未分類

英語長文のテオリアの難易度はMARCH~早慶レベル!使い方と評価

筆者は一浪で東京都立大学、明治大学などに合格した者です。 

この記事では「現代文解釈の基礎」について、徹底的に解説します! 

 

英語長文のテオリアとは 

・概要:英語長文の問題集 

・著者、出版社:倉林秀男、石原健志(Z会) 

・レベル:難関私立大学(MARCH・関関同立)、最難関私立大学(早慶) 

・構成:長文を読む際につまずきやすい英文法について確認した後に、実際の英文でどのように運用されているかを体感しながら学習する。 

・評価や評判:文法の解説が丁寧という口コミが多く、各サイトのレビューでは平均星4以上を獲得している。 

早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら

 

英文解釈のテオリアとの違い 

「英語長文のテオリア」は「英文解釈のテオリア」の後に、同じ著者によって出版されています。両書は、英文法が実際の英文においてどのように使われ、それによって書き手は文章にどのようなメッセージを込めているかを読み解く、というコンセプトを同じくしています。 

「英文解釈のテオリア」が比較的短い英文を使って純粋な英文解釈に重点をおいているのに対して、本書「英語長文のテオリア」は長い文章を取り扱っているので、英文解釈と長文問題演習の両方の性格を備えていると言えるでしょう。 

早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら

 

英語長文のテオリアの使い方、勉強法 

本書は英文法のポイントを確認した後に、その文法が実際に用いられている文章を読んで問題を解く、という流れになっています。英文法の側面から長文読解にアプローチするスタイルのため、なんとなくで長文を読んでしまっている受験生におすすめです。 

 

この参考書に取り組む際には、つまずきやすい英文法やそのポイントについての解説を熟読して理解しておき、長文を読みながら意識するように心がけましょう。特に、その英文法がどの箇所で使われていて、書き手にどのような意図や狙いがあるのかに注目すると良いでしょう。 

 

本書は通常の英語長文問題集とは異なり、文法の観点からより文章の細部に着目して理解を深める読み方を学習することになります。ざっと長文を一読して、おおよその趣旨を掴み答えを導き出すにとどまらず、しっかりと噛み砕くように一文を丁寧に読み込むことで、正確な読解力を身につけることができるでしょう。 

本書は入試問題のみならず、エッセイや文学作品を取り扱っているため、受験英語の枠に縛られない参考書と言えるでしょう。「活きた文章」を読むことを通じて、英語の深みや楽しさを味わいたい意欲的な受験生であれば、本書にチャレンジする意味は大いにあると思います。 

また、CDは付属していないものの音声を無料でダウンロードすることができるので、復習とリスニングの学習を兼ねて聴くようにすると良いでしょう。できれば音声を参照しながら自分で声に出して読んでみると、英文のリズム感を掴みながら発音・アクセントもまとめて勉強できるのでおすすめです。 

 

本書はMARCHや関関同立といった難関私立大学、あるいは早慶を目指す受験生向けの問題集です。難易度的には共通試験レベルよりやや難しいので、共通試験の問題で8割程度は安定して取れるようになってから取り組むと良いでしょう。 

早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら

 

英語長文のテオリアが終わったら次は 

本書の学習を終えたら、次は制限時間内に長文を読み解く学習にステップアップしていきましょう。別の長文の問題集に取り組む、あるいは志望校の過去問演習の段階に入っても良いでしょう。 

本書をしっかりと理解し吸収できていれば英文法でつまずくことはなく、難解な文章でも時間をかけて熟読すれば趣旨や意味を読み取ることができるはずです。ただし、受験英語ではスピーディな読解を求められる傾向があるため、速読の学習が不可欠となります。 

 

速読とは言っても、やることは変わりません。これまで意識的かつ丁寧にやっていた読解作業を、無意識にやれるように訓練を重ねるだけです。スポーツに例えれば、これまではいわばフォームを固める段階で、ここからは練習試合や実践的な練習で試していくフェーズになります。 

制限時間内に完璧な回答を作ることは、よほど実力がない限り難しく、いかに合格点を拾っていくか、という練習を行う必要があります。じっくりと取り組んで満点を目指す練習から、時間配分の感覚や難問を見極める選球眼を養っていく練習に切り替えていきましょう。 

ぐんぐん読める英語長文Basic/Standard/Advanced各レベルの難易度と評価

私は受験生の時に偏差値40前半で浪人し、1年で偏差値を30上げて早稲田大学に合格したものです!

この記事では私が大学受験の時に使用した「ぐんぐん読める英語長文」について紹介します。

早速ですが、皆さんは英語は得意ですか?それとも苦手ですか?

苦手と答えたそこのあなた!英語が苦手だと感じるのはなぜですか?

答えは明白です。

それは「長文読解」が得意ではないからです。

多くの人が長文が読めず問題が解けないことが原因で英語を苦手になっています。

 

しかし、受験英語を突破するには長文は避けて通れません。

なぜなら、共通テスト・国立2次試験・私大どの試験でも長文が得点の大半を占めているからです。

ここまで聞いた皆さんの中にはこう感じる方もいらっしゃるでしょう。

「それなら英語長文の勉強方法を教えてよ!」と。

英語の苦手を克服するために長文の勉強するものの、いまいち勉強法がわからず、得点が伸び悩んでいる人もいるはず、、

そこで「ぐんぐん読める英語長文」の出番です。

 

本書を通じて、長文の読み方を身につけて得点アップを狙いましょう!

それでは本書の解説を始めていきます。

早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら

 

「ぐんぐん読める英語長文」とは?簡単に紹介!

ネットの評判や口コミでは以下の概要が紹介されています。

・概要:「正しく考え、正しく読む」ことをモットーに英文を正しく読むことに必要な知識や考え方を養う。

・著者・出版社:山添玉基(教学社)

・レベル、偏差値:基礎レベル(基礎固め)〜難関国立大、難関私大

・CDや音声の有無:音声のダウンロードが可能。再生スピードを4段階で変更可能。※付属のQRコードからアクセスできる専用サイトでは読解速度を計測することも可能。

 

ネットのレビューでは「何から始めれば良いかわからに人におすすめ!」や「受験英語の基礎固めにやっておいて損はない」といった声が多く寄せられており、評価も高い印象です。

本書では、自分がどのくらい英語を理解できているか、どのくらいのスピードで英語を読むことができているか現状を把握できる仕組みがあります。

また、本書で使用されている英文はなんと「原典」を使用しているのです。

通常、大学試験では出題者が受験生のレベルに応じて一部書き換えることがあります。

しかし、本書では原典そのままの文章を各問題に利用しています。

受験英語に止まらず、英語本来の面白さを味わって欲しいという著者の思いが伝わってきます。

早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら

 

「ぐんぐん読める英語長文」難易度によって3種類の教材があり!

本シリーズはレベル別に3つの本で構成されています。

 

⑴「ぐんぐん読める英語長文 BASIC」

まずはBASICについてです。

BASICのレベルは英語基礎〜共通テストレベルと言えるでしょう。

そのため英文読解の基礎を固めて、苦手を克服したい人におすすめです。

比較的優しめの長文が掲載されており、読解をするにあたって何が足りていないか把握することができます。

 

⑵「ぐんぐん読める英語長文 STANDARD」

次にSTANDARDについてです。

STANDARDのレベルは国立大学(地方有名国立大学)難関私大(MARCH、関関同立)と言えるでしょう。

国公立の2次試験に対応できる標準的な長文が掲載されています。

BASICから始められた皆さんにとっては少し難しいと感じられるかもしれません。

しかし、本書の最大の特徴である「丁寧な解説」を通じて、わからない部分や曖昧な部分を一つずつ解消していきましょう。

早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら

 

⑶「ぐんぐん読める英語長文 ADVANCED」

最後にADVANCEDについてです。

ADVANCEDのレベルは最難関国公立大学(旧帝大)、最難関私大(早慶)といえるでしょう。

ADVANCEDは入試が直近に迫り、志望校も明確に見えてきた段階で取り組むことをおすすめします。

あくまで共通テストや基礎固めが優先です。

勉強計画や進捗状況と相談して利用するかどうか決めましょう。

早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら

 

 「やっておきたい英語長文」「ハイパートレーニング」「ポラリス」との違い

ここでは、「ぐんぐん読める英語長文」と同じようなレベル別に分かれている問題集の特徴について説明します。

それぞれの特徴を把握した上で、状況にあった適切なものを選びましょう。

 

⑴やっておきたい英語長文シリーズ

●やっておきたい英語シリーズの概要

やっておきたい英語長文シリーズは河合塾が出版している問題集です。

このシリーズでは300、500、700、1000の4つのレベルに分かれており、各数字は長文の文字数となっています。

それぞれのレベルの目安は以下の通りです。

 

300:入試基礎〜共通テストレベル

500:MARCHレベル

700:難関国公立、早慶レベル

1000:最難関国公立、早慶レベル

700で難関大の対策まで十分カバーできます。

1000は、英語の試験が特に難しい大学や比較的長い文章が出題される大学を受ける方は、取り組んでも良いかもしれません。

早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら

 

●ぐんぐん読める英語長文との違い

「やっておきたい英語長文」は英語の構造の解説がなかったり、音声CDがない点が「ぐんぐん読める英語長文」とは最も大きく異なる点です。

多くの英語長文に触れたい方や、長文を読むための基礎ができている方(例えば、構造分析など)は「やっておきたい英語長文」も適しているでしょう。

 

⑵英語長文ハイパートレーニング

●英語長文ハイパートレーニングの概要

「英語長文ハイパートレーニング」はレベル1からレベル3で構成される3冊シリーズです。

各レベルは以下の通りです。

 

レベル1:難関高校入試レベル

レベル2:共通テスト〜私立中堅大

レベル3:難関私大〜早慶レベル

「英語長文ハイパートレーニング」は長文演習の演習用教材です。

レベル1とレベル2の間では問題集の内容としてかなりレベル差があります。

そのためレベル1は基礎に不安ある方や受験期がまだ先の高校1年生や2年生の前半に終わらせておくと良いでしょう。

 

●ぐんぐん読める英語長文との違い

「英語長文ハイパートレーニング」の特徴として英文構造の解説がとても詳しいことが挙げられます。

そのため、英文和訳が得意ではない人や一文一文の解釈を丁寧に行いたい人にはおすすめです。

そのため、「英語長文ハイパートレーニング」は英文解釈に特化して勉強できる点で「ぐんぐん読める英語長文」と並行して利用しても良いかもしれません。

また「ぐんぐん読める英語長文」同様に、音声CDがついているため、文章構造の把握と同時に、速読力やリスニング力を鍛えましょう。

早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら

 

⑶英語長文ポラリスシリーズ

英語長文ポラリスシリーズは最近の入試問題を分析し、厳選された問題が記載されています。

それぞれ12問が収録されています。

本シリーズは3つのレベルから構成されています。

 

英語長文ポラリス1(標準レベル):高校基礎から私大レベル

英語長文ポラリス2(応用レベル):中堅私大レベル(日東駒専、産近甲龍)

英語長文ポラリス3(発展レベル):国公立2次試験、難関私大レベル(MARCH、関関同立)

本シリーズでは解説がとてもシンプルでわかりやすいため、英語が得意ではない受験生は取り組むことをおすすめします。

早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら

 

●ぐんぐん読める英語長文との違い

「ぐんぐん読める英語長文」との違いは、問題のレベルが全体的に高い点です。

使ってみたいと考えている受験生は、少し問題を解いてみて、自身のレベルに合っているか判断すると良いでしょう。

そのため基礎を固めを優先したい方にとっては「ぐんぐん読める英語長文」がおすすめです。

また「英語長文ポラリスシリーズ」にも白文が用意されているので、繰り返し、音読や、本文読解に利用すると良いでしょう。

その際に、音声CDを使ったシャドーイングやディクテーションもお忘れ無く。

早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら

 

「ぐんぐん読める英語長文」の使い方、進め方

では「ぐんぐん読める英語長文」を使って勉強を始めてみましょう。

シリーズ共通で以下のステップで進めるのがおすすめです!

 

⑴単語・熟語の確認

長文を読むに当たって、単語や語句を覚えておくことはマストです。

まずは本文に登場する語句の確認を行いましょう。

あくまでご自身が利用されている単語帳に掲載されているレベルの語句が列挙されているので、「単語には自信があるぞ!」といった方は飛ばして大丈夫です。

 

⑵本文の精読と時間を計測

本文を読んでいきます。

同時に読解にかかった時間を計測します。

本文を読みながら理解できなかった所にマークをつけておきましょう。

また、本文の理解を助けるためにメモをするのもおすすめです。

パラグラフごとや文節ごとにメモを残しておくことで、後から問題を解く時に理解の手助けをしてくれます。

ただし、この段階での目的は本文を読むことです。

詳細にメモするのはやめましょう。

早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら

 

⑶本文の理解度をチェック

内容理解を問う設問に回答します。

穴埋め形式なので、本文を見返さずにまずは覚えている範囲で解いてみましょう。

その時に本文読解で残したメモの閲覧は可能です。

初見でどれだけ理解できているか力試しをします。 

 

⑷理解できなかった箇所をチェック

本文読解で確認できなかった箇所を確認していきます。

解説を通じて理解が曖昧だった点を確認し、100%理解した状態を目指しましょう。

早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら

 

⑸音声を利用して音読

本書ではネイティブの音声をダウンロードできます。

音声を聴きながら、声に出して英文を読んでみましょう。

単に音読するだけではなくディクテーションやシャドーイングをするのがおすすめです。

また本書の特徴として、音声の再生スピードを4段階で調整できます。

 

最初は一語一語が聞き取れるスピードで。

慣れてきたら早いスピードで内容理解に努めましょう。

何度も発音したりリスニングに取り組むことが英語上達の近道です。

 

⑸実践問題で演習

入試問題さながらの設問を問いていきます。

この段階になるまでに英文の内容は完全に理解できている状態になっているはずです。

そのため、英文の内容をどれだけ正確に解答に反映できるか意識しましょう。

和訳の精度はもちろん、設問で聞かれていることに対して正しく答えること。

実はこれが簡単なようで一番難しいことなのです。

設問をしっかりと読み、出題者が何を聞いているのか把握した上で、解答を作成しましょう。

古文ヤマのヤマの難易度は共通テストレベル?使い方・勉強法

この記事では、古文の参考書「古文ヤマのヤマ」について、現役予備校講師で私立進学校の国語科教科リーダーを務めた私が、その特徴、効率のよい使い方など、徹底的に解説をしていきます。

 

「古文ヤマのヤマ」とは?

・概要:大学入試古文に必要最低限の知識を効率よく学べる参考書兼ドリル

・著者、出版社:三羽邦美(東進ハイスクール講師)、学研プラス

・目安となるレベル、偏差値:共通テスト、中堅私立大学の基礎固め(偏差値45程度まで)

・問題数:44題

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

「古文ヤマのヤマ」のレベル、難易度

「古文ヤマのヤマ」は古文を苦手としている生徒これから大学受験の古文の勉強を始めようと思っている生徒に向けた参考書兼ドリルになっています。

厳選された文法事項を短期間で集中的に学ぶという構成になっており、また暗記するだけではなく、覚えた知識を活用できるドリル形式の問題も各章ごとに付属しています。

従来の参考書・問題集では「入試に頻出の最重要事項」、「余裕があったら覚えておきたい事項」、「最難関大学を受験する人だけ学ぶべき事項」といった学習の濃淡をつけることが困難でしたが、この「古文ヤマのヤマ」は「入試に頻出の最重要事項」にフォーカスを当てて、無駄なく効率的に、言い換えれば勉強しすぎることのないように構成されています

そのため、古文に苦手意識のある人や、これから古文を勉強しようと思っている人にとって、非常に手に取りやすいと評判の参考書となっています。

内容面だけでなく、古文が嫌いな人にもとっつきやすいカラフルなレイアウトも評価が高く、口コミでも「継続して取り組みやすい」「勉強のやる気がなくなりにくい」との声が多数でした。

 

ただし、「古文ヤマのヤマ」はあくまで「入試に頻出の最重要事項」を取り扱った参考書であり、文法についての内容が中心となっているため、読解の練習や、志望校によっては難易度の高い文法事項を追加で学ぶ必要がでてきます。

実際に利用した受験生の中には、東大をはじめとした難関大学を受験する第一歩として本書を利用したというレビューもありました。

共通テストや日東駒専といった中堅私大に向けた古典学習の第一歩として取り組むべき参考書だと言えます。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

「古文ヤマのヤマ」の使い方、勉強法

上述したように、この参考書は文法のトレーニングの側面が強いものになっています。各章ごとに、取り扱った文法事項に対応した問題が付属していますが、あくまで短文中心の文法問題で、ある程度の長さをもった読解問題はついていません

古文でも英語でも同じですが、文法事項を文法として暗記しているだけでは自分の力にすることはできません。さまざまな文法が予告なしに出てくる長文の中で、その覚えた知識をアウトプットすることによって初めて実用的な知識として定着させることができます

 

おすすめの勉強方法は、

まず「古文ヤマのヤマ」を使って基礎的な文法事項を暗記する

「古文ヤマのヤマ」を1週したら、共通テスト型、もしくは私大型の読解問題集に取りくみ、実戦的なトレーニングを積む

と並行して、「古文ヤマのヤマ」の二週目に入る(読解の中でわからない部分が出てきた場合、文法の辞書として「古文ヤマのヤマ」を引いて再確認する)

という形です。

 

文法を覚えたきりでその知識を使う練習をしないと、せっかく覚えた知識もどんどん抜け落ちていってしまいます。

「古文ヤマのヤマ」をひとまず1週することで全体の知識の枠組みを完成させたのち、使うためのトレーニングと忘れないためのトレーニングを並行して行っていくことで、忘れにくく実用的な知識を定着させることができるのです。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

「古文ヤマのヤマ」が終わったら次は

「古文ヤマのヤマ」をやり切れたら、基本的な文法はかなり定着できていると思います。

しかし、レベルの高い大学や、本番の入試や模試などで点数を取るためには、より難しい文法や文章を読むトレーニングが欠かせません。

 

文法のおすすめとしては、

河合塾「ステップアップノート30 古典文法トレーニング」

読解のおすすめとしては、

河合塾「マーク式基礎問題集 古文」

を挙げておきます。

 

「ステップアップノート30 古典文法トレーニング」は同じく河合塾の「ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル」の次に取り組む設計のものになりますが、「古文ヤマのヤマ」をクリアできた人であれば、いきなり「ステップアップノート30 古典文法トレーニング」に手を出しても問題ないと思います。

「マーク式基礎問題集 古文」はいわゆる共通テスト・センター試験型のマーク式問題集ではありますが、読解の入門問題集として本番よりも難易度が下げられたものになりますので、最終的な目標が共通テストではない人にも最初の読解練習として非常におすすめです。

ここで注意してもらいたいことが、「ステップアップノート30 古典文法トレーニング」も「漢文ヤマのヤマ」と同じく文法の参考書になります。これに取り組むだけではどうしても読解の勉強にはなりません。

「マーク式基礎問題集 古文」でなくとも、自分の志望校の過去問でもかまいませんので、こうした文法参考書を学習する際は、並行して学んだ文法を別の場所で使うトレーニングが必須となることを忘れないでください。

ハッとめざめる確率の難易度は早慶レベル!必要?いらない?使い方・勉強法も

この記事では『ハッとめざめる確率』(東京出版)の難易度や使い方、そしてどんな人に向いているかについて解説していきます。

筆者は実際、現役時代にこの参考書を使い、国立大学に現役合格しました。そんな私の現役時代の利用法やエピソードも交えながら紹介していきますので、是非ご覧ください。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

ハッとめざめる確率とは

・『ハッとめざめる確率』の概要

・科目:数学

・分野:確率(数学A)

・著者:安田亨

・出版社・出版年:東京出版・2014年

 

『ハッとめざめる確率』とは、数学Aの確率にフォーカスされた参考書です。

確率のみを扱っている参考書ですので、数学Aの他の範囲(集合や整数など)については取り上げられていません。

しかし、分量は288ページと普通の参考書並みであり、その内容の濃さ・丁寧さから多くの受験生に高い評価を得ています。

著者の安田亨さんは駿台や東進ハイスクールの講師を務められた後、独立して数々の入試問題の解説を作成されています。

あの旺文社の『全国入試問題正解』や月刊『大学への数学』を担当している、いわば受験数学界の重鎮です。

そのため、内容の厳密さも申し分ありません。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

ハッとめざめる確率のレベル、難易度

MARCH、早慶、東工大、難関国立大、東大・京大 レベル

 

『ハッとめざめる確率』のレベルは、MARCHや早慶から東大・京大をはじめとする難関国立大までの幅広い受験生に対応しています。

また、共通テストにおいて場合の数・確率の問題を選択する受験生にも対応している一冊です。

私のおすすめする具体的な使用法は後で詳しく記載していますが、教科書や基本的な参考書を一通り読んでみて、確率の意味や考え方がよくわからない場合や、確率を得点源にしたいという場合に非常におすすめです。

つまり、一冊目に読むというよりは、二冊目以降の確率をより深く理解したいという場合での利用がおすすめです。

一冊目に本書に取り組むと難しいと感じてしまう人が多いと思いますので、注意が必要です。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

ハッとめざめる確率は必要?いらない?

必要な人:確率を一通り勉強したけどいまいち理解できなかった人、二次試験で確率の問題が出る大学の受験生、確率をより深く理解して得点源にしたい受験生

必要ではない人:まだ確率を勉強していない人、共通テスト・二次試験で確率の問題を解く機会がない人

 

ハッとめざめる確率と合格る確率の比較。どっちがおすすめ?

『ハッとめざめる確率』と同様に、数学Aの場合の数・確率の分野で有名な参考書として『合格る確率+場合の数 (大学受験 合格る)』(文英堂)があります。

この『合格る確率+場合の数』と比べると『ハッとめざめる確率』は少しレベルが高く、応用問題も取り扱われていますので、確率をより深く学んで二次試験の対策を行いたい方には『ハッとめざめる確率』の方がおすすめです。

一方、確率の理解を深めながら標準的な問題の演習を重ねたい方や、確率・場合の数を網羅的に学習したい方には『合格る確率+場合の数』がおすすめです。

どちらも素晴らしく、評価の高い参考書であることに間違いありませんので、最終的には自分で手に取ってみて合う方を選択すればよいと思います。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

ハッとめざめる確率の使い方、勉強法

冒頭でも紹介した通り、私も実際にこの『ハッとめざめる確率』を使い、現役で国立大学に合格しました。

そんな私が現役時代にどのように『ハッとめざめる確率』を利用したのかを紹介するとともに、おすすめの使用法について解説していきます。

 

私が『ハッと目覚める確率』を利用したのは高校一年生の秋頃でした。

当時、学校で数学Aの確率を習ったばかりで、確率特有の考え方や計算法に慣れず悩んでいました。な

んとなく計算はできるけど、実際に何をしているのかわからない。

合っていると思った計算が実は間違っていることが多い。場合の数と確率の考え方の違いがよくわからない。

そんなとき、ネットの口コミ・レビューや知人の評価を参考にして『ハッとめざめる確率』に取り組みました。

 

そして本書の解説を読んだとき、頭の中の霧が晴れるようにすっきりとしたのです。

そうか、そういうことかと。

「確率ではすべての事象を区別する」とはこういうことか、「同様に確からしい」とはこういうことだったのかと、それまで曖昧にしていたことがすべて腑に落ちたのです。

それ以来、確率は数学の中でも得意分野となり、共通テスト・二次試験ともに得点源とすることができました。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

『ハッとめざめる確率』のおすすめの使い方

①教科書や基礎的な参考書で確率を一通り学習する

②『ハッとめざめる確率』の解説パートを熟読する

③青チャートや1対1対応の演習で演習を重ねる

 

そんな私がおすすめする『ハッとめざめる確率』の使用法は、「確率の考え方や計算方法を深く理解するために、二冊目以降に取り組む」です。

前述した通り、『ハッとめざめる確率』は数学の確率を学ぶ一冊目としては難易度が高く、難しいと感じる方が多いと思います。

そのため、まずは一冊、教科書や基礎的な参考書で確率分野を一通り学ぶことをおすすめします。

一冊目に取り組んだ後、おそらく大抵の人は「何となくわかったけど、ちゃんと理解はできていない」という状態になるでしょう。私もそうでした。

 

そこで、今回紹介した『ハッとめざめる確率』を読むことで確率の考え方や計算方法の理解を深めることが非常におすすめです。

本書は講義形式の解説パート以外に問題もいくつか掲載されているのですが、解説パートの理解が最重要で、問題演習は余裕があったら取り組むという認識で良いと思います。

本書を通読した後は、青チャート数学Ⅰ・Aや1対1対応の演習/数学Aなどで問題演習を重ね、理解をさらに深めることをおすすめします。

詳説世界史研究は早慶・東大レベル!使い方・勉強法!改訂版の違い

詳説世界史研究とは

詳説世界史研究は多くの学校で使われている世界史の教科書「詳説世界史」をさらに掘り下げた内容の参考書です。

具体的には教科書に出てこない用語が含まれるような、詳しい内容の通史が書かれています。

教科書よりもページ数が200ページほど多く、とてもボリュームのある参考書で、その詳細性や歴史事項を見る多角的な視点に関しては評判が高いです。

内容の詳しさのあまり教員用や受験生向きではないといった口コミやレビューがあるほどです。

改訂されていますが中身に大幅な違いは無いため、そこまで気にする必要は無いでしょう。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

詳説世界史研究のレベル・難易度

この参考書は難関国立や早慶の受験生の中で特に世界史を得点源にしたいごく一部の人向けの非常にレベルの高い参考書です。

世界史参考書の中ではトップレベルの難易度だという認識です。

教科書に出てこない用語は受験の合否を決める要素になりにくいので論述問題の出ない(例えばMARCH、早慶、日東駒専)多くの私立大学の受験生のほとんどにとっては必要がないかと思います。

また、共通テスト対策としてもオーバーワークになってしまうと思います。まずは教科書のレベルを完璧にしましょう。

 

一方で東大受験生や早慶の中で世界史を武器にしたいという人にとっては取り組む価値があるかもしれません。

この参考書によって歴史事項のつながりや因果関係を深く理解することができるので、論述がメインの試験や歴史の流れが重要視される問題を解く力が付きます。

しかしながら、私は世界史選択で東大を受験しましたが、東大レベルの難易度の問題でも教科書で十分に対応することができるため詳説世界史研究はひつようがないと思います。

個人的には文章量が多く、内容の習得に時間のかかってしまうこの参考書は使わなくても良いという評価です。

下手に手を出すとほかの教科に時間を回せないということになりかねないと思います。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

詳説世界史研究の使い方、勉強法

使い方としては教科書と全く同じように使うのが良いと思います。

第一に読み込むことが重要です。文章を読み込んで歴史の流れやつながりを頭に叩き込みましょう。

私は、読み込むながら教科書の太字にはなっていないものの論述問題で問われそうな文章に線を引いていました。

出題者側の視点も養うことができるため効果的な勉強法であると思います。

また、現役で東大に合格した友人は音読に集中的に取り組んでいました。読んでいるだけでは頭に入らないという人は声に出して読むと良いかもしれません。

いずれの場合もただ読むだけではなく、歴史が横と縦にどうつながってゆくのかという点を考えながら理解することが大切です。注意点として文章量が多く、教科書と併用すると中途半端に終わってしまいます。

この参考書を使う場合には教科書との併用は控え、どちらか片方だけを使うべきでしょう。

 

問題集を解く際に詳説世界史研究を参考にして取り組むという使い方も可能です。問題を解きながら疑問に思った点や理解しきれていない部分を補強しましょう。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

詳説世界史研究を終わったら次は

世界史の参考書の中で詳説世界史研究より難易度の高いものはないので、インプットに使用する参考書はこれだけで十分です。

詳説世界史研究が終わったらアウトプットを繰り返して知識を定着させましょう。

アウトプットの際に使う参考書としては一問一答や学校で配布されるような問題集を使用するのが良いと思います。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

詳説世界史研究まとめ

詳説世界史研究は世界史の参考書の中ではトップレベルの難易度であるため、東大志望者の世界史が得意なごく一部が使うような参考書です。

教科書以上の内容を習得したいという人以外は他の教科に時間を費やした方が良いかもしれません。

それでも詳説世界史研究を使用したい人は教科書の代わりに使いましょう。

何度も言いますが、ほとんどの受験生はまず教科書レベルの習得が優先です!

新・英文法頻出問題演習(駿台)のレベルと使い方!英頻との違いと評判の差

筆者は一浪で東京都立大学、明治大学などに合格した者です。

この記事では「現代文解釈の基礎」について、徹底的に解説します!

 

新・英文法頻出問題演習とは

・概要:英文法の総合問題集

・著者、出版社:伊藤和夫(駿台文庫)

・レベル:難関私立大学(MARCH・関関同立・早慶)、共通試験

・構成:重要かつ頻出分野の英文法問題とその解説。PART1が文法編、PART2が熟語編の計2冊構成になっている。

・評価及び評判:本書の内容と著者=伊藤和夫氏の口コミでの評判はとても高く、複数のサイトのレビューで平均星4以上を獲得している。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

新・英文法頻出問題演習のレベル

本書の想定するレベルは 主に中堅〜難関私立大学および共通試験となっています。具体的には、日東駒専・MARCH・関関同立の受験生を中心に早慶を目指す場合にも活用することになるでしょう。

取り扱っている問題は決して難しいものではなく、標準的でありながらも受験生がつまずきやすい、入試において頻出となっている分野です。

後ほど詳しく解説しますが、本書はMARCH・関関同立や共通試験を受験する予定の受験生が、文法を一通りインプットした後のアウトプット段階で使用する問題集となります。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

新・英文法頻出問題演習とネクステの違い

英文法の問題集は数多く存在しており、本書と同じ英文法の総合問題集としては、『Next Stage(ネクステ)』も候補に上がるかもしれません。

本書とネクステの違いを解説しておくと、ネクステが選択式であるのに対して、本書は記述式の問題集となっています。記述式には、スペルを正しく書く習慣がつく、より記憶に定着しやすい、当てずっぽうにならないなど、選択式にはないメリットがあります。

 

選択式と記述式ではそれほど差がないように感じるかもしれませんが、学習は日々の積み重ねとなるため、解答形式ひとつとってもこだわっておく方が良いでしょう。特に記述式の試験が課される大学では、スペルミスや読みにくい字による失点が命取りになることもあります。

試験当日だけ丁寧に書こうとしても、緊張や焦りがあるのでそうはいきません。日頃から正しい綴りで読みやすい字を書く習慣をつけておくことも、受験対策のひとつと言えるでしょう。

 

また、本書はネクステよりもやや難易度の高い問題集といえます。英語に苦手意識がある場合や英文法に自信がない時には、本書は必要以上に難しいと感じてしまうかもしれません。その場合にはレベルの低い問題集に取り組み苦手を克服してから、改めて本書に取り組むようにしましょう。

 

それから、これは本書のデメリットになりますが、問題の数はネクステに軍配が上がります。本書はネクステに比べると問題数が少ないため、問題の量をこなすには不向きです。

 

加えて気をつけて欲しいのは、本書では近年の英語の参考書で当たり前になっているCD音源やダウンロード音声を使っての学習ができないことです。加えて本書の発売当時はそれほど重要とされていなかった、発音・アクセント・会話といった分野が網羅されていないという点には注意が必要です。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

新・英文法頻出問題演習の使い方

本書の使い方を解説していきます。まずは問題を解き、その後は解説を読み込むという基本的な流れは、他の参考書と変わりません。

 

本書を使用するのは、一通り体系的な英文法の知識の学習を終えた後に、問題を解くことで学習した知識を定着させ、適切に運用する段階に当たるでしょう。他の参考書でインプットを済ませ、アウトプットを行うために本書を使うと良いと思われます。

 

筆者が受験生に注意して欲しいのは、

問題を解く際には必ず自分の答えに根拠を持たせること

解説を読む時にはなぜ自分の答えが正しいのか(選択式の場合にはなぜ他の選択肢が間違えなのか)を確認すること

理解した内容を他の人に説明し、類似の問題に適用できるようになること

この3点を意識することです。

 

なんとなくで答えるのではなく、「これは〜だから答えは〇〇」と言えるようにならなければ、本当の意味で文法をマスターできたとは言えません。解答に理由をつけて、できれば人に説明できるまでになれば、文法の問題で失点することはなくなるでしょう。

 

大学入試の英語では文法問題に限らず、多くの場面で文法の理解力を問われることになります。特に英作文が課される大学を受験する場合には、誤った文法の使い方をした時点で大きく減点されかねません。様々な場面で問われる文法を正しく理解するために、「問題集を解く際には根拠のある答えを出すこと」を習慣づけてもらいたいと思います。

詳説日本史 書き込み教科書のレベルと使い方【共通テスト~早慶・東大】

・はじめに:この文章を書いている人

 

・高3夏時点の模試で日本史偏差値52⇛10月の模試で偏差値77までアップ。

⇛「流れ」の理解と「暗記」の徹底を意識した勉強で日本史を一番の得意科目に!

 

・偏差値50台の公立高校から現役で早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学計8学部に合格し早稲田大に進学。

⇛高3になって最初の模擬試験では上記の全ての大学でE判定。

 

・早稲田大でも日本史を専攻し、日本史に関する知識を更に深める。

 

・上の経験を活かし現在は大手大学受験予備校で勤務。東大・京大・一橋大といった難関大や早慶大など難関私立大志望者から、偏差値40未満から逆転合格を目指す生徒に至るまであらゆる状況の生徒をのべ1000人以上指導。自習で使ってもらう参考書の選定・参考書を進める計画などを指導し、成績向上に寄与する仕事を続けてきました。

 

この記事では『時代と流れで覚える!日本史B用語』の内容やレベル、使い方について解説します!

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

・『詳説日本史 書き込み教科書』とは?簡単に紹介

 

・概要:全国ほとんどの高等学校で教科書として採択されている山川「詳説日本史」を書き込み式にした本。教科書の重要部分が空欄になっており、空欄を埋めながら教科書を読み進めていくことで歴史の流れの理解だけでなく重要語句の定着の助けになる一冊。

 

・出版社:山川出版社

 

・想定志望レベル:日本史を受験で使う全ての人。具体的には共通テストの日本史Bで80点以上獲得したい人/GMARCH・関関同立の日本史で合格点を取りたい人/国公立大二次試験や早慶大入試の日本史で合格点を取りたい人

教科書の知識をしっかり使いこなすことができれば日本中どの大学の入試でも合格点を取ることが出来ます!!これは間違いありません。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

・『詳説日本史B 書き込み教科書』は中上級者向け!初心者は違う参考書を!

『詳説日本史B 書き込み教科書』で出来ること

『詳説日本史B 書き込み教科書』は、大学受験で日本史を使う全ての人に必要な教科書の知識をしっかり覚えてもらうため、書き込み式にして暗記・定着を促すテキストです。

記載されている内容は高等学校の授業で教科書として使われる『詳説日本史B』と全て同じ内容です。この参考書で実現できることは、ズバリ「重要な教科書の語句や文章を本当に覚えているのかチェックできること」です!教科書を眺めているだけだと、なんとなくわかった気がしていても実は覚えられていない、というギャップが生まれてしまうことが多いです。

一方、この『書き込み教科書』を活用すれば「自分が本当に覚えることが出来ているのか」をチェックしながら教科書の流れを確認することが出来ます。

 

・共通テストレベル

書き込み教科書で空欄になっている言葉が8割以上分かり、その語句の簡単な説明ができるようになっていれば共通テスト日本史で80点以上目指せます。

 

・MARCH・早慶など難関私立大学レベル

書き込み教科書で空欄になっている言葉が8割以上わかるようになればMARCHレベルの合格点は十分に目指せます。また、書き込み教科書で空欄になっている言葉が95%以上わかるようになれば早慶大でも合格点を取ることが可能です。

 

・東大や京大、一橋大など難関国公立大レベル

選択問題名称の記述問題であれば書き込み教科書空欄レベルを押さえていれば問題なく対処できます。また、論述形式の問題を解く際にも書き込み教科書に掲載されている文章を参考に答案を書けば間違いなく合格点レベルの答案を書くことが出来ます。

 

特に、様々な日本史学習者からの評価や評判を聞くと、早慶大や東大京大一橋大レベルの大学合格者ほど教科書を使って勉強していることが多いです。

早慶大の入試で出題される文章や選択肢、東大や一橋大の論述問題で問われる論述問題のテーマは教科書で記載されていることがほとんどです。私の予備校の生徒からも、最初は他の参考書等で勉強してある程度基礎学力を付けた上で教科書を読んでみると教科書がいかによくまとまった一冊かということがわかる、という声をよく聞きます!

『詳説日本史B 書き込み教科書』を使う上で気を付けなければいけないこと

『書き込み教科書』を使う上で気を付けなければいけないこと、それは一言で言えば「書き込み教科書は日本史初学者向けの教材ではない」ということです。

これは書き込み教科書がどう、というよりは「教科書」自体が初学者に向いていないと個人的には考えています。その理由をこれから説明します。

 

理由①:教科書はもともと先生が説明の補助に使うことを想定して作られている。

教科書という教材はそもそも読み手である生徒にわかりやすく読んでもらうことよりも、学校の先生が高等学校のカリキュラムの中で必ず教えるべきことを整理した本です。よって先生の説明が加わって初めて効力を発揮する側面があります。先生の説明なしに自学で使われることを想定していないのが教科書、という言い方も出来ます。

 

理由②:読み進めていくのがつまらない・しんどいと感じてしまう人がとても多い。

元が教科書の教材なので、文章の量がとても多いです。硬めであまり面白さは無い文章をひたすら読み続けなければいけないのがあまりにも大変で、挫折してしまう方も少なくありません。また、実際の利用者の口コミ・レビューを見ると、「漢字にフリガナを振っていないので読み方をいちいち調べなければいけない」「調べながら空欄を埋めていくので時間がかかる」といった声が多く、やはり日本史学習をこれから始める人にとっては使い方に難しさがあることが分かります。

 

理由③:歴史的な因果関係について、噛み砕いた説明がなされていない。

これは教科書に求められている役割を考えると致し方がない部分ですが、教科書にはわかりやすく噛み砕いた説明はありません。これから日本史の勉強を始めるという人が教科書を読むと教科書の文章を読んでも「どうしてこれがこうなるの?」という疑問が解消されない場合が多いです。教科書を読んでいて疑問が解消されないと感じることが多い人は、市販のより噛み砕いた説明が売りの参考書で学習するのが良いでしょう。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

<『詳説日本史B 書き込み教科書』をおすすめしたい人>

・共通テストで8割以上取るための知識・流れを押さえたい人

・MARCHや早慶、難関国公立大の入試問題で合格点を取るための知識を1冊で身につけたい人

・他の参考書等で一通り日本史の勉強をした上で、知識を再確認したい人

・教科書の文章を読むのがあまり苦でない人

・学校の日本史の授業をしっかり理解できており、その復習をしたい人

 

<『詳説日本史B 書き込み教科書』をおすすめしない(まずは違う参考書を使うべき)人>

・これまで本格的に日本史の学習をしたことがなく、これから日本史の基礎を固めたい人

・教科書の文章を読み続けることに抵抗感がある人

・日本史の勉強をまずは独学(もしくは独学に近い形)で始める必要がある人

 

ということになります。ぜひ参考にしてください!

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

『詳説日本史B 書き込み教科書』の使い方

 

【『書き込み教科書』を使って基礎固めをしたい人向けの使い方】

①まずは、1章ごとに書き込みを行う。

教科書や日本史用語集を手元に用意し、空欄に語句を記入していきましょう。

一気に全部書き込む必要はありません。1日1章などペースを設定し1章分の空欄の記入が終わったら②の作業に移行しましょう。

なお、書き込みの際は、後で赤シートで隠せるように赤やオレンジのペンで記入しましょう。

②見たことがない語句や意味が説明できない語句があったら、「日本史B用語集」で確認し、その意味を余白に書き込む。

①で語句を記入していく中で、意味がわからない語句に出会うかもしれません。そういった場合には、『日本史B用語集』でその言葉を調べ、意味を余白などに書き加えておきましょう。実際の入試問題では、語句だけ覚えていてもその意味がわからないと問題を解くことは出来ませんのでこの作業は必ず怠らないようにしましょう。

また、『日本史B用語集』が手元にない方は購入することを強くおすすめします(電子辞書をお持ちの人はその中に用語集が収録されているかもしれません)。

 

③赤シートで隠しながらでも文章を止まることなく読めるようになるまで繰り返し音読する。

②までの作業を通じて、これから覚える語句がどのような意味なのか理解できたはずです。その状態になったらいよいよ本気で語句のインプットに努めましょう。やり方としては短時間で繰り返し反復が可能になる「音読」をおすすめします。具体的には、赤シートで隠しながら文章を読み進めていきましょう。そして赤シートで隠した語句が頭に浮かばなかったら、最初に戻りもう一度最初から赤シートで文字を隠しながら文章を読み進めていきましょう。最終的に赤シートで隠しながらでも全ての語句を思い出しながら文章を読み切れたら一旦OKです。記憶を強固にするためには、この「思い出す」という作業を何度も何度もしなければいけません。大変ですが非常に力がつく方法ですので、ぜひ参考にしてください!

冒頭に記載した通り実際に私は高3の夏の段階で日本史の偏差値は52程度でしたが、音読を中心に「全ての語句を隠しながらでも言えるようになるまで繰り返し文章を音読する」という学習を2ヶ月程度徹底したところ、10月の河合塾記述模試の日本史では偏差値が77まで伸びました。予備校で担当する生徒に実践させてもほぼ全ての生徒が効果を実感できる学習方法なので、ぜひ根気強く取り組んでみてください。

 

④翌日・一週間後に③の作業をもう一度実施する。

③の作業を行うとその分野についてはかなり力がついたことを実感できるはずです。

ただ、人間はそれだけ頑張ってもどうしても忘れてしまう生き物です。忘れてしまうことについて落ち込む必要はありません。ただ、忘れてしまうのであればその対策をすることは重要です。対策として重要なのが、「翌日と1週間後にもう一度③の作業を実施する」ということです。インプットしたことを反復する日をあらかじめ設定しておくことで、その分野についての知識を長期的な定着につなげることが可能になります。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

【基礎固めが一通り終わっている人の『書き込み教科書』使い方】

 

①『書き込み教科書』空欄をノーヒントで埋められるか、自分にテストを行う。

まずは空欄を自力で埋められるかどうかを確かめましょう。できればテストは『書き込み教科書』に直接書き込まず、ノートに行うようにしましょう(後で間違えた内容を教科書に赤字で書き込めるようにするため)。テストの結果を踏まえ、次の学習に進みましょう。

※テストした結果空欄を半分も埋められなかったという方はこれまでの基礎固めになにか問題があるため、もう一度基礎の勉強をやり直すか学習方法について先生など頼れる方に相談するようにしましょう。

 

②テスト結果を踏まえ、『書き込み教科書』に書き込みを行う。

特に、テストで書けなかった語句にはアンダーラインを引く/付箋を貼るなどして目立つようにしておきましょう。

 

③見たことがない語句や意味が説明できない語句があったら、「日本史B用語集」で確認し、その意味を余白に書き込む。

 

赤シートで隠しながらでも文章を止まることなく読めるようになるまで繰り返し音読する。

 

⑤翌日・一週間後に③の作業をもう一度実施する。

 

ここのやり方は上と同じです。

ここまで暗記にこだわって取り組めば少なくとも模試で偏差値60以上は間違いなく獲得できるはずです!

ちなみに時期的には『書き込み教科書』を使った学習は理想を言えば夏休み終了までに、それが難しくても10月末までには完了させておきましょう!

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

『時代と流れで覚える!日本史B用語』が終わったら次は?

『詳説日本史B 書き込み教科書』が完遂できたら、基本的には志望校に合わせて問題演習を本格化させていきましょう。

 

<GMARCHや関関同立志望者におすすめの日本史問題集・参考書>

・『日本史問題集 完全版』

・『実力をつける日本史100題』

・『全レベル問題集日本史B 私大標準レベル/私大上位・最難関レベル』

・『関関同立日本史問題集』など

 

<早慶大志望者におすすめの日本史問題集・参考書>

・『日本史用語集』⇛マニアックな内容の収集には用語集が一番適している。

・『攻略日本史テーマ・文化史 整理と入試実践』⇛高レベルなテーマ史・文化史対策に有用。

・『実力をつける日本史100題』

・『日本史標準問題精講』

・『全レベル問題集日本史B 私大上位/最難関レベル』

・『早稲田大学入試対策用 日本史問題集』など

 

<東大・一橋大・筑波大など論述対策が必要な人におすすめの日本史問題集・参考書>

・『日本史の論点 論述力を鍛えるトピック60』

・『段階式 日本史論述のトレーニング』など

・『詳説日本史B』⇛入試前日まで教科書を繰り返し熟読してください。

 

【番外編】※日本史の流れを一から理解したい人向けの参考書・コンテンツ

・「スタディサプリ日本史」⇛講義が非常にわかりやすく作られているため学校の授業代わりに使いやすい。予習も可能。

・『金谷の日本史 なぜと流れがわかる本』⇛網羅度に欠けるが、スピーディーに通史を理解できるという観点においては右に出る参考書はない。

・『石川晶康 日本史B講義の実況中継』⇛網羅度は高く、この1冊で全ての大学に対応可能。ただそれと引き換えに量が非常に多いので始める時期に注意。私大志望者向けか。

漢文道場はどっちがおすすめ?基礎編と通常版のレベルの違い。難易度は東大

この記事では、漢文の参考書・問題集「漢文道場 入門から実践まで」「漢文道場[基礎編]」について、現役予備校講師で私立進学校の国語科教科リーダーを務めた私が、その特徴、効率のよい使い方、またどっちを使うべきかなど、徹底的に解説をしていきます。

 

「漢文道場 入門から実戦まで」とは

・概要:漢文の学力を段階的に向上できるように設計された問題集

・著者、出版社:土屋裕(元駿台予備学校漢文科講師)、Z会

・目安となるレベル、偏差値:共通テスト対策、私立大学対策、国公立大学二次試験の土台作り(偏差値45~60)

・問題数:60題

 

「漢文道場[基礎編]」とは

・概要:漢文の勉強を今から始める人に向けられた問題集

・著者、出版社:Z会編集部、Z会

・目安となるレベル:受験漢文の土台作り(漢文をこれから始める人向け)

・問題数:50題

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

漢文道場のレベル、難易度

 

・漢文道場 入門から実戦まで

基礎編、錬成編、実践編の三部からなり、前から順番に解いていくと自然とレベルアップし、大学受験に対応できる知識・読解力が身につけられるように構成されています。

大学受験に必須の句法や語彙は欄外にまとめられており、自分の知識の確認や、素早く復習するのにも適しています。

しかし、タイトルに「入門から実戦まで」とありますが、「漢文道場 入門から実戦まで」のレベルとしては、全体を通して基礎・入門よりは難しく、かといって大学受験の最後の教材として選ぶには少し物足りないという印象です。

内容としては、短いマーク式の問題と、知識の書き取りや短い記述を行うものが大半を占めています。共通テストで漢文が必要な受験生からすれば、求められる知識が難しすぎる上、複数の文章を横断的に見るトレーニングだったり、長い選択肢を選ぶ訓練ができません。国公立の二次試験のような、ある程度の長さを持った記述問題もありませんので、傾向としては私立大学のマーク式の問題に似た書き取り型の問題集ということになると思います。

これはどの教科にも言えることかも知れませんが、やみくもに手を出すのではなく、自分に必要な大学受験の漢文がどのレベルであるのか、いわばゴールの姿を先に知っておき、そこに到達するために必要な問題集を選ぶべきです。

 

志望校別に代表例を紹介しておきます。

・国公立理系(東大を除く)・共通テスト利用型入試を目標にしている人は、漢文の勉強は共通テスト対策まで

・国公立文系を目標にしている人は、漢文の勉強は二次試験の長文記述対策まで

・早稲田大学の文系学部、上智大学の文系学部、GMARCHの文学部を目指している人は、漢文の勉強は難関私立大対策まで

 

実際、この問題集を使用した口コミでも「基礎からだと思って買ったが難しすぎる」「二次試験対策には別の教材を用意した」という意見も見られます。

かなり評判の参考書ではありますが、共通テスト対策としては知識が難しすぎるため、どちらかというと国公立大学の二次試験対策、早上GMARCHの対策の土台づくりとして非常に適切な内容だと思います。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

・漢文道場[基礎編]

「漢文道場 入門から実践まで」でも説明したとおり、「漢文道場 入門から実践まで」は入門と謳いながらこれから漢文を勉強する人には少し難しい内容でした。

そこで、そういった人に向けて作られた問題集がこの「漢文道場[基礎編]」になります。

基本は「漢文道場 入門から実践まで」と似たような構成で、「漢文道場 入門から実践まで」の基礎編に当たる部分を充実させ、難しい部分をカットして、より親切にした問題集だと考えてもらえればと思います。

同じ出版社の問題集ですので、「漢文道場[基礎編]」に取り組んだ後に「漢文道場 入門から実践まで」に着手すると、よりスムーズに効率よく勉強ができるように設計されています。

 

とはいえ、必ずそういった手順を踏まなくてはならないと言うわけでもなく、「漢文道場[基礎編]」でしっかりと基本の内容を学習できれば、それぞれの志望校に向けた対策に舵を切っても差し支えない分量があります

裏を返せば、初めて勉強する人に向けられた問題集であるのと同時に、大学受験に向けた基礎的な学力(入試に頻出の知識など)を一気に詰め込む内容にもなっていますので、漢文に対して強い苦手意識がある人からなどは、「『漢文道場[基礎編]』でも難しい」というレビューもありました。

全体を通した評価としては、「基礎からの問題集であるが、基礎だけになりすぎず、しっかりと抑えるべきところは抑えてある信頼のできる問題集」になるかと思います。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

「漢文道場」の使い方・勉強法

ここからは、具体的に「漢文道場」をどのように利用していくべきかを解説していきます。

 

①これから漢文をべんきょする人

「漢文道場[基礎編]」「漢文道場 入門から応用まで」をおすすめします。

「漢文道場[基礎編]」で受験に頻出の句形や語彙・知識を学習した上で、「漢文道場 入門から実践まで」でより難しい知識や読解問題を練習する流れです。

もし取り組んでみて「漢文道場[基礎編]」が難しく感じられた場合は、河合出版「ステップアップノート10 漢文 句法ドリルと演習」や旺文社「基礎からのジャンプアップノート 漢文句法・演習ドリル」などのドリル形式の問題集にまず取り組んで、漢文勉強のリズムを作るのも良いと思います。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

②漢文をある程度勉強している人

「漢文道場 入門から応用まで」にいきなり着手することをおすすめします。

全60題とかなりのボリュームがありますので、やりごたえは十分だと思います。

一通りこなすだけでもかなりの力になりますが、より漢文を得意にしたい人は、特に後半の文章問題パートで、「いかに点数を取るか」ではなく「いかに文章を読み切るか」を目標に取り組んで貰えるとよいかと思います。

具体的には、

1、文章の書下し文を作成する……読めない漢字は調べる

2、文章の現代語訳を作成する……わからない句法は調べる

3、その上で問題を解く

の流れをおすすめします。

どうしても問題を解くことに重きを置いてしまうと、文中にわからない表現があっても「問題が解けたからいい」という気持ちになってしまいやすく、より深く学び取ろうとする姿勢になりにくいです。

また、句法や語彙などは、そのまま暗記しているだけではなかなか得点に結びつけることができません。実際の文章の中でその知識を取り出して使うことで、本当の学力として定着することができるのです。

それを徹底して行う方法が、「1、文章の書下し文」であり、「2、文章の現代語訳」になります。この問題集でここまでの勉強をやり切れた人は、漢文の勉強がほとんど終わったといっても差し支えないと思います。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

漢文道場が終わったら次は?

「漢文道場 入門から応用まで」の問題の傾向としては難関私立大学の対策に寄ったものになりますので、共通テストで満点を狙いたい人、国公立大学の二次試験向けの長文対策をしたい人は、その上でさらに別の対策を取る必要があります。

以下、具体的におすすめを挙げておきます。

 

・共通テストが最終目標の人

共通テスト向けの漢文の問題集共通テストの過去問(赤本、黒本、青本)、各予備校の共通テスト予想問題集(Z会:共通テスト実戦模試、河合出版:マーク式総合問題集、駿台:共通テスト対策問題集など)

 

・国公立二次試験(東大、旧帝大含む)が最終目標の人

河合出版「得点奪取 漢文」各大学の過去問(赤本)の書下し、現代語訳

※国公立大学の二次試験は、東大や旧帝大を含め、ほとんどの問題で「現代語訳」を要求してきます。付された問題が解けるか解けないかも勿論大切ですが、問題になっていない箇所の「書下し+現代語訳」ができるように勉強しておくことも大切です。

 

・難関私立大学(早稲田大学の文系学部、上智大学の文系学部、GMARCHの文学部等)が最終目標の人

各大学の赤本(早稲田であれば教学社「早稲田の国語」もあり)、河合出版「入試精選問題集 漢文」(「漢文道場 入門から実践まで」の実践編と同系統の問題集です)

「高校英文法をひとつひとつわかりやすく」のレベル!やり方と口コミ

私は受験生の時に偏差値40前半で浪人し、1年で偏差値を30上げて早稲田大学に合格したものです!

この記事では私が大学受験の際に使用した「高校英文法をひとつひとつわかりやすく」について内容を詳しく紹介していきます。

 

皆さんは英文法の重要性を理解していますか?

英文法は英語を読むため、書くために必要な最低限のルールです。

単に、英単語を覚えただけで英文の理解ができるようになるわけではありません。

2020年度から始まった大学共通テスト。

その中では英文法の出題はなくなりました。

英文法が苦手な受験生の多くは歓喜したのではないでしょうか。

とはいえ、英文法の勉強をしなくていいわけではありません。

英文法は長文読解、英作文、リスニングなどの基礎をなしています。

基礎ができていないにも拘らず、応用問題を解くことは絶対にできません。

基礎を固めるためにも、まずは英文法に注力しましょう。

 

その際におすすめなのが、今回紹介する「高校英文法をひとつひとつわかりやすく」です。

英語があまり得意ではない方や、英語にあまり注力してこなかった方にはもってこいの参考書です。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

「高校英文法をひとつひとつわかりやすく」とは?簡単に紹介!

ネットの評判や口コミでは以下の概要が紹介されています。

・概要:カラーで図も用いて英文法の解説がある初心者向けの参考書

・著者・出版社:富岡恵(学研)

・レベル、偏差値:基礎レベル、受験期の基礎固め

・CDや音声の有無:CDがついており音読ができる。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

「高校英文法をひとつひとつわかりやすく」難易度は受験基礎レベル!

「高校英文法をひとつひとつわかりやすく」はわかりやすく文法を解説している参考書です。

高校で英語を学んでいる人が身につけておくべき基礎事項が集録されています。

本書のレベルは高校教科書レベルから共通テストまでと言えるでしょう。

一見すると受験期に差し掛かった2年生や受験に突入した3年生にとって関係のない参考書に思われるかもしれません。

しかし、受験勉強を本格的に始める方ほど基礎固めが大事なのです。

 

冒頭で解説した通り、文法は英語力の根幹をなしています。

基礎レベルができていない状態で応用問題を解けるようには絶対になりません。

少しでも文法に不安がある方はこの参考書を見返してみるのはどうでしょうか。

またイラスト付きなので視覚からも楽しく学習することができます。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

「高校英文法をひとつひとつわかりやすく」の使い方、進め方

では「高校英文法をひとつひとつわかりやすく」を使って勉強を始めてみましょう。

以下のステップで進めるのがおすすめです!

⑴英語の基礎ルールを学ぶ

この「英語の基礎ルール」ですが、大半が中学レベルの内容です。

しかし英語を勉強する上で、欠かすことができない必須知識なのでしっかりと復習しておくと良いでしょう。

巻頭に「英語の文をつくるパーツ」「単語の役割に関する用語」などが一覧でまとめられており、基礎の”キ”として押さえるべき内容を、図でまとめられています。

「英語の基礎ルール」は必ず時間をとって閲覧しましょう。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

⑵講義を読んで基礎練習を解く

各章の解説を読んでいきます。体系的に文法事項がまとめられています。

各章の内容をマスターしたら学んだことを生かして例文を作成してみると良いでしょう。

自分で例文を作成することで、その文法がどのような場面で使われるのかイメージできます。

 

⑶10章ごとの「入試問題にチャレンジ」解く

10章ごとに「入試問題にチャレンジ」という項目があります。

ここまで学習してきた内容を力試ししましょう。

問題を解いてみると、間違ってしまうことや忘れていることに気がつくこともあることでしょう。

せっかく覚えた文法なのに間違ってしまうと目を背けたくなりますよね、、

しかし、この時が成長のチャンスです。

間違った問題を復習するために該当の解説ページに戻ることをおすすめします。

間違った原因を分析することが成績アップの近道です。

間違った問題にはチェックを入れておいて、解き直しができるようにしておきましょう。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

⑷音声CDを活用してディクテーションとシャドーイングに取り組む

本書には本文の音声CDがついています。

このCDを使ってディクテーションとシャドーイングをすると良いでしょう。

 

①ディクテーションとは

まず、ディクテーションについて簡単に紹介します。

ディクテーションとは英語を聞きながら、一語一句書きとるトレーニングです。

皆さんの中に「文章は簡単に読めるのに、リスニングはなかなか聞き取れない」という悩みを持たれている方もいらっしゃるでしょう。

ディクテーションを通じて「英文を読むことができる」というレベルから、「英文を聞いて理解することができる」というレベルに自身の英語力を向上させることができます。

具体的なディクテーションの方法ですが、音声を聴きながらノートに文章を書きます。

複雑な文章は一文一文止めて、順番に書いていきます。

知らない単語や綴りがわからない場合はカタカナで記載しておくのも良いでしょう。

最後に聞き取れなかった英語を繰り返し聞き直します。

数回聞いた後、答え合わせをしていきましょう。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

②シャドーイングとは

次にシャドーイングです。

シャドーイングとは耳で聞き取った英語を真似して発音する学習法のことを言います。

一文ずつ聴き終えてから口に出すのではなく、音源が聞こえてから0.5秒ほど後を復唱します。

シャドーイングで期待できる効果としてはスピーキング力の向上です。

シャドーイングを通じて定型文の知識が増えて、英語に対する反応スピードが向上します。

また言葉がスムーズに出てこない時の「繋ぎ言葉」を覚えることで自然な形で会話ができるようになります。

ディクテーションとシャドーイングの方法を理解できたでしょうか。

教材を見て文法を記憶するだけではなく、耳で聞いたものをアウトプットすることで確かな英語力が付きます。

本書では難解な英文は少ないため、リスニングや発音が苦手という人も取り組みやすいでしょう。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

「高校英文法をひとつひとつわかりやすく」が終わったら何に取り組むのがおすすめ?

⑴共通テスト対策向けてNext StageやVintageに取り組む

本書で基礎固めが終わったら、共通テストに向けた対策に移ります。

王道ですがNext StageやVintageなどがおすすめです。

文法に加えて語法・イディオム・会話表現・発展レベルの単語まで各章で網羅されており、基礎からかなり高いレベルの問題まで幅広く出題されています。

単に解説を丸暗記するのではなく、問題を通じて英語の本質を理解することで共通テストでかなりの高得点をマークできる参考書としておすすめします。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

⑵共通テスト〜中堅私大(日東駒専、MARCH)の対策には「竹岡の英文法・語法アルティメット」がおすすめ

また文法の参考書としておすすめするのが、「竹岡の英文法・語法アルティメット」です。

これは各単元がランダム形式で、文法の演習ができる参考書です。

本書の特徴として問題量が豊富なことはもちろんですが、何より解説が詳しいのが受験生にとって嬉しいポイントです。

問題の解説だけはなく、周辺知識から受験生が陥りやすい落とし穴まで丁寧に説明されています。

この一冊で共通テストから中堅私大レベル(日東駒専、MARCH)の対策はバッチリと言えるでしょう。

ネットの評価やレビューでも「適度な問題数と詳しい解説が掲載されており、愛用しています」といった声も多いです。

ぜひ活用してみてください!

「時代と流れで覚える!日本史B用語」の難易度は共通テスト~MARCHレベル!使い方も

・はじめに:この文章を書いている人

 

・偏差値50台の公立高校から現役で早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学計8学部に合格。

⇛高3になって最初の模擬試験では上記の全ての大学でE判定。

 

・家計事情から塾に通うことができず、参考書を軸にした学習を継続し合格。

 

・現在は大手大学受験予備校で勤務。東大・京大・一橋大といった難関大・医学部医学科・早慶大など難関私立大志望者から、偏差値40未満から逆転合格を目指す生徒に至るまであらゆる状況の生徒をのべ1000人以上指導。自習で使ってもらう参考書の選定・参考書を進める計画などを指導し、成績向上に寄与する仕事を続けてきました。

 

この記事では『時代と流れで覚える!日本史B用語』の内容やレベル、使い方について解説します!

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

・『時代と流れで覚える!日本史B用語』とは?簡単に紹介

・概要:日本史B重要用語を一冊で網羅できる一問一答型の参考書でありながら、従来の日本史一問一答型参考書と異なり、歴史的な流れの中で語句の意味をおさえられるようにデザインされた日本史一問一答の新しい定番参考書

 

・著者(出版社):鈴木和裕(文英堂)

 

・想定志望レベル:日本史を受験で使う全ての人。具体的には共通テストの日本史Bで70点以上獲得したい人/GMARCH・関関同立の日本史で合格点を取りたい人/国公立大二次試験や早慶大入試の日本史で合格点を取るための基礎固めをしたい人

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

・『時代と流れで覚える!日本史B用語』は初心者におすすめ

『時代と流れで覚える!日本史B用語』は、共通テストや私大入試で合格点を取りたい人やから国公立大や早慶大といった難関大入試に向けた準備にも充分活用できる日本史一問一答型の参考書です。難易度的には、共通テストやGMARCH・関関同立大レベルの入試問題であればこれ1冊で充分合格点が取れるレベルです。早慶大や国公立大二次試験レベルだとこの1冊以上の知識が求められることもありますが、必要最低限の知識は充分この1冊で習得できると考えて問題ありません。

学校の授業や教科書、いわゆる講義系参考書などで一通り時代の流れを掴んだ上で、この参考書に取り組むとかなり効率的に知識のインプットが出来るようになります。

この参考書の特徴については後ほど詳しく紹介しますが、この『時代と流れで覚える!日本史B用語』は私が予備校で教えていた時もかなり多くの生徒から支持されていた一冊です。具体的な良かった点を生徒に尋ねると、「ただ語句が羅列されているだけでなく、実際の文章の中で語句を覚えられるから問題に応用しやすい」「教科書や他の一問一答に比べてページ数が少ないので短い時間で仕上げられる」といった感想が挙がりました。

また、この参考書の評判をレビューや口コミを見てみると「これが一通りできれば日本史で困ることは少なくなる」「サブテキストとして優秀」「教科書の内容をわかりやすくまとめてくれている」などの評価を確認できました。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

メリット・デメリット

上でも簡単に述べましたが、この参考書の最大の特徴は「日本史の用語を実際の文章の中で覚えることが出来る点」です。

これまでも日本史一問一答形式の参考書は多くありましたが、そのほとんどが用語とその用語の簡単な意味の記載が箇条書き的に羅列されるという形式のものでした。知識量的にはその形式で充分ですし、その形式の本で成績を上げた生徒も数多くいます。一方、暗記がそこまで得意でないという人にとっては無機質にひたすら語句と意味を覚えていくという勉強法方法が合わず、悩む声が多かったという事実もあります。

また、断片的に語句とその意味だけを覚ようとしても、なかなかその語句と意味が結びつかなかったり、一問一答の中で語句を覚えたと思っても実際の問題を解いてみると覚えたはずの語句が出てこない、という状況に陥ってしまうパターンも多く多くの日本史学習者の悩みの種となっていました。

こういった悩みを解決するためには、語句を歴史的な流れの中で捉える、ということが重要です。そして歴史的な流れをおさえるとは、語句と一緒に「その理由や原因」と「結果」を一緒におさえる、ということです。

 

語句と一緒に「理由や原因」と「結果」を一緒におさえるということが具体的にどういうことか簡単に例を挙げます。

 

例文)江戸幕府は1860年に「五品江戸廻送令」を発出し、雑穀・水油・蝋・呉服・生糸の五品を輸出する際、必ず江戸の問屋を慶友して輸出するよう取り決めた。

 

例えばこの5品目を覚えようとしたときに、ひたすらこの5品目を覚えるという考え方も出来ますが、時代背景(江戸で生活必需品が品薄になっていた)を踏まえて、「生活に絶対必要な5品目」を対象にしたと把握すると、雑穀(食)・水油(灯火など・住)・蝋(灯火・住)・呉服(衣)・生糸(衣)と対象品目は全て衣食住に不可欠なものだった分かります。

そうすると、選択問題で例えば「茶」という選択肢が紛れていたとしても「茶は当時嗜好品で必需品ではない(水を飲めば生きていける)」という考えから間違った選択肢を選ばずに済むようになるのです。

 

このように、語句を歴史的な流れの中で正しく捉えることは日本史で点数を上げるために重要なポイントであることが分かります。

 

話が戻りますが、この『時代と流れで覚える!日本史B用語』は語句をこの「流れ」に沿って、そして「場所」の中で覚えられるようにと工夫が凝らされた参考書です。

実際の入試で出題されるような文章の中で語句を覚えることで実際の入試問題にスムーズに移行できるようになっている点がこの参考書の最大の特徴でありメリットです。

もちろん、覚えるべき語句のところは赤字になっており赤シートでインプットが出来ているか確認できるようになっているのでどこを覚えるべきなのかも悩むことなく取り組めるようになっています。

 

反対にデメリットを挙げるとすると、一冊がコンパクトになっている分、掲載されている語句の数は従来の一問一答(例えば東進ブックスから出版の『日本史B一問一答』など)と比べると少ないと考えられます。特に早慶大などを志望する人やGMARCH・関関同立大の日本史で9割以上得点したい/かつ日本史の流れは学校の授業などでバッチリという人にとってはより語句の網羅度が高い一問一答がおすすめです。

 

まとめると、

 

<『時代と流れで覚える!日本史B用語』をおすすめしたい人>

・共通テストで8割以上取るために必要な知識を歴史の流れの中で習得したい人

・私立大入試(早慶大除く)で合格点を取るための知識をスピーディーに習得したい人

・国公立大二次試験対策に向けて重要な語句をスピーディーに習得したい人

・無機質な暗記が苦手だと感じている人

・入試本番まで時間がなく、少ない時間で基礎を固めたい人

 

<『時代と流れで覚える!日本史B用語』をおすすめしない人>

・早慶大を志望し、すでに歴史的な流れはおさえておりマニアックな単語の習得に臨みたい人

 

<『時代と流れで覚える!日本史B用語』だけだと知識が不十分だと考えられる人>

・早慶大を志望し、教科書欄外レベルの細かい知識まで習得する必要がある人

・東大・京大・一橋大や筑波大などを志望し、二次試験で論述に取り組む必要がある人

 

ということになります。ぜひ参考にしてください!

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

『時代と流れで覚える!日本史B用語』の使い方

 

★前提:使い方の前に

『時代と流れで覚える!日本史B用語』は一冊で歴史の流れと語句を一緒におさえられる参考書ですが、それでも時代の流れや因果関係を全て網羅しているわけではないので、理想としてはこの参考書にいきなり取り組むのではなく、その前に学校の授業やプリント、映像授業(スタディサプリなど)、講義系参考書(詳細は最終章で)、歴史漫画などで各時代の概要を把握した上でこの参考書に取り組みたいです。そうすることで『時代と流れで覚える!日本史B用語』により取り組みやすくなります!

 

①まずは、文章を3回音読する。

まずは語句を赤シートで隠す必要はないので、語句を覚えるための文章をそのまま3回音読しましょう。3回音読するメリットは、「これから本格的に暗記する内容をイメージできる」「見たことない語句や意味が理解できない語句が存在しないか確かめることができる」ことです。

 

②見たことがない語句や意味が説明できない語句があったら、「解説ページ」や「日本史B用語集」で確認し、その意味を余白に書き込む。

①で音読をしていると見たことがなかったり、意味がわからない語句に出会うかもしれません。そういった場合は、この参考書の説明ページに説明が載っていないかまずは確認しましょう。説明が見つからない場合は『日本史B用語集』でその言葉を調べ、意味を参考書内に書き加えておきましょう。実際の入試問題では、語句だけ覚えていてもその意味がわからないと問題を解くことは出来ませんのでこの作業は必ず怠らないようにしましょう。

また、『日本史B用語集』が手元にない方は購入することを強くおすすめします(電子辞書をお持ちの人はその中に用語集が収録されているかもしれません)。

 

③赤シートで隠しながら「流れで覚える」の中の語句を全て言えるようになるまで繰り返し音読する。

②までの作業を通じて、これから覚える語句がどのような意味なのか理解できたはずです。その状態になったらいよいよ本気で語句のインプットに努めましょう。やり方としては短時間で繰り返し反復が可能になる「音読」をおすすめします。具体的には、赤シートで隠しながら「流れで覚える」の文章を読み進めていきましょう。そして赤シートで隠した語句が頭に浮かばなかったら、最初に戻りもう一度最初から赤シートで文字を隠しながら文章を読み進めていきましょう。最終的に赤シートで隠しながらでも全ての語句を思い出しながら文章を読み切れたら一旦OKです。記憶を強固にするためには、この「思い出す」という作業を何度も何度もしなければいけません。大変ですが非常に力がつく方法ですので、ぜひ参考にしてください!

実際に私は高3の夏の段階で日本史の偏差値は52程度でしたが、音読を中心に「全ての語句を隠しながらでも言えるようになるまで繰り返し文章を音読する」という学習を2ヶ月程度徹底したところ、10月の河合塾記述模試の日本史では偏差値が77まで伸びました。予備校で担当する生徒に実践させてもほぼ全ての生徒が効果を実感できる学習方法なので、ぜひ根気強く取り組んでみてください。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

④翌日・一週間後に③の作業をもう一度実施する。

③の作業を行うとその分野についてはかなり力がついたことを実感できるはずです。

ただ、人間はそれだけ頑張ってもどうしても忘れてしまう生き物です。忘れてしまうことについて落ち込む必要はありません。ただ、忘れてしまうのであればその対策をすることは重要です。対策として重要なのが、「翌日と1週間後にもう一度③の作業を実施する」ということです。インプットしたことを反復する日をあらかじめ設定しておくことで、その分野についての知識を長期的な定着につなげることが可能になります。

 

『時代と流れで覚える!日本史B用語』が終わったら次は?

『時代と流れで覚える!日本史B用語』が完遂できたら、基本的には志望校に合わせて問題演習を本格化させていきましょう。

 

<GMARCHや関関同立志望者におすすめの日本史問題集・参考書>

・『日本史問題集 完全版』

・『実力をつける日本史100題』

・『全レベル問題集日本史B 私大標準レベル/私大上位・最難関レベル』

・『関関同立日本史問題集』など

 

<早慶大志望者におすすめの日本史問題集・参考書>

・『日本史用語集』⇛マニアックな内容の収集には用語集が一番適している。

・『攻略日本史テーマ・文化史 整理と入試実践』⇛高レベルなテーマ史・文化史対策に有用。

・『実力をつける日本史100題』

・『日本史標準問題精講』

・『全レベル問題集日本史B 私大上位/最難関レベル』

・『早稲田大学入試対策用 日本史問題集』など

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

<東大・一橋大・筑波大など論述対策が必要な人におすすめの日本史問題集・参考書>

・『日本史の論点 論述力を鍛えるトピック60』

・『段階式 日本史論述のトレーニング』など

 

【番外編】※日本史の流れを一から理解したい人向けの参考書・コンテンツ

・「スタディサプリ日本史」⇛講義が非常にわかりやすく作られているため学校の授業代わりに使いやすい。予習も可能。

・『金谷の日本史 なぜと流れがわかる本』⇛網羅度に欠けるが、スピーディーに通史を理解できるという観点においては右に出る参考書はない。

・『石川晶康 日本史B講義の実況中継』⇛網羅度は高く、この1冊で全ての大学に対応可能。ただそれと引き換えに量が非常に多いので始める時期に注意。私大志望者向けか。