多読英語長文の難易度は早慶レベル!評価とCD音声の使い方


私は受験期に英語の偏差値を20上げ、現役で国公立薬学部、慶応義塾大学に合格したものです!

この記事では「多読英語長文」について、使い方やレベル等を徹底解説していきます。

 

多読英語長文とは?簡単に紹介!

・概要:様々な長さの英語長文が収録された長文集

・著者、出版社:田井中善夫、信田勇、岡本政治(Z会出版)

・レベル、偏差値:MARCH上位~早慶、旧帝大(偏差値60~70)

・問題数:27題

・音声CDが別売りされている。

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多読英語長文とはどんな教材?

英語長文の量や質を重視した長文がひたすらに掲載されている、多読に特化した教材になっています。

基本的にはスキマ時間を利用して、毎日長文に触れる時間を作っていくような使い方向けになっています。

同じくZ会が出版している「速読英単語」「速読英熟語」などと似た見た目をしていますが、中身はかなり異なっているため、英単語対策としてはあまり向いていません。

また音声CDは別売りになっているため、英語長文の音声を聞きたい人は別途購入する必要があります。

リスニング対策としても有用なので、併用していくことをおすすめします!

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多読英語長文が必要な人、いらない人!

基本的な英単語・熟語や文法をマスターしてしまい、受験直前期に長文に触れておきたい人には是非おすすめの教材です!

難易度の長文に習慣的に触れ、慣れておきましょう。

一方で、MARCH以下の学生には難易度が高く、学習効果が出にくい教材です。

実際に、Amazonの口コミやレビューにおいても、「難易度が高すぎる」といった声が出ています。

 

本教材は解説もそこまで詳しくないため、長文の演習量を確保したい場合は、「速読英単語(Z会出版)」「やっておきたいシリーズ(河合出版)」などを使用していくと良いでしょう。

市販の英語長文教材は、長文の字数が難易度に比例している傾向が強いです。

自身のレベルに合わせた字数の教材を、評価・評判を見つつ選んでいきましょう!

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多読英語長文の難易度はMARCH~早慶レベル!

多読英語長文に収録されている問題は、MARCHや早慶、上位国公立大等からの引用になっています。

そのため、MARCH~早慶レベルといえるでしょう。

その上、テーマや英単語の難易度はMARCHの中でも上位学部向けとなっています。

私立難関大や旧帝大、医学部等では、出題される英語長文のテーマがかなり複雑なことが多く、海外紙や論文などが一部抜粋されて出題されていることも多々あります。

多読英語長文に収録されているような、内容の濃い英語長文に普段から触れておくことで、背景知識が増えたり、難しい長文問題への対応力が身についたりします。

各長文比較的重いですが、スキマ時間を活用して読み切りましょう!

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多読英語長文の使い方、進め方は?

先ほども伝えたように、本教材の目的は英語長文を読むことにあります。

問題演習ではないので、使い方はシンプルです。

以下の3つのステップに沿って進めましょう!

 

①一通り読む

本教材は英語長文の教材であるため、読まないことには意味がありません。

全体としてレベルが高いので時間制限はあまり気にせず、まずは最後まで頑張って読んでいきましょう。

その際、文構造が理解できなかった箇所や、意味が分からなかった英単語・英熟語にはマーカーを引いておくと良いでしょう。

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②日本語訳と照らし合わせつつ読み、自身の理解のチェックを行う。

自分の力で一通り読み終えたら、正しく理解できているかのチェックを行います。

英文と日本語訳を文単位で交互に読んでいき、各単語や構文がしっかりと理解できているかを確認しましょう。

この時、①でマーカーを引いた箇所は特に注意してみてください!

 

③CDを聞きながら、音読を行う。

このステップは受験期直前ではなく、受験期の夏~秋など入試までの余裕がある人のみ実践しましょう!

英語長文の演習を終えたら、音読を行っていきましょう!

音読は英語の学習法の中で一番といっても良いほど学習効果が高い勉強法になります。

ポイントとしては、同じ英語長文を何度も繰り返して読むことです。

序盤は発音や意味などを考えながら読んでいきましょう。

詰まってしまってもよいので、単語や構文の意味を頭の中で思い出しながらゆっくり読みます。

慣れてきたら、発音を意識しつつ、段々と読むスピードを上げていきましょう。

長文の内容をきちんと理解できるスピードの中で読むスピードを上げていくことで、速読力が身につきます。

 

早慶等の上位レベルの大学では、文章量も多く、速読力もある程度求められます。

リスニングと同じレベルのスピードで読めるようになればOKでしょう。

やや面倒に感じる人もいると思いますが、根気よくやっていきましょう!

また、別売りの音声CDを用いることで正しい発音で音読することができ、リスニング力の向上も図れます。

できる限り別売りの音声CDを購入し、活用していくと良いでしょう!

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以上の3ステップを27題繰り返していき、長文への慣れを作っておきましょう。

本教材の類似物として、「リンダメタリカ(Z会出版)」等も販売されているので、余裕のある人は自身の進度と時期を考えて、続いていくとさらに堅実な実力が身につくでしょう。

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