2022年 4月 の投稿一覧

解体英熟語はいつからやるべきか解説。レベルは〇〇大学

速読英熟語や英熟語ターゲットより、やや知名度が低い英熟語帳「解体英熟語」。

他の英熟語帳と比較して、特徴的なのはその分厚さ。

英熟語帳とは思えないほど分厚く、とてもボリュームが多いことで有名です。

そして丸暗記式ではなく、問題形式で覚えていく形になるので、試験の得点にもつながりやすいです。

入試で英熟語は本当によく問われますから、問題形式で学べるのはとても効果的。

 

そんな解体英熟語の「レベル」「いつから取り組むべきか」について、指導歴10年以上の私が詳しく解説していきます!

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解体英熟語のレベル、難易度

解体英熟語は大学入試向けの英熟語帳の中では、かなりレベルが高い部類に入ります。

東大や京大、早稲田・慶應、上智といった難関大学で、英熟語でアドバンテージを持って入試に挑みたい人向け。

難関大学であっても、英熟語を武器にできるレベルまで目指せるからこそ、かなり分厚い英熟語帳になっています。

 

とはいえ基礎的な英熟語もある程度は収録されていて、難関の英熟語だけを収録しているというよりは、かなり幅広く英熟語を網羅しているというイメージ。

基礎的な英熟語が足りないという事はありませんので、安心して取り組んでください。

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解体英熟語はいつからやる?

解体英熟語に取り組む時期としては、受験期の夏ごろをオススメしております。

というのも解体英熟語に取り組む前に、別の英熟語帳で基礎・基本の英熟語をガッチリと固めた方が良いと考えているからです。

解体英熟語には基礎的な英熟語も収録はされているのですが、出現頻度別に分かれてはいません。

ですから出題頻度の低い英熟語も含めて、大量の英熟語を、1つ1つコツコツ覚えていかなければいけないんです。

 

この勉強法の欠点は、「出題頻度が高い英熟語と、低い英熟語を同じ比重で暗記しなければいけない」点。

本来は出題頻度が高い英熟語からしっかりと固めて、出題頻度が低い英熟語は、入試まで少しずつ追加していくという勉強法が理想ですよね。

ですから受験する年の夏までに基礎・基本の英単語を固めて、さらに英熟語の追加が必要であれば、解体英熟語に取り組んでください。

「速読英熟語」や「英熟語ターゲット」など、書店で中身を見て、勉強しやすいと感じたものを選ぶと良いでしょう。

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解体英熟語はMARCHまでは不要?

解体英熟語は早慶や東大・京大など、英語がかなり難しい大学に向けて、2冊目の英熟語帳として取り組むのがおすすめです。

MARCHレベルの大学であれば、速読英熟語や英熟語ターゲットなどで、頻出の英熟語をガッチリと固めれば、十分に合格点を確保することができます。

逆に基礎・基本の英熟語がうろ覚えの状態では、難しい英熟語を追加したとしても、合格点を取ることはできません。

基礎・基本の英熟語をガッチリと固めたうえで、余力があれば解体英熟語で難しい英熟語を追加していってください。

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ビンテージ英語のレベルと、いつからやるか。ノートの使い方を伝授

NextStageやスクランブル、アップグレードなどと同じ形式の、英文法の総合問題集として有名なVintage。

英文法だけでなく語法やイディオム、会話表現なんかも演習できるようになっています。

英文法の問題集は種類が多すぎて、「どれくらいのレベルですか?」というご質問が、本当によく届きます。

そして「いつからやるべきですか?」「使い方が分かりません・・・」といったご相談もとても多いです。

そこで講師歴10年以上の私が、「Vintageのレベル」「いつから取り組むべきか」「ノートを活用した使い方」の3点を、詳しく解説していきます!

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ヴィンテージのレベル、難易度

ビンテージは数多くある英文法の問題集の中でも、難易度は高い部類に入ります。

スクランブルと同じくらいの難易度で、NextStageやパワーステージよりもワンランク高いです。

偏差値が50後半から60前半になってから取り組んだ方が、効果的な演習ができるでしょう。

1冊目の英文法の問題集として、英語が苦手な人でもヴィンテージに取り組んでいるケースをよく見かけますが、あまりお勧めできません。

この手の問題集は解説があまり詳しくないですから、解説を読んでも分からず、挫折してしまう人が多いですからね。

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ビンテージはいつからやる?

取り組む時期としては、受験する年の夏ごろが丁度良いと思います。

難易度が比較的高い問題集なので、それまでは徹底的に基礎固めに取り組みましょう。

ビンテージよりも易しい問題集として、Engage(エンゲージ)も出版されています。

こちらは1冊目の英文法の問題集としてとてもおすすめなので、まずはこちらを固めていき、受験する年の夏にビンテージで総仕上げという流れをお勧めします。

早く難しい問題集に取り組んだからと言って、それだけで有利になるわけではありません。

夏ごろにVintageに取り組んでも時期としては十分間に合いますし、それまでに基礎を固められているかどうか、こちらの方がずっと大切です。

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ビンテージの使い方はノートがカギ

ヴィンテージを勉強する際に大切なのは、「ミスをした問題に印をつける」こと。

1000問以上の問題数がありますから、全ての問題を完ぺきにミスなく解けるようにするためには、ミスをした問題にチェックをつけて、何回も解きなおさなければいけません。

そして「なぜミスをしてしまったのか」を分析して、この部分をノートに書き出していきましょう。

重要な知識や単語などがあれば、それらもまとめていき、暗記してください。

 

これから入試に向けて英文法の問題を解いて、ミスをした問題があったら、どんどんこのノートに追加していきましょう。

入試まで1題でも多くの問題を解き、ミスした問題を復習し、新たな知識を吸収することで、対応できる範囲がどんどん広がっていきます。

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英熟語帳はいらないって噂を検証。いつから必要になる?

大学入試に向けて勉強をするとなると、英単語や英文法の勉強が必要なことはわかりますよね。

ただ英熟語(イディオム)って、ちょっと重要度が下がりますから、「捨てちゃっても大丈夫かな?」なんて考えることもあると思います。

学校で英単語は絶対に覚えさせられますけど、英熟語はあまりテストに出てこないというケースもありますからね。

私は10年以上も、ずっと大学入試の英語を研究し続けているので、「大学入試において英熟語が必要かどうか」について、自信をもって回答することができます。

「大学入試における英熟語の必要性」「いつから取り組むべきなのか」について、詳しく解説していきます。

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大学入試における英熟語の必要性とは

大学入試では英文法の問題と絡める形式や、空所補充型の問題、語彙の意味を問う問題など、英熟語が得点に直接結びつくケースが本当に多いです。

難関大学ではもちろんですが、一般的な私立大学であっても、国公立大学の二次試験であっても、英熟語が全く出題されないケースはかなり少ないです。

覚えていれば回答できる問題なのに、落としてしまうのはすごくもったいないですよね。

 

また当然ですが、英熟語は英語長文の中でも登場してきます。

ある程度は推測をすることも可能ですが、難易度が上がるにつれて推測も限界が出てきて、知識を多く持っている人の方が、有利に読解することができます。

難しい長文になればなるほど、知らない語彙がどんどん登場してきますから、知識が少ないと推測できませんからね。

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英熟語の勉強はマスト?

英熟語を特別に勉強することなく、難関大学に合格した人は確かに存在します。

ですから「英熟語を勉強しなければ、志望校に合格できない」と言い切ることはできません。

しかし大学入試において、英熟語が重要であることはまず間違いないです。

英単語や英文法を勉強しないという選択肢はありませんが、英熟語も同じだと私は考えています。

 

私は早稲田大学に合格するために、英熟語帳は3冊取り組みました。

中学英熟語、受験の英熟語、そして早稲田向けの応用的な英熟語です。

それくらい勉強してやっと早稲田大学に手が届いたわけで、難関大学を目指すのであればまず避けて通ることはできません。

そして中堅私立大学などを目指す人であっても、得点は1点でも多く取りたいですから、英熟語はしっかりと勉強することをオススメします。

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英熟語はいつから勉強する?

英熟語に関しては、大学入試に向けて勉強を進めるその日から、覚えていくのが良いと思います。

暗記物は長く期間を設けて勉強していった方が、自然と長期記憶に定着していくからです。

1か月など短期間で一気に覚えるよりも、1年かけて覚えた方が、忘れにくいのは当然ですよね。

あえて英熟語を後回しにするメリットがないですから、英単語や英文法と並行で、英熟語も早い時期から覚えていくと良いでしょう。

英熟語を後回しにしている受験生をよく見てきましたが、受験が近づくにつれて、スケジュールも圧迫感が出てきますから、結局は入試までに熟語の暗記が間に合わなかった人がとても多かったです。

余裕をもって勉強に取り組めるよう、早い時期から英熟語の暗記に取り掛かってください。

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大岩のいちばんはじめの英文法はいつまでに終えて次は?レベル・偏差値も解説

「大岩のいちばんはじめの英文法」は長い間、受験生から愛用されている参考書。

私が受験生の時もこの参考書を使って、英文法の基礎を理解していきました。

解説がとても詳しくて、予備校の授業のような感じで解説してくれるので、分かりやすいんですよね。

「超基礎文法編」と「英語長文編」に分かれていて、超基礎文法編は文法の解説、英語長文編は文法を読解に活かす方法を解説してくれます。

ここでは「大岩のいちばんはじめの英文法のレベル」「いつまでにやるべきか」、そして「終わったら次は何に取り組むべきか」を詳しく解説していきます。

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大岩のいちばんはじめの英文法のレベル、難易度

大岩の一番はじめの英文法は、中学中級~高校基礎レベル

かなり易しい大学入試の基礎となる部分を、丁寧に解説してくれます。

大学入試に向けて英文法を勉強する際、最初の1冊として取り組むと良いでしょう。

大岩のいちばんはじめの英文法が難しいようであれば、中学生向けの参考書に取り組んでください。

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大岩のいちばんはじめの英文法はいつまでにやる?

遅くとも受験する年に入るまでには、取り組んでおきたいですね。

受験に向けて最低でも1年は本格的に勉強に取り組みたいので、それまでに土台は固めたいところ。

学校の定期テストにも活きる内容ですから、早めに勉強しておいて損はありません。

取り組み開始時期がそれより後になってしまった場合は、1日も早く終えられるように勉強を進めてください。

問題集や英語長文の勉強、過去問演習なども必要になりますから、余裕をもって勉強に取り組みましょう。

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大岩のいちばんはじめの英文法の次

「大岩の一番はじめの英文法【超基礎文法編】」が終わったら、易しい問題集に取り組みましょう。

Engageやアップグレード、ブライトステージといった問題集は、初中級者向けなのでおすすめです。

これらの問題集に取り組みつつ、もう1ランク上の講義形式の参考書で、さらに難しい文法の知識を学んでいきましょう。

「深めて解ける英文法INPUT」や「英文法の核」なんかが有名ですね。

問題集と参考書の両方に取り組んでいくことで、実践的な得点力の向上に加え、文法の理解度が上がっていきます。

 

英文法を深く勉強しつつ、必要であれば「大岩のいちばんはじめの英文法【英語長文編】」に進みましょう。

学んだ英文法を活かして、英語長文へ進む際に効果的な参考書です。

ただこちらは必ずしも取り組まなければいけないわけではなく、英語長文が理解できればまずはOKです。

「英語長文レベル別問題集1~4」、「英語長文ハイパートレーニング1」などは易しく、大岩氏の参考書を終えた次に取り組む参考書としてとてもおすすめ。

まずは基礎的な参考書から徐々にレベルを上げて、難しい英語長文も読み解けるようになるまで頑張りましょう。

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総合英語be 3rd editionのレベルは〇〇大学。最強の使い方を伝授

総合英語be 3rd editionは学校で配られることもある、分厚い英文法の参考書。

エバーグリーンやForest、ブレイクスルー総合英語などと同じ形式ですが、それらと比べるとちょっとマイナーですよね。

とにかく詳しく英文法の内容がギッシリ詰まってて、持ち運ぶのがちょっと大変なくらい。

表紙はちょっと堅い感じなんですが、中身はカラフルでイラストも豊富で、分かりやすいです!

そんな総合英語Beがどれくらいのレベルなのか、どうやって勉強を進めていけば良いか、迷ってしまう人もいると思います。

指導歴10年以上の私が、「総合英語Beのレベルと最強の使い方」詳しく解説していきます!

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総合英語Beのレべル、難易度

総合英語Beは英文法を幅広く扱っている参考書なので、初級者から上級者まで取り組むことができます。

英文法の細かな知識まで記載されているので、東大や京大、早稲田・慶應といった難関大学の文法問題で、正答率が低い問題にも対応できる可能性が出てくるでしょう。

一方でどの項目も詳しく分かりやすく解説してくれていますから、英文法が苦手な人であっても、理解して取り組むことができるはずです。

あまりに理解ができないようであれば、中学生レベルの英文法をまずはしっかりと勉強してから、総合英語Beを本格的に使っていくと良いでしょう。

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総合英語Beの最強の使い方

総合英語Beはかなり分厚いので、1ページ目から丁寧に勉強していくのはおすすめしません!

私が受験生の時はForestに取り組んだことがありますが、分厚すぎて途中で挫折しました笑

情報量が多すぎて覚えきれるわけがないですし、勉強が嫌いになってしまう可能性もあると思います。

 

取り組み方としておすすめなのは、「勉強のおとも」として、常に机に置いておくこと。

英文法を勉強していて分からないことがあったときや、学校や予備校の授業で悩んだとき。

そんなときに総合英語Beを開いて、自分が分からない部分を深く理解していくんです。

分からない部分だけをピンポイントで勉強していくので、ボリュームが多くても問題なく、むしろ深く学べるのでとても効果的。

 

英文法で分からないことがあったとき、うやむやにして終わらせてしまうことがあると思います。

それが1回だったらセーフかもしれませんが、入試本番までに何回も繰り返していると、穴だらけの知識になってしまいます。

「分からないことがあったら、総合英語Beに頼る」というクセをつけておくことで、入試までに自分の弱点を徹底的に補強することができます。

細かい部分まで詳しく記載されていますから、入試の得点につながるケースも多いです。

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英単語ターゲット1900/1400/1200。レベルと偏差値の目安

大学入試向けの超有名な英単語帳、英単語ターゲット。

超オーソドックスな英単語帳で、クセが無く使いやすく、たくさんの人に愛用されているので安心して取り組めるはずです。

1900と1400、そして1200と3つのレベルに分かれていて、どれを使うか迷ってしまう人も多いでしょう。

それぞれの英単語帳がどれくらいのレベルで、どれくらいの偏差値の人におすすめなのか。

そしてどれくらいの偏差値まで狙えるのか、詳しく解説していきます。

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英単語ターゲット1200のレベルと偏差値

英単語ターゲット1200はターゲットの中で最も易しく、基礎レベルの英単語が収録されています。

共通テストで高得点を取るには単語数が足りませんが、理解できる単語もかなり増えてくるでしょう。

また日東駒専レベルの大学であれば、ある程度は得点も稼げるようになります。

偏差値は40前後から取り組むことができ、偏差値50くらいまでは伸ばせる可能性を秘めています。

高校受験レベルの英単語から危うい人は、中学英単語ターゲットから取り組みましょう。

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英単語ターゲット1400のレベルと偏差値

英単語ターゲット1400は中間のレベルで、共通テストや日東駒専レベルの英単語が収録されています。

共通テストや日東駒専レベルであれば、8割ほど狙えるだけの英単語力を身につけられるでしょう。

MARCHレベルの大学であっても、理解できる英単語がかなり増えてきます。

偏差値は50前後から取り組むことができ、偏差値60くらいまでは伸ばせる可能性を秘めています。

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英単語ターゲット1900のレベルと偏差値

英単語ターゲット1900はターゲットの中で最も難しいレベルで、MARCHや早慶、東大・京大レベル

最も人気が高い1900ですが、収録されている英単語のレベルはかなり高いです。

偏差値が60を超えてから取り組むようにしていかないと、基礎単語が抜けた状態で、難しい単語を追加するだけになってしまいます。

偏差値でいえば65ほどを狙えるようになり、英単語力にも自信を持てるようになるでしょう。

 

一方で大学入試の最難関の英単語は、収録されていないものもあり、早慶や東大・京大で高得点を目指す人は、もう1冊英単語帳を追加するのも良いでしょう。

速読英単語上級編は、最難関単語だけを追加できるので、最後の一押しとして効果的です。

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ターゲットのレベル選びで迷ったら?

英単語ターゲットのレベル選びで、どれを選ぶか迷ったら、1200からスタートしてください。

もし覚えている単語が大半であれば、覚えられていない単語だけをピックアップして暗記すれば、すぐに次のレベルに進めますからね。

一方で基礎単語が抜けている状態で難しい単語だけを追加しても、成績が伸びていきませんから、遠回りの勉強になってしまいます。

易しいレベルの英単語帳に取り組んで、損することは絶対にないですから、抜けている単語を完ぺきに固めて、上のレベルへと進むようにしてください。

入門英文解釈の技術70のレベルは〇〇大学。「本当の」使い方を解説

大学入試に向けて英語の勉強を進めていき、少しずつ成績が伸びていった頃に、「英文解釈の技術シリーズ」に出会う人が多いです。

というのも単語や文法などのように、「誰がどう考えても必要な勉強」という認識を持つ人が少ないので、英文解釈の必要性に気付くのは、それなりに勉強が進んでからなんですね。

英文解釈の技術シリーズは、「英文1文1文を正確に読む」ことを学べるので、英語長文の読解に大きく結びつきます。

その英文解釈の技術シリーズの中でも、多くの人が取り組む「入門英文解釈の技術70」について、詳しく解説していきます。

「入門英文解釈の技術70のレベル」「偏差値を伸ばすための使い方」について、お伝えしていきます。

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入門英文解釈の技術70のレベル、難易度

入門英文解釈の技術70は、超入門英文解釈の技術60よりも1ランク難しい参考書。

難易度は基礎~共通テストや日東駒専レベルで、大学入試の英文を読む土台をガッチリと固められます。

多くの人がこの「基礎的な読解」の部分を抜かして、MARCHや早慶、国公立大学などの難しい英語長文の読解に入ってしまいます。

私が現役の受験生で日東駒専に落ちてしまった際も、読解の基礎を固めずにMARCHやセンター試験の長文ばかり解いていたのが原因でした。

浪人をしてから読解の基礎の基礎から固めて、まずは高校入試レベルの長文から読めるようにして、最終的に早稲田大学に合格することができました。

「読解の基礎を固める」ことが本当に大事ですから、入門英文解釈の技術70に取り組むことをオススメします。

むしろ超入門英文解釈の技術60からスタートしていただいた方が、より着実に読解力を伸ばせるでしょう。

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入門英文解釈の技術70の使い方

まずはノートに、例題の訳を書き出していきましょう。

頭の中で訳を思い浮かべるだけでは不十分で、しっかりと訳を書いて、より実践的な演習をしてください。

訳を書き出したら英文にSVOCと修飾部まで含め、全ての構文を書き込んでいきましょう。

「英文を正確に読む」ことは、文構造を読み取ることが必要不可欠であり、構文の理解度を上げていくトレーニングが大切です。

ほとんどの人がここまでやりこまずに、何となく訳して、何となく解説を読んで終わりにしてしまいますが、これでは取り組んだ意味がありません。

 

演習を終えたら解説をじっくり読み、自分の訳や構文を修正していきましょう。

「なぜここをミスしてしまって、次からはどうすれば良いか」まで分析して、参考書やノートに書き込んでください。

次回から初見で英文を読むときに、学んだことを活かせるようにしなければいけません。

1題1題、ここまでやりこんだうえで、最後まで取り組めば、入門英文解釈の技術70は卒業です。

同じく共通テストや日東駒専レベルの英語長文の問題集に取り組んで、1文1文の精読を、英語長文へと発展させていきましょう。

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英語長文を読むと眠くなる、集中できない、飽きる。それ「当然」です

英語長文を読んでいると、途中で集中力が切れてきて、眠気が襲ってくることってありますよね。

私が受験生の時も、長文を読むたびに眠くなり、成績が伸びなかった時期がありました。

長文の問題集を解いている時だけでなく、大事な模試や、入試の本番まで眠くなってしまう人も少なくありません。

受験生の方々からも、本当にこの手のご相談は良くいただくんですが、実はこれって「当然のこと」だったりするんですよね。

「長文を読んで眠くなるのが、当然なの!?」と思う方、多くいらっしゃると思いますので、詳しく解説していきます。

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英語長文を読むと眠くなる原因とは

英語長文を読んで眠くなってしまう原因って、結局は「長文を読んでも楽しくない」からなんですよね。

もう一歩踏み込むと、「長文の内容を理解できていないから、楽しくない」ということです。

読めているんだか読めていないんだか、あいまいな理解のまま進んでしまっては、英文を目で追う作業のような形になってしまうので、集中力が続かないのは当然なんです。

これが英語ではなく、中国語などほかの言語でも、理解が出来なければ同じことになります。

日本語の現代文であっても、内容が理解できなくなると、集中力は切れてしまいますよね。

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まずは理解できる長文から取り組もう

まずは今のご自身の実力で理解できる、易しい長文から取り組んでみてください。

いきなり難しい問題集に取り組めば、理解も難しいですから、当然ながら集中して読むことはできません。

自力で理解できる長文からスタートして、徐々にレベルを上げていくことが大切です。

英語長文の問題集にはレベルが記載されていますから、ご自身の読解レベルよりも1つ易しい問題集に取り組んでいきましょう。

 

理解できる長文を1題ずつ読み解いていく中で、長文を読むための「体力」も養われていきます。

長文を1題解くごとに、長文を読み解くことに慣れていき、集中力も上がっていきます。

長文に集中できない要因として、「演習不足」はとても大きいです。

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長文の演習はタイミングが重要

英語長文の演習は体力が最も必要なトレーニングの1つですから、体力が十分に残っているタイミングで取り組みましょう。

私が受験生の時は、勉強をスタートしてエンジンがかかってきたタイミングか、最後のタスクでラストスパートをかけるときに取り組んでいました。

このタイミングであれば、やる気がありますので、英語長文にも集中することができました。

ご自身で勉強に取り組む中で、「今は調子が良いぞ!」というタイミングで、英語長文に取り組むようにして見てください。

ヘトヘトで眠い時に難しい英語長文に取り組んだら、それはもう間違いなくねてしまうでしょう笑

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英語長文は設問・問題から先に読むべき?講師が解説します

英語長文の読解をする際に、「どうすれば少しでも、正答率をあげられるだろうか?」と考えますよね。

そして「長文の設問を解くタイミング」について、分析しますよね。

私が受験生の時も、英語長文の設問をどう解いていくか、時間をかけて研究しました。

英語の講師として長年、指導をしている私が、「英語長文の設問を解くタイミング」について、詳しく解説していきます!

「最後まで長文を読んでから設問を解く」タイプと、「設問を先に読んでから長文を解く」タイプの2パターンのメリット・デメリットをお伝えします。

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先に長文を全て読むタイプのメリット・デメリット

先に英語長文を全て読んでから、設問を解くタイプの方は割合としては少ないと思います。

このタイプのメリットは大きく2点で、「長文を読むことに集中できる」点と、「長文の全体像をとらえたうえで、設問に挑める」点。

設問に気を取られずに、長文を理解することに集中できますから、その方が取り組みやすいと感じる人も多いでしょう。

また設問を局所的に見ずに、長文全体の内容を理解したうえで取り組めるようになるというメリットも大きいです。

 

一方で最後まで長文を読み切ってから設問を解こうとすると、細かい部分が頭から抜けてしまっていて、長文をもう一度読み直さなければいけなくなる可能性も高いです。

設問は細かい部分まで問われるケースも多いですから、長文を読みつつ解いていった方が、正答率を高められると考える人も多いでしょう。

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先に設問を読むタイプ

「設問を読む」→「答えを探しながら長文を読む」というタイプですね。

このタイプは設問で問われている内容を探しながら長文を読めるので、とても効率的に読解を進められます。

最後まで長文を読み切ったころには、設問に全て解答できているケースも多いので、時間の制限が厳しくても対応できるでしょう。

 

一方で「木を見て森を見ず」の状態で、設問をテクニック的に解く事ばかりを考えて、長文の内容を理解できていない人も多く見られます。

あくまで設問を解く中で、長文の全体像をしっかりと理解する意識は持っておかなければいけません。

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おすすめは長文を解きながら

私自身も実践しているのは、「英語長文を読みながら、設問を解いていく」という後者のタイプ。

「設問を読む」→「答えを探しながら長文を読む」→「答えが見つかったら次の設問へ」というサイクルをどんどん繰り返して、最後まで長文を読み解いていきます。

設問で問われることを頭に入れたうえで、長文を読めるのでとても効率的です。

 

重要なのは、「解けない設問があったら、一度パスする」という点。

長文の設問は全体像を問われるケースも多いので、局所的な分析だけでは、回答できない事もあります。

そういった部分がこの解き方の弱点なので、分からない設問が出てきたらパスして、長文を最後まで読んでからもう一度挑戦するようにしてください。

 

また長文のストーリーや筆者の主張は、しっかりととらえるように意識してください。

設問を解くというところばかりに目を向けてしまうと、一見正解に見えるけれど、文章の流れに合っていないという、ヒッカケの選択肢をつかまされてしまう可能性があります。

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シス単の次、早慶志望ならこれ。システム英単語+1冊で早稲田&慶應へ

早慶や東大・京大といった難関大学を目指す場合、「システム英単語だけで足りるかな?」と不安になる人も多いでしょう。

大学入試向けの英単語帳は本当に種類が多いですから、友達が使っている英単語帳、書店で見かけた英単語帳など、かなり迷うことが多いと思います。

私自身も大学入試に向けてシステム英単語を勉強し、さらにプラス1冊英単語帳を追加して、早稲田大学に合格しました。

そんな経験を活かして、「システム英単語で早慶に合格できるのか?」と、「シス単の次に追加するならどの英単語帳がおすすめか」の2点を詳しく解説していきます!

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シス単で早慶は合格できるのか

システム英単語のレベルは、4章まで取り組めば「難関私大・国公立二次試験に対応できる」と記載されています。

たしかにシステム英単語には難しい英単語も多く収録されているので、難関大学の英語にも対応できる力が身につくでしょう。

ただシス単だけでは、大学入試の「最難関単語」までは収録されておらず、早慶や東大・京大レベルとなると、やや不足するケースも出てきます。

「最難関単語」を覚えていなければ合格できないという事ではないですが、覚えておいた方が、英語長文や語彙問題でかなり有利に戦えるようになります。

「早慶など難関大学の合格のために、シス単の次の英単語帳はマストではないけれど、取り組んだ方が合格率は上がる」という事ですね。

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シス単の次の英単語帳は?

システム英単語の次に取り組む英単語帳として、「大学入試レベルを超えないけれど、難しい単語を幅広くカバーできる」という点が最も大切になります。

大学入試レベルを超えるようなマニアックな英単語を覚えても、それが得点につながる可能性は低く、効率の悪い勉強になってしまいますからね。

この条件に当てはまるおすすめの英単語帳は、「速読英単語上級編」

システム英単語と被っている単語が半分ほどで、残りの半分は難関大学で頻出の難単語です。

この半分の難単語を覚えているかどうかで、早慶レベルの英語長文の読みやすさは本当に変わります。

そしてこのレベルの単語は、語彙問題で直接問われるケースもあるので、得点を稼げる可能性も高いです。

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シス単の次の単語帳に取り組む時期

まずはシステム英単語を完ぺきに固めて、赤字の訳は瞬時に思い出せるようになり、1つの単語もうろ覚えになっていない状態を作ってください。

この状態でさらに難しい英単語を追加するからこそ、点数が伸びるのであって、マストの英単語が抜けている状態では、難関大学の英語は戦えません。

時期でいえば受験する年の夏~秋ごろから、スタートできると良いでしょう。

難しい英単語は暗記に期間を要しますから、直前に一気に詰め込むのではなく、何周も繰り返して長期記憶に取り込んでいくことをオススメします。

とはいえシス単が固まっていないと戦えませんから、そういった意味でも受験期の夏~秋ごろがベストだと思います。

そして難しい英単語帳で新しい単語を覚えつつも、システム英単語の復習は必ず行い、重要な英単語が頭から抜けてしまわないように注意しましょう。