2022年 4月 の投稿一覧

英語の動詞の語法の勉強法と覚え方【完全版】覚えられない人を救います

大学入試に向けて勉強をある程度進めていると、「語法」にぶつかります。

最初は意識していないことが多いですが、この語法が大学入試で頻出であることに気づき、つまずく人がたくさんいらっしゃいます。

例えばこういったものが、有名な動詞の語法です。

 

『lie』横になる

lie-lay-lain

『lay』~を横にする、置く

lay-laid-laid

 

覚えたつもりだけれど、いざ問題として出てくると「どれだっけ・・・」となってしまいがち。

私が受験生の時も、語法には苦労した経験があります。

ではどうすれば語法を、しっかりと覚えられるのか。

そしてどんな勉強法で語法に取り組めば良いのか、詳しく解説していきます!

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語法の学習におすすめの参考書

まず語法を学ぶにあたり、基本となる英文法はしっかりと理解しておく必要があります。

文や語彙のルールをしっかりと覚えて、そのルールを軸に、語法を暗記していくという流れです。

語法を丸暗記しようとするのではなく、英文法のルールの中で覚えていかなければいけません。

「大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】」や「肘井のゼロから英文法」といった、英文法を詳しく解説してくれる参考書をまずは勉強しましょう。

 

語法を本格的に勉強する際には、スクランブル、VintageやNextstageといった、英文法の問題集がおすすめ。

語法の問題を解けるだけでなく、重要な語法の内容がまとめられています。

赤シートで隠しながら覚えられるようになっていますので、ぜひ活用してください。

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英語の動詞の語法の覚え方のコツ

Vintageなど問題集の中で語法を覚えていくわけですが、全ての語法を一気に覚えようとしても、頭に入りませんし、本質的な内容が理解できない可能性があります。

呪文のように唱えて、意味が分からないまま覚えてしまう人が多いですね。

理解して暗記ができる部分に関してはそれは問題ないのですが、覚えられない部分は工夫が必要です。

 

例文の中で動詞の使い方をしっかりと学び、どのような活用になっているかを確認しましょう。

インターネットで該当の動詞を検索すると、辞書が出てきて、そこに例文が記載されています。

そちらを何度も読んで、英文の中での使い方を学ぶと、入試につながる形で暗記できます。

音声を聴くことができれば、例文を何度も聞いて、音読して定着させていくのがベストです。

 

特に苦手な語法については、スマホや暗記カードにまとめておきましょう。

覚えづらいものは1回で覚えようとせずに、1日10秒でも良いので毎日触れて、自然と記憶に定着させていくことが最も効果的です。

1回で覚えられないのは当然であり、何周も繰り返していけば、いやでも記憶に叩き込まれています。

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ビジュアル英文解釈は〇〇大学レベル。最強の使い方を講師が伝授します

ポレポレや英文読解の透視図などと並んで、有名な英文解釈の参考書「ビジュアル英文解釈」。

英語の文章を正しく理解できるように、演習して解説をじっくり読むという流れです。

割と古い参考書なので、レイアウトとかは現代の参考書より、ずっと簡素な感じです。

とても質の高い解釈の参考書ではあるんですが、好き嫌いがかなりわかれると思います。

そんなビジュアル英文解釈の「レベル」「読解力を伸ばす使い方」を詳しく解説していきます!

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ビジュアル英文解釈のレベル

ビジュアル英文解釈はPart1とPart2の2つに分かれています。

Part1はレベルが易しい方にはなりますが、共通テストや日東駒専ほどの難易度と、本格的な長文が取り扱われています。

偏差値が最低でも50は超えていないと、長文の内容を理解することができず、正しく演習ができないでしょう。

Part1をしっかりと終えたうえで、過去問演習に取り組んでいけば、共通テストでは8割以上の得点が狙えます。

 

Part2は難易度がグッと上がって、早慶や東大・京大に匹敵するレベルになります。

早稲田や慶應など難関大学を志望校にしている人であっても、相当な実力がついてからでないと、取り組むことはおすすめしません。

偏差値が60前半~中盤くらいは取れるようになって、MARCHの英語で合格点を取れるようになってから取り組みましょう。

かなり難易度は高いですが、手ごたえや成長を感じながら、解き進められるはずです。

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ビジュアル英文解釈の使い方

まずは自力で例題をしっかりと読み込んで、内容を理解していきましょう。

読みづらい部分、難しい単語なども登場してきますが、すぐに訳を見たり、辞書を使ったりしてはいけません。

難しい長文を自力で頭を使って、解釈していくことが、本当に大切なトレーニングになります。

 

最後まで長文を読み終えたら、解説をじっくりと読んでいきましょう。

自分が正しく解釈できなかった部分は、特に深く理解するように努めてください。

「なぜ初見で読めなかったのか」「次はどういった視点が必要なのか」というところまで分析して、次に似た英文が出てきたときに、初見でもしっかりと読めるようにしなければいけません。

該当の英文、ミスした個所を読めるようにするだけでは、その時の応急処置にしかならないですよね。

「自分自身の読解力を伸ばす」ことを意識して、ビジュアル英文解釈に取り組みましょう。

 

解説をじっくりと読んだら、次はスラスラ読めるようになるまで、何度も読み込んでください。

文構造や文のつながりまで含めて、冒頭から最後まで一切の疑問なく、完ぺきに読めるまで復習を繰り返しましょう。

ここまで出来たら、次の長文へと進んでください。

音読についてはCDや音声がついていませんので、取り組む必要はないと思います。

ビジュアル英文解釈はレベルが高いので、難しい単語もたくさん出てきますから、自力で正しい発音で音読するのはとても難しいです。

誤った自己流の発音で音読をすると、逆効果になってしまいますから、音読はCD付きの参考書で取り組みましょう。

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関正生の世界一わかりやすい英文読解の「最強の使い方」で早稲田レベルへ

英語の講師としてカリスマ的な人気を誇る、関正生先生の英文解釈の参考書「世界一わかりやすい英文読解」。

大学入試の英語長文は文章量も多く、テーマや文構造が難解な英文を読まなければいけません。

この参考書では、例文に対して文構造も含め解説がとても詳しく記載されていて、「英文の読み方を1文から学べる」という強みがあります。

英語長文がどうしても読めない人は、まず世界一わかりやすい英文読解で1文の読み方をしっかりとマスターしてから、長文に再挑戦しましょう。

1文が読めない状態で長文を読んでも、理解できるわけがないですからね。

ここでは「世界一わかりやすい英文読解のレベル」「英文解釈の力を伸ばす使い方」を解説していきます!

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世界一わかりやすい英文読解のレベル

世界一わかりやすい英文読解は英文解釈の参考書としては、かなり易しい部類に入ります。

大学入試に向けて英文解釈を勉強するにあたり、最初の参考書としてとてもおすすめです。

ポレポレや透視図などは早慶や東大・京大レベルになりますから、はるかに高いレベルになります。

 

世界一わかりやすい英文読解のレベルは入試の基礎的な例文を訳して、その解説を読む中で解釈の力を伸ばしていくという流れです。

なので例題が全く訳せない状態だと、正しく演習ができませんし、解説も理解できないでしょう。

基礎的な英文法は理解したうえで、参考書に取り組むようにしてください。

 

世界一わかりやすい英文読解のレベルを1冊しっかりと固めれば、英文を正確に読むための土台が固まります。

これは本当に大きいことで、ここから少しずつレベルを上げていくことで、最終的に早稲田大学や慶應義塾大学、東大・京大なども見えてくるでしょう。

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世界一わかりやすい英文読解の使い方

まずは例文の訳を紙に書き出していきましょう。

頭の中で訳を思い浮かべるだけだと、ミスをしている部分が明確にならない可能性があります。

そして例文にSVOCと修飾部も含め、全ての構文を書き込んでください。

世界一わかりやすい英文読解は構文の解説がとても詳しく、文構造を正しく見極められるようにすることが、最も大切なトレーニングです。

構文を振る作業は最初はしんどいと思いますが、時間がかかるという事はまだ、文構造の理解度が低いという事です。

瞬時に構文が見極められるようになるまで、トレーニングを続けていかなければいけません。

 

訳と構文を書き終えたら、解説をじっくり読みましょう。

「なぜ初見で読めなかったのか」を徹底的に分析して、次から初見の類題を読めるように意識してください。

解説を理解したら、例文を徹底的に読み込みましょう。

構造を理解したうえで、スラスラ読めるようになるまで、何度も読み込んでいきます。

 

スラスラ読めるようになったら、最後に音読です。

音声がダウンロードできるようになっているので、こちらを活用していきます。

自己流の発音で音読してしまうと、誤った発音が定着してしまう可能性があります。

音声をまねるような形で、何度も音読を繰り返していきましょう。

この作業に取り組むことで、よりスムーズに英文が読めるようになりますし、英文の型が自分に取り込まれていきます。

最後までやり切ったときには、英文解釈の基礎はガッチリと固まっているでしょう。

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英文標準問題精講のレベルは〇〇大学。最強の使い方を伝授します

大学入試の参考書として有名な「精講」シリーズの、英文読解バージョン「英文標準問題精講」。

英文をたくさん読んで、その中で読解力を鍛えるトレーニングができる参考書です。

解説がものすごく詳しいかというと、そういうわけではなく、とにかくたくさんトレーニングしたい人におすすめですね。

英文の文章量は少ないので、1つの文章を集中的に読むことができますから、自分の読解力と向き合って鍛え上げることができるでしょう。

ここでは「英文標準問題精講のレベル」「読解力を伸ばす使い方」を詳しく解説していきます!

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英文標準問題精講のレベル

「標準」とタイトルにありますが、難易度は一般的に想像される「標準」のレベルではありません。

MARCHから早稲田・慶應、東大・京大といった難関大学を目指す人向けの参考書。

掲載されている英文の難易度もかなり高いですし、そう簡単に読み解くことはできません。

共通テストレベルの長文であれば、難なく読めるようになってから取り組むようにしましょう。

偏差値でいえば60を超えてから、取り組むと丁度良いですね。

英文標準問題精講を1冊、徹底的にやりこんでいけば、難関大学の英語長文に挑む土台が固まるでしょう。

MARCHの長文と早慶などの難関大学の長文の架け橋として、使ってみてください。

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英文標準問題精講の使い方

まずは例題に取り組んで、英文全体をしっかりと読み込みましょう。

下線部を訳していくわけですが、下線部だけで訳そうとせずに、全体のストーリーを捉えることが大切です。

下線部に至るまでの流れ、そしてそこからの流れ、しっかりと理解して英文を訳せるように意識してください。

訳は頭に思い浮かべるだけでなく、ノートに書き出すようにしましょう。

ノートに訳を書いておかないと、解説を読んでもミスした部分があいまいになってしまいますからね。

 

訳を書き出したら解説をじっくりと読んで、自分のミスを確認してください。

大切なのは「なぜミスをしてしまったのか」「どう読み進めれば良かったのか」といった、根本的なところに目を向けなければいけません。

「訳せなかった→解説を読んで訳せるようにした」というだけでは、その英文は読めるようになっても、初見で同じタイプの英文に出会った時に、また同じミスをしてしまう可能性があります。

 

該当の英文の解説を読んで理解して、そこから何度も読み込んでスラスラ読めるようにしましょう。

文の構造の解説もありますから、構造まで理解したうえで、完ぺきに読めるようになるまでやりこんでください。

音読に関してはCDや音声がついていないので、取り組む必要はないと思います。

誤った発音で音読をしても逆効果になってしまいますから、英文標準問題精講においては黙読でトレーニングを重ねて、他の参考書で音読をすると良いでしょう。

1題の英文を黙読で完ぺきに理解したら、次の英文へと進んで、最後までやり終えたら英文標準問題精講は卒業です。

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stock3000と4500の難易度は〇〇大学レベル。音声とアプリの使い方

新しい入試の英語に対応している、関正夫先生が手掛ける英単語帳「英単語Stock」。

TEAPや英検といった4技能試験にも対応できるよう、スピーキングやライティング、リスニングに向けた勉強もできるようになっています。

そしてレイアウトがとてもきれいなので、勉強が苦手な人でも、楽しく勉強できるのが大きな特徴ですね。

また「暗記するポイント」も記載されているの、1つ1つの単語を記憶に定着させることができますから、暗記に苦手意識がある人にもぴったり。

そんな英単語Stockの「レベル」「音声・アプリの使い方」の2点を、詳しく解説していきます!

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英単語Stockのレベル

英単語Stock3000は基礎~共通テストレベル

大学入試に向けた本格的な英単語帳の1冊目として、とてもおすすめです。

基礎的な単語だけでなく、共通テストにも対応できるくらいの単語を覚えられますから、成績をしっかりと伸ばせるでしょう。

偏差値でいえば50前半~中盤くらいまでは見えてきます。

共通テストで8割以上を狙う、MARCHで合格点を目指すとなると、単語の数もレベルも足りない部分が出てきます。

 

英単語Stock4500は共通テスト~MARCH合格・早慶入門レベル

大学入試の標準的な英単語が多く収録されていて、全てきちんと覚えれば、英語を得意科目に出来るでしょう。

偏差値でいえば60以上が見えてきます。

Stock4500まで覚えればMARCHレベルであれば合格点が狙えるようになりますが、早稲田や慶應、東大・京大となるとまだ足りない部分も出てきます。

 

英単語Stock4500は3000の上に積み重ねるものですから、まずは3000を完ぺきに固めることに注力してください。

そして3000に取り組むか、4500から始めてしまうか、迷ったら3000から進めましょう。

基礎的な英単語を固めたうえで、難しい単語を追加していかないと、成績は伸びていきません。

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英単語Stockのアプリと音声の使い方

「英単語アプリmikan」というアプリの中で、英単語Stockを勉強することができます。

手軽に英単語テストができるようになっているので、スキマ時間にぜひ活用してみてください。

ただテストは4択形式なので、うろ覚えでも答えられてしまいますから、あくまで補助的なツールとして使うのが良いでしょう。

 

音声は文英堂の公式サイトから、無料でダウンロードできるようになっていてます。

「Stock 音声 文英堂」などと検索していただければ、すぐに見つかります。

音声を聴いて音読しながら英単語を覚えていくと、その英単語の発音をマスターできますし、単語を聴きとれるようになります。

単語の暗記の際に音読を取り入れることで、スピーキングやリスニングの対策にもなるという事です。

TEAPや英検の対策にもちろん、共通テストのリスニングに向けても、音声の聞き取りと音読には取り組むことをオススメします。

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ポレポレの難易度は〇〇大学レベル。いつからがベストか教えます

大学受験向けの英文解釈の参考書としては、最も有名な1冊と言える「ポレポレ」。

西きょうじ先生は受験生からの人気もとても高く、一部では「信者」と呼ばれるような人も存在しています。

早慶など難関大学を目指す人が特に愛用していて、難しい英文を読めるようにするための読解法が、詳しく記載されています。

私が受験生の時にも取り組みましたが、早稲田大学の英語長文を読む際に、とても役立ちました。

そんなポレポレの「レベル」と「いつから取り組むべきか」について、講師歴10年以上の私が詳しく解説していきます。

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ポレポレのレベル

ポレポレのレベルは早稲田や慶應、難関国公立大学ほどで、かなり難易度が高いです。

英文を訳して解説を読むという流れで進んでいきますので、実力が伴っていないと、全く訳せない状態でただ、解答や解説を読むだけになってしまいます。

特にライオンマークがついている問題は超難問で、初見で正しく訳を作れる人は、あまりいないと思います。

志望校がMARCHや関関同立などであれば、ポレポレはオーバーワークといっても過言ではないくらい、難しい参考書です。

MARCHレベルの長文で苦労している場合は、ポレポレを追加する事よりも、もっと基礎的な部分で取り組まなければいけないことがたくさんあるでしょう。

MARCHの長文は合格点を取れるようになり、早慶の長文が少し難しいという人に、ピッタリの参考書です。

偏差値でいえば60は安定的に超えられるようになってから、取り組んでみてください。

 

有名な「英文読解の透視図」と比較すると、難易度は少し易しくなります。

英文読解の透視図はより文章量の多い英文を訳さなければいけないので、東大や京大を目指す人以外は、取り組まなくても良いと思います。

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ポレポレはいつからやる?

ポレポレに取り組む時期としては、受験する年の夏~秋ごろが丁度良いと思います。

MARCHレベルで合格点を取れるようになり、早慶レベルともある程度戦えるようになった時がベスト。

ポレポレをじっくりと学ぶ期間、そしてポレポレで学んだことを過去問で活かせるようにする期間が数か月必要なので、直前期よりは夏~秋くらいがおすすめですね。

高校1年生や2年生の時は、ポレポレよりも基礎・基本の徹底に時間を費やしましょう。

ポレポレは受験期になってからで十分間に合いますし、難しい参考書に早く取り組んだから、必ずしも良いというものではありません。

 

またポレポレに取り組んでみて、難易度が高すぎてついていけないと感じたら、一度ストップしてください。

その時点ではまだポレポレに取り組むべき時期ではなく、基礎・基本を固める時期です。

ポレポレが少し難しいと感じつつも、手ごたえを感じて取り組むことができるようになるまで、力を伸ばしましょう。

英文熟考のレベルは〇〇大学。最強の使い方も伝授します

英文熟考という参考書はややマイナーではありますが、とても評価が高く、有名な竹岡先生が手掛けている参考書です。

私も購入して実際に中身を見てみたのですが、学生の時に勉強しておきたかったなと感じる、いわゆる良書ですね。

英文を訳す中で、構文を把握する力を鍛える構成になっていて、精読力を大きく伸ばすことができます。

CDもついているので、音声を活用してトレーニングをすることも可能です。

そんな英文熟考の「上下のそれぞれのレベル」「最強の使い方」の2点を、詳しく解説していきます!

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英文熟考の上下のレベル

英文熟考は上下に分かれていて、上の方が易しく、下の方が難易度が高くなっています。

上は共通テスト~MARCHレベルで、中級者向け。

共通テストレベルの長文は7割くらいは取れるが、少しだけ怪しい部分があるという人におすすめ。

共通テストがほとんど読み解けない実力だと、まだ英文熟考は理解できないでしょう。

 

英文熟考の下はMARCH~早慶・東大京大といった難関大学を目指す人向け

早稲田や慶應などで出題されるような、読みづらい英文を正確に読めるようにするためのトレーニングになります。

MARCHの過去問で合格点を取れるようになり、共通テストのリーディングは8割は問題なく超えられるという状況になってから、取り組むと良いでしょう。

 

英文熟考で1文1文を正確に読み取るトレーニングができたら、後は英語長文の演習に入るだけ。

同じように構文の解説が詳しい、英語長文ポラリスや英語長文ハイパートレーニングなどに進みましょう。

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英文熟考の使い方

まずは例題の訳を、紙に書き出していきましょう。

頭で訳を思い浮かべるだけだと、ミスをした箇所が明確にならないので、紙に書き出すことがとても大切です。

そして紙に書き出した後、SVOCや修飾部まで含め、全ての構文を書き込んでください。

英文熟考には構文の解説があり、この部分がこの参考書の最も重要なポイントですから、精読のトレーニングをしないという選択肢はないでしょう。

 

構文を書き終えたら解説をじっくりと読んで、自分の訳や構文と照らし合わせてください。

ミスをしていた部分の原因をしっかりと分析し、次は初見で同じ形式の英文を読んだときに、正しく訳せるようにしましょう。

何度も正しい構文を確認して、そして例文を黙読で読み込んで、理解を深めていきましょう。

 

黙読でスラスラ読めるようになったら、最後に音読で仕上げです。

いきなり音読から入る人も多いですが、音読は黙読よりもはるかに難易度が高いですから、黙読が完璧になってからです。

音声を聴いて正しい発音を確認して、その発音をまねて音読をしていきましょう。

自分の発音が良くなり、音声もこれまで以上にクリアに聞こえるようになります。

そして重要な構文が含まれている例文ですから、これを自分の中に取り込んでいくことで、スピーキングやライティングにも活かせるようになります。

英語の構文150で東大レベルを目指す最強の使い方を伝授します

英語の構文150は、ややマイナーな参考書ではありますが、中身を見たところとても質が高い参考書です。

学校で配られることも多く、教育機関や先生からも評価されていることが分かります。

重要な構文を学べるようになっていますので、英文を読むうえでとても大きな力になってくれます。

そして全ての英文にSVOCなど構文の解説がありますから、精読のトレーニングをすることもできます。

CDもついていますから、音読で鍛えることも可能です。

そんな英語の構文150の「レベル」「使い方」の2点を、講師歴10年以上の私が解説していきます!

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英語の構文150のレベル

英語の構文150のレベルとしては、中級者向け。

そこまで難易度が高い参考書ではありませんが、英文を訳して解説を読むという流れで進んでいきますので、英文が読めることが大前提になります。

重要な構文を150個マスターしつつ、精読のトレーニングができますから、受験英語における読解の土台をがっちりと固めることができます。

日東駒専や共通テスト、MARCHレベルの英文であれば、英語の構文150に取り組むことで、読みやすくなる感覚を得られるでしょう。

早慶や東大・京大レベルとなると、さらに上の読解トレーニングが必要ですが、土台を固めるためにはとても効果的です。

さらに上のレベルですと、「よくばり英作文」「新・基本英文700選」などがあり、これらを徹底的にやりこめば、早稲田・慶應や東大レベルでも対応できるようになるでしょう。

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英語の構文150の使い方

取り組み方としてまず初めに、ノートに例文の訳を自力で書き出してください。

頭の中で訳を思い浮かべるだけでは、ミスした部分を正確に把握することができないので、訳を書き出すことが大切です。

そして訳を書き出しつつ、英文にSVOCを含め修飾部も、すべて構文を振ってください。

この作業を取り入れることで、精読のトレーニングの効果をさらに大きく上げることができます。

 

構文まで振り終えたらじっくりと解説を読んで、自分の訳した部分のミス、そして構文のミスを確認しましょう。

そのうえで何度も「黙読」を繰り返して、正しい構文を理解したうえで、スラスラと英文を読めるようになるまで復習してください。

 

CDがついているので、最後に音読に取り組むとなおよいですね。

音読をすることで例文が自然と頭に入ってきますから、スピーキングやライティング、リスニングのトレーニングにもなります。

音読はかなり難易度が高いトレーニングになるので、黙読で完ぺきに理解してから取り組むようにしてください。

英語を読むだけでも大変なのに、それを音声として発しながらとなると、かなり難しい作業になりますからね。

そして発音が自己流の誤ったもので定着しないよう、CDの音声を聴いて、発音をまねて音読するようにしましょう。