読英熟語と構成は似ていて、長文の中で該当の単語が赤字になっています。

長文の中で単語を学べると、単語の実践的な使い方をイメージできるので、暗記にも効果的です。

そして長文の読解のトレーニングもできますから、一石二鳥ですよね。

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ターゲットとRどっちがおすすめ?

単刀直入にお伝えすれば、通常の英単語ターゲットがおすすめです。

というのもターゲットRは通常のターゲットに収録されている、全ての英単語が入っているわけではありません。

通常のターゲットに収録されている単語から、抜粋した単語を長文で学べるようになっています。

ですからターゲットRだけですと、覚えられる英単語の範囲が狭くなってしまいます。

どちらかしか勉強しないという事であれば、通常の英単語ターゲットに取り組みましょう。

両方取り組むという勉強法も効果的なので、これから紹介していきます!

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ターゲットRの使い方

ターゲットRに取り組むタイミングとしては、大きく2通り。

1つめは通常のターゲットを覚えながら、ターゲットRの長文を読んでいき、英単語を定着させていく方法。

多角的に英単語を覚えることで、単語の定着度を上げることができるのでとても効果的です。

 

2つ目の使い方は、英単語ターゲットを覚えきってから、ターゲットRに進むという方法。

例えば通常のターゲット1200を覚えたら、ターゲットR1200へと進んでいきます。

覚えた英単語をさらに定着させつつ、長文の中で使い方をしっかりと学ぶことができます。

既に単語を覚えているので、先に訳を見ずに自力で訳すことができるでしょう。

長文のトレーニングとしてもとても効果的なので、こちらの使い方もおすすめです。

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横浜国立大学の英語の難易度を暴露。横国対策はこの参考書!

横浜にある難関国立大学として有名な、横浜国立大学。

早稲田や慶應などを蹴って進学する人もいるほど、とても人気の大学です。

ここでは「横浜国立大学の英語の難易度」「対策法」「おすすめの参考書」について詳しく解説していきます!

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横浜国立大学の英語の傾向と難易度

英語の難易度は国公立大学の中では標準的で、特段に難しいという印象はありません。

記述・論述問題が多いのが特徴で、パッと見は難しく感じるかもしれませんが、英語の難易度や設問のレベルそのものは標準的です。

会話問題も出題されていますが、こちらも内容や語彙のレベルともに標準的で、特別に会話に向けてたくさんの対策をしなければいけない形式ではありません。

全体的に「英語長文を読ませる」割合がとても高いので、長文が読めることは大前提になります。

長文の読解が苦手な人にとっては、ほとんど内容を理解できず、苦戦してしまう可能性が高いでしょう。

 

自由英作文が出題されていますが、近年は手紙(メール)を書く形式が頻出。

こちらも形式に合わせてある程度の対策は必要ではありますが、そこまで時間がかかるものでもないでしょう。

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横浜国立大学の英語の対策用参考書

 

英語長文

横国の英語の対策として最も重要なのは、配点が高い英語長文ですよね。

まずは読めることが大前提になりますから、「英語長文ポラリス2」くらいのレベルはしっかりと理解できるように鍛えていきましょう。

ポラリスシリーズはとても解説が詳しく、取り組んでいくと読解力を伸ばしていくことができます。

ポラリス2がスラスラ読めるレベルまで到達すれば、横国の英語長文も理解できるようになります。

記述・論述問題の演習には、「やっておきたい英語長文」がおすすめ。

国公立大学で頻出の記述・論述問題を、実践的に演習することができます。

横国レベルですとやっておきたい英語長文500と、やっておきたい英語長文700の両方に取り組めると良いですね。

 

自由英作文

自由英作文はメール形式ですが、まずは自力でまとまった英文を書く力を養う必要があります。

まずは「英作文ハイパートレーニング 和文英訳編」の方で1文1文の英文から書けるようにしましょう。

1文1文の英文を正しく賭けない事には、まとまった英文を書くことはできませんからね。

 

英文が書けるようになったら次は、自由英作文に入っていきましょう。

「英作文ハイパートレーニング 自由英作文編」がおすすめ。

横国で頻出のメール形式の問題も演習できるようになっていますし、様々な形式でアウトプットできます。

自分でペンを使って英文を書く作業を繰り返していくことで、苦手意識も飛んでいきます。

 

メールの定型表現はある程度覚えておいた方が対応しやすいので、インターネットで検索して、ノートにまとめておきましょう。

特に書き出しと締めの部分は覚えておかないと、正しい形で書くことができないので、暗記が必須です。

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神奈川大学(神大)給費生の合格ラインは何割?難易度と偏差値を暴露

神奈川大学(神大)の給費生試験は、首都圏の高校生であれば検討している人も多いでしょう。

一般的な入試と制度や特徴が大きく異なるため、不安に感じるかもしれません。

そんな皆様のために、ここでは「神奈川大学給費生の概要」「合格ラインやレベル」について、講師である私が詳しく解説していきます!

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神奈川大学の給費生試験の概要

神奈川大学の給費生試験はその名の通り、「給費生」が選抜される試験。

給費生となると初年度は、入学金と委託徴収金を除いて、その他の学費が無料になります。

そして4年間もの期間、文系学部は100万円、理工系学部は130万円が毎年給付されます。

これだけでもものすごく大きいですが、加えて実家以外から学校に通う生徒には、年間70万円の生活補助金が4年間の間支給されます。

これらの奨学金は返済が不要であるため、学生の負担もありません。

 

一方で給費生試験では給費生の得点に到達しなくても、「一般入試免除」という形の合格もあります。

学費の免除などはありませんが、一般入試を受験せずに進学できる、一般入試で合格した人と同じ条件が与えられます。

早い時期に一般入試免除を確保できれば、滑り止めが確保できますから、神奈川大学よりも志望度が低い大学は受験する必要が無くなります。

ただ入学金の入金の締め切りは早いので、基本的に他の大学に進学することになると、二重で入学金を納めなければいけなくなってしまいます。

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神奈川大学の給費生試験のレベル

合格の水準という点で見ますと、時期が早ければ早いほど滑り止めで受験する人が多くなりますので、一般入試よりは合格の難易度が上がります。

合格の難易度が1ランク上がるイメージで、一般合格は日東駒専レベル、給費生合格はMARCHの看板レベルというイメージ。

つまり河合塾の偏差値で言えば、一般免除が偏差値53、給費生合格は65ほどが目安になってきます。

 

試験のレベルは比較的易しく、基礎・基本的な問題が多くなっています。

一般入試のMARCHや早慶と比べると明らかに難易度は易しく、日東駒専と同等くらいでしょうか。

合格の水準は一般免除ですと7割5分ほど、給費生ですと9割以上とされています。

 

「易しい問題をいかにミスなく、しっかりと回答できるか」がとても重要です。

応用的な問題はほとんど出題されておらず、基礎・標準の問題をミスなく回答できれば、高得点を狙えます。

「給費生で合格したいから、圧倒的な力をつけよう!」と焦って、難しい問題集や参考書でいくら対策をしても、基礎が固まっていなければ得点を稼ぐことはできません。

まずは日東駒専に合格できるように基礎を固めて、一般免除の水準の75%をクリアする。

そこからどうすれば90%を超えられるかを考えて、さらに対策を重ねていきましょう。

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法政大学のT日程の難易度は難しい?レベルはA日程とどっちが高い?

法政大学にはオーソドックスなA日程に加えて、T日程という入試方式が用意されています。

大学入試は色々な方式があって、複雑で分からないことも多いですよね。

ここでは「T日程とA日程の違い」「どっちが難しいか」について解説していきます!

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法政のT日程とA日程の違い

法政大学のT日程は他の大学でいうところの、「全学部入試」

1つの試験の受験で、複数の学部に出願することができます。

入試の時期はA日程よりも早く、法政大学を滑り止めとして受験する層も多いです。

 

一方でA日程は個別入試で、メインの入試方式になります。

日程によって試験の傾向が異なり、1回の受験で1つの学科の受験となります。

入試の形式がそれぞれ異なりますから、しっかりと対策しておかなければいけません。

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T日程とA日程はどっちが難しい?

T日程は理系は英語と数学のみ、文系は英語は必須で、もう1教科が数学か国語を選択できるようになっています。

2教科での受験が可能ですし、文系なのに古文や漢文が出題されないという点が大きな特徴。

一方で合格の難易度でいえば、T日程の方が難しくなります。

日程が早ければ早いほど、滑り止めで受験する人が多くなるので、受験者のレベルが高くなります。

これは法政大学に限らず、他の大学の全学部日程にも言えることです。

法政大学になんとか合格したいという人は、T日程よりもA日程での合格を目指しましょう。

 

2教科で文系は特に古文や漢文が無いと聞くと、簡単に合格できると感じるかもしれません。

しかし教科の数が少ないのは他の受験生も同じで、2教科に集中するからこそ、合格最低点の水準も上がってしまいます。

基本的には教科数が増えれば増えるほど、そして日程が遅くなればなるほど、合格の難易度そのものは下がっていきます。

ですから2教科で日程が早いT日程は、A日程よりも合格の難易度がそれなりに高くなります。

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迷ったら両方受ければOK

どちらを受験しようか迷ったら、どちらも受けておけば間違いありません。

私の知り合いでもA日程では落ちたけれど、T日程では合格したという人もいました。

ただT日程の方が入試の時期が早い分、入学金の入金の締め切りも早くなります。

なのでT日程で合格して入金、そして他の大学の個別日程でも合格して、そちらに進学するとなると、入学金を二重で納めなければいけないケースがあります。

この辺りは入金のスケジュールをしっかりと確認したうえで、受験をするようにしましょう。

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TEAPと英検準一級どっちが難しいか比較!違いを講師が語る

大学入試の制度が大きく変わり、TEAPや英検といった4技能試験の受験も重要視されるようになりました。

例えば立教大学ではTEAPや英検などの受験をする人がかなり多くなりましたし、他の大学でも「英検利用」などを採用しているケースも珍しくありません。

新しい制度で情報もあまり入ってこないので、英検とTEAPの難易度の違いや、そもそもの試験の違いが分からない人も多いと思います。

ここでは講師である私が、「TEAPと英検の違い」「レベルの差」について、詳しく解説していきます!

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TEAPと英検の違い

英検は5級から1級まで数多くの級があり、自分の英語力に合わせて受ける級を選ぶことができます。

中学生でも英検5級は合格するのはさほど難しい事ではないですし、一方で英検1級となるとTOEIC900点よりも大きく難易度が上がり、とても難しいです。

初級者から上級者まで、級を選んで受験できるのが英検という認識を持っていただければOKです。

そしてスコアもありますが、「合格・不合格」という結果が明確に表れます。

 

TEAPは1つの試験で、対象者は基本的に高校生になります。

高校1,2年生だと少し難しいと思いますが、英語をしっかりと勉強していれば、解ける問題もかなり多いでしょう。

英検は「合格・不合格」という指標がありますが、TEAPはスコアのみ。

各大学によってTEAPの基準スコアが用意されているので、それを目標にしていきましょう。

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TEAPと英検どっちが難しい?

TEAPの難易度は英検2級よりは明らかに難しく、高校生だと相当難しく感じるでしょう。

一方で英検準一級と比較すると、少し易しく、基礎問題も多く収録されています。

英検は同じ級の問題が大体、全て同じ難易度なのですが、TEAPは難問と基礎問題がどちらも出題されます。

なので単純な比較は難しいですが、総合的に考えると二級と準一級の間くらいの難易度でしょうか。

 

英検準一級もTEAPも、リーディングは大学入試の延長で対応することができます。

一方でリスニングやライティング、スピーキングは4技能試験に向けてみっちりと対策しなければ、0点に近い点数を取ってしまう可能性があります。

特段にリーディングに比べて難易度が高いわけではないのですが、スピーキングやライティング、リスニングは対策がおろそかになりがちで、リーディングよりも学習量が極端に少ない人が多いです。

こうなってしまうとTEAPや英検などが、とても難しく感じてしまうでしょう。

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英検とTEAPどっちを受けるべき?

どっちを受けるのが良いという事はないですが、英検の方が採用している大学が多いのは間違いないです。

ご自身が志望している大学の公式HPを必ずチェックしたうえで、どちらの試験を受けるか決めるのが良いでしょう。

ただTEAPと英検で日ごろの勉強が変わるわけではないですし、きちんと4技能をバランス良く伸ばしていくことを意識して、勉強に取り組んでください。

日ごろから4技能をしっかりと鍛えられていれば、試験前にTEAPや英検の対策をすればそれだけで、対応することができるでしょう。

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合格英熟語300のレベルを講師が解説。日東駒専と共通テストまで?

マイナーであまり知られていませんが、「合格英熟語300」という英熟語帳をご存じでしょうか。

その名の通り300語のみ、重要な英熟語に絞ってまとめられている英熟語帳。

問題形式になっていて、問題の中で英熟語を覚える形になっているので、実践の得点につながりやすいです。

入試本番では英熟語の前置詞を埋めさせるなど、問題で直接問われるケースが珍しくありません。

訳を覚えているだけでは、回答できないケースも多いですから、実践的に覚えられるのはとても効果的。

講師の私もとてもおすすめの合格英熟語300ですが、ここでは「レベル」について詳しく解説していきます!

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合格英熟語300のレベル

合格英熟語300は重要な英熟語300語のみという事で、到達レベルはそこまで高いものではありません。

早稲田や慶應、東大・京大までカバーできるかと問われれば、それは厳しいですね。

ただ日東駒専レベルであれば、合格点を十分確保できる範囲まではカバーできます。

到達レベルは人にもよりますが、合格英熟語300のみで英熟語を勉強して、MARCHに合格した人も私は見てきました。

共通テストで8割以上、MARCHで合格点というレベルであれば、合格英熟語300までで対応できる人も少なからずいらっしゃるという事です。

この辺りは応用力、対応力も関わってくるので何とも言えませんが、それだけの重要な熟語が収録されていることは間違いありません。

 

速読英熟語や英熟語ターゲットは700-800語ほど、解体英熟語は1000語ほどですから、到達レベルで言えばこれらの有名な英熟語帳の方が上ではあります。

ほとんどの有目な英熟語帳が、かなり収録されている熟語数が多い中で、重要な300語だけに絞っているというのは、とても珍しいタイプですね。

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1冊目の英熟語帳としておすすめ

早慶やマーチを目指す人であっても、1冊目の英熟語帳として合格英熟語300を勉強するのはとてもおすすめ。

まず重要な熟語をしっかりと覚えられるので、最低限の熟語力を身につけられます。

膨大な量の熟語を広く勉強して、うろ覚えになってしまうのであれば、まずは合格英熟語300を完ぺきに固めていきましょう。

それから速読英熟語や英熟語ターゲット1000、解体英熟語などへステップアップしていけば、早慶や東大・京大といった難関大学の英熟語もカバーできます。

たった300語覚えるだけで、得点を大きく底上げすることができますから、合格英熟語300はとてもおすすめです。

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大学受験は何を勉強すればいい?何から始めるべき?

大学受験が少しずつ近づくにつれて、受験に向けて勉強に取り組もうという意気込みも強くなってくるでしょう。

一方で「やる気が出たのはいいけれど、何から始めたらよいか分からない」という人も多いと思います。

参考書の数も本当にたくさんありますし、教科も複数ありますからね。

せっかくやる気が出ても、何をすればよいのか悩んでいる間に、モチベーションが下がってしまうこともあるでしょう。

ここでは「大学受験に向けて、何から勉強するべきか」を、講師歴10年以上の私が詳しく解説していきます!

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大学受験は何から始めるべきか

大学入試に向けて勉強を始める際、多くの人が英単語からスタートしていきます。

これは「英語が重要」と言われていることと、「一番やりやすい勉強」であるからでしょう。

英語が重要であることは多くの人が知っていて、英単語を勉強しなければいけないことも誰しもが理解しています。

そして英単語は覚えれば良いだけなので、一番取っつきやすいし、勉強法も分かりやすいからこそ、英単語から勉強し始める人がとても多いです。

 

もちろん誤った勉強法ではないのですが、「英単語が特別に他の勉強よりもずっと重要」という事はありません。

というのも大学入試では、受験する教科全てが合否に直結しますし、英語を1つとっても単語だけでなく、文法や長文の勉強も同様にとても大切です。

優先順位はあるにしても、「これが絶対に重要で優先」と決めて、勉強に取り組んでいくことはおすすめしません。

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全てをバランスよく進めよう

勉強の計画を立てる際には、「受験に必要な教科をバランスよく取り組む」ことを意識してください。

それに加えて、入試での配点や自分の苦手などを考慮したうえで、バランスを調整していきます。

「全ての教科にきちんと取り組んでいく」のは大前提で、勉強時間や量を調整していくだけです。

これはとりあえず勉強して、これは後回しにするといった、極端なスケジュールの立て方は危険です。

 

後回しにした教科や科目が、後でスムーズに伸びる保証はないですから、「あれ、意外とうまく進まない」となったときに、残りの期間が短いと取り返しがつかなくなってしまいます。

そして受験が近づけば近づくほど、実践的な勉強にシフトしていかなければいけないのに、後回しにした部分の勉強に多くの時間を費やさなければいけなくなる可能性もあります。

勉強のスタート時が最も余裕がある時期ですから、その時期から受験が近づいたときのことまで考えたうえで、全教科をバランスよく取り組む計画を立てていきましょう。

 

どの教科もいずれは勉強しなければいけないのですから、あえて後回しにするメリットは1つもありません。

精神的に「教科を絞った方が楽」という気持ちから、後回しにしたいという発想につながっていると思いますので、短期的な視点ではなく、長期的に計画を立てるようにしましょう。

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【青本とは】赤本の違いを講師が解説。どっちを選ぶべきか

大学入試に向けて勉強をするうえで、過去問演習はもちろん必須ですよね。

過去問と言えば「赤本」が有名ですが、「青本」と呼ばれるものがあることもご存じでしょうか。

赤本は表紙が赤ですが、青本はその名の通り表紙が青色です。

定番の赤本と比較して、青本はどう違うのか、疑問に思っている人も多いと思います。

ここでは「赤本と青本の違い」「どっちがおすすめか」について、講師歴10年以上の私が解説していきます!

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赤本と青本の違い

赤本と青本はそもそも、出版社が異なります。

赤本は「数学社」、青本は「駿台文庫」から出版されています。

出版社が異なるという事は当然、中身も変わってきます。

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赤本と青本のメリット

赤本の一番のメリットは、「カバーしている大学の範囲が広い」こと。

ほとんどの大学の過去問を出版していて、自分が志望している大学だけでなく、併願校の過去問も手に入れることができるでしょう。

 

青本のメリットは駿台文庫から出版されていることもあり、「解説の質が高い」という点。

解説のボリューム自体はさほど多くはないのですが、解説者がしっかりとした講師の方と言われていて、クオリティが高い印象を受けます。

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赤本と青本のデメリット

赤本のデメリットは解説の質が、青本よりもやや低い事。

インターネット上では「解説が適当すぎる」といったコメントを、見かけることも珍しくありません。

赤本はどういった人が解説を執筆しているか、公開されていませんから、この辺りは懸念点となります。

 

青本のデメリットはやはり、赤本と比較して「カバーしている大学が少ない」という点。

私立大学は早稲田大学と慶應義塾大学しか、青本が出版されていません。

国公立大学も旧帝大など難関大学のみで、かなり大学の種類が少ないです。

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赤本と青本どっちがおすすめ?

解説が詳しいので基本的には、青本をオススメしています。

ただ志望校や併願校で青本が出版されていない場合もあると思いますので、そういった場合はカバー範囲が広い赤本で対応しましょう。

「青本があれば青本、なければ赤本」という選び方で、問題ないですね。

 

ただすでに赤本を持っている人は、わざわざ青本を買いなおす必要はないと思います。

青本とはいえ参考書と比較すれば、解説はかなり雑と言わざるを得ません。

あくまで赤本や青本は、「演習用」であり、解説を通して深く理解する、参考書や問題集とは目的が異なります。

 

良く「赤本の解説が雑すぎる」といったコメントを見かけますが、赤本の解説くらいの量で、自力で理解できることが前提で作られています。

赤本や青本の演習に入る前に、参考書や問題集でしっかりと勉強を重ねて、実力を磨いてから過去問演習に入っていきましょう。