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基礎英文問題精講とポレポレのレベル・難易度を比較。どっちがおすすめ?

ある程度、英語の学習が進む中で、「次の参考書・問題集は何が最適ですか?」という質問を多く受けます。

受験生や学生に対する答えは、参考書や問題集の名前で判断せず内容から判断しましょう、と私は答えています。

この記事では「基礎英文問題精講」と「ポレポレ英文読解プロセス50」(以下、文中はポレポレ)という二つの問題集について、それぞれの特徴と手に取るべき方は誰か、誰に適しているのかなどについて、徹底的に解説していきます。

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基礎英文問題精講とポレポレの違い

私の率直な感想ですが、

・基礎英文問題精講もポレポレもどちらも簡単ではない

・ある程度の基礎学力が無い場合、どちらにも合わない可能性がある

・問題集としてのみではなく、その解説の読み取り、吸収が最も重要

・難関入試までカバーできる

だと感じています。

では、実際にこの問題集を手に取り大学受験のために学習している受験生からの口コミをそれぞれ一部見てみましょう。

①基礎問題英文精講

【問題文は国公私立大学の中堅校を主として多岐にわたっております(80大学+独自問題が10問ほど)。】

【「基礎」を固める上で良文が揃っておりますが「基礎」=「簡単」ということでは決してありませんのでご注意下さい。】

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②ポレポレ

【本書はTOEICや共通テストの英文は澱みなく読める人が対象です。】

【最難関大学に合格をいただいたので自信を持ってオススメできます】

どちらも簡単ではないということがわかります。

実際に目を通すとよくわかりますが、英語の基礎ができていない方が両書で学習を進めたとしても英語力の向上は期待できないと思います。

ですので、初学者向けでは決してありません。

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基礎英文問題精講とポレポレの難易度の比較

基礎英文問題精講に掲載されている問題は、共通テストから国公立大学(標準)を目指す学習者を対象としています。

一方、ポレポレは、難関大学、特に難関私大受験者向けとなっているように感じます。

 

①基礎問題英文精講の難易度

文法編、構文編、文脈編、応用問題編の4編に分かれ、文法~文脈編については、読解・解釈の基礎となる問題が掲載されています。

本書の場合、応用問題編の内容が早稲田大学をはじめとする本試験問題が掲載されているようにある程度の難易度を誇ります。

国公立(標準)レベルであれば、本署で十分対応可能かと思います。

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②ポレポレの難易度

問題の質としては、難関大志望者向けとなっています。

読解のための「読解プロセス」が詳細に述べられていることが本署の最大の売りではありますが、中途半端な読解力あるいは英語力では、この「読解プロセス」に記載されている内容すら理解できないままの消化不良になるかもしれません。

偏差値65から75程度までの方、つまりは難関私大、難関国公立大志望者に最適な問題集となっていると思います。

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基礎英文問題精講に合う人、ポレポレに合う人

どちらも難易度が高めではありますが、高めであるが故、万人向けではないと言うことができるかもしれません。

それぞれ、どのような方に合う(向いている)のか見ていきましょう。

 

①基礎英文問題精講を勉強すべき人

他の問題集などで一通り以上は英語を学んでいる方向けになります。

文法、構文、文脈と3つの編にわかれ、応用問題を読み解くためのステップを超えていく形になっていますが、必ずしも全範囲を詳細にカバーしているわけではありません。

必ず基礎となる英語力の下地はある程度は必要だと思っています。

繰り返しになりますが、本書は共通テストの英語をクリア・ある程度の得点源としたい方、国公立大学(標準)を目指している方向けになると思います。

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②ポレポレを勉強すべき人

ポレポレについては、ある程度の英語力の下地では、結果としてイマイチの印象しか受けないのではないでしょうか。

冒頭に述べた口コミにもありますが、合う人としては、最低限でも共通テストの英文をそれなりに読み解く力のある方だと思います。

別の言い方をするならば、難関私大、難関国公立大学の二次試験対策向けになるでしょう。

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基礎英文問題精講とポレポレはどちらの優先度が高い?

難易度高めの両書を比較してきましたが、ではどちらの優先度が高いのでしょうか。

先ほども述べましたが、主たる対象者が異なるため一概に言うことは難しいですが、優先度からすると「基礎英文問題精講」だと私は思っています。

一通り英語の学習を進めた段階で、基礎英文問題精講を使用することで英文解釈の基礎を固め、その応用問題でしっかりとしたものにする。

その上で、ポレポレを使い難問にチャレンジ・解説を読み解き、さらなるステップアップを図る。

こういった流れで両書をうまく活用することができれば、英語学習の内容・密度が更に増すと私は考えます。

世界史基礎問題精講の難易度は日東駒専レベル?使い方と100題との違い

私は受験生の時、40前半の偏差値を1年間で60後半まで上げたものです!

この記事ではこの記事では「世界史基礎問題精講」について、難易度や使い方を徹底的に解説します!

 

世界史基礎問題精講とは?簡単に紹介!

・概要:大学入試に必要な基礎力をつけることができる問題集。

・著者、出版社: 沼田 英之(旺文社出版)

・レベル、偏差値:日東駒専~MARCHレベル、偏差値55程度を目指す受験生向け

・テーマ数:厳選された40テーマ

・2段階ステップの構成で効率よく学習できる!

 

世界史基礎問題精講のレベルは日東駒専~MARCHレベル!

世界史基礎問題精講に収録されている問題は日東駒専や共通テストで出題される問題のレベルです!MARCHを目指しているけど、まだ基礎が不安…という受験生にもおすすめです!

私自身この問題集を解くことで基礎をしっかりと固めることができました!

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世界史基礎問題精講と実力をつける世界史100題の違いは?

世界史基礎問題精講と実力をつける世界史100題の大きな違いは収録されている問題のレベルです!

世界史基礎問題精講は東駒専や共通テストで出題される問題のレベルですが、実力をつける世界史100題は早慶上智などの難関私大レベルの問題が収録されています。

また、実力をつける世界史100題には論述問題も多く収録されていることも特徴です!

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世界史基礎問題精講の勉強法、使い方を解説!

以下の3つの順番で勉強しましょう!

①ステップ1を解く

ますはステップ1を解きましょう!ステップ1では選択形式の問題や穴埋め形式の問題が出題されます。そしてここで意識することが「知識を蓄える」ということです。

世界史は暗記系の科目なので、とにかく覚えることが大事です。しかし、ただ用語を覚えているだけではすぐに忘れてしまいます。

ステップ1の問題では前後の流れがあるので、それぞれの用語を結びつけながら知識を蓄えていきましょう。

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②ステップ2を解く

ステップ1を解き終えたらそのままステップ2を解きましょう。ステップ2では正誤判定や記述式の問題が多く出題されます。ステップ2では「知識を正しく理解する」ことを意識しましょう。

世界史にはややこしい用語がたくさんあり混同してしまうこともありますが、ステップ1の知識が頭に入っていれば正しく解答することができるはずです。

「ステップ1が解けたのにステップ2で躓いてしまう…」という受験生はまだ知識が結びついていないので、もう一度ステップ1に戻って復習しましょう!

 

③精講を読む

解答と解説のページには精講という問題に出てきた単語の詳細の説明や年表が書かれている箇所があります。

精講を読み理解することで周りの受験生と差をつけることができます。

精講を読むときに意識したいことは「理解をより深める」ということです。

世界史はその時代ごとに政治や宗教、文化などが密接に関わっています。それぞれをひとつの繋がりとして理解することが世界史の偏差値を伸ばすポイントとなるので、ぜひ精講の部分こそじっくり読んでみてください。

繋がりが見えてくると世界史を勉強するのも楽しくなってきますよ!

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世界史基礎問題精講が終わったら次にやることは?

世界史基礎問題精講が終わったら、共通テストの過去問を解くのがおすすめです!ここで70~80点を取れるようになっていたら、十分内容を理解しています。

まだ点数が届かないという方はもう一度世界史基礎問題精講を解き直しが必要です。

志望校がMARCH以上の方はさらにレベルの高い問題集に取り組みましょう!

高校世界史基本用語問題集 ツインズマスター」や「HISTORIA[ヒストリア] 世界史精選問題集」などがちょうどいい難易度です。

赤本の合格最低点より上でも不合格?補欠合格は含む?嘘で信憑性が低い?

私は現在、中央大学に通う大学1年生です!

なのでちょうど一年前に受験を経験していて、みなさんと同様に勉強には苦しみました・・

この記事では、“合格最低点”について解説していこうと思います!

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赤本の合格最低点とは

受験勉強の集大成として、赤本を解くと思うのですが、まずみなさんが赤本を買った際に、嫌でも最初に目につくものがありますよね笑

みなさんも赤本を持っていたら、実際に確認できると思いますが、最初の方のページに載っているのが合格最低点です!

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赤本の合格最低点の信憑性

合格最低点と言うくらいなので「これ以上の点を取れば受かる!」と言う事なのでしょうか、?

僕も実際そう思っていたのですが、なんと驚くことにこの点数を超えていても不合格になってしまう場合があるそうです!

 

なぜ赤本の合格最低点より上でも落ちるのか

まず最初にみなさんに知っていただきたいのが、得点調整の存在です。得点調整とは、選択科目間での不公平をなくすためのものです。

これだけだと正直よくわからない方もいるかと思うので、具体例を挙げて説明したいと思います!

私立大学では、一般的に文系が英語、国語そして世界史や日本史などの選択科目の中から一つ選んで、合計3つの教科を受けます。ちなみに理系ではこの選択の部分が、物理や化学、生物になりますよね。

そしてAさんとBさんがある大学を受験したとして、Aさんは選択を日本史、Bさんが世界史を選んだとします。

例えば日本史が平均点40点、世界史が70点だったとすると、AさんとBさんが同じ点数で同じ評価を受けるのはおかしいですよね?

この選択科目間の不平等を解消するために得点調整が行われるわけです!

 

さてここからは今回のメインテーマである、合格最低点に話を戻していこうと思います。

みなさんは過去問を解いた後に自己採点を行うと思いますが、そこから得られるいわゆる素点によって合格最低点が記載されているでしょうか‥

しかしもしそうだとすると、先ほど話した不平等が残ってしまいますよね。なので合格最低点とゆうのは、それが考慮された、“得点調整後の点数”で記載がされています!

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“じゃあ結局どのくらいの点数を取ればいいんだ!!”

そこで一般的に私立大学で採用をしている得点調整の方法について紹介してみたいと思います。

その方法というのは、中央値補正法というものです!

これは、各科目の真ん中の順位の人の点数を50点と置き換えて、他の受験者の得点を調整する方法です。

その計算式というのが、下に示すものになります。

 

  • 素点<中央値の時

満点の半分の点数÷中央値×素点

 

  • 素点≧中央値の時

満点の半分の点数÷(満点ー中央値)×(素点―中央値)+満点の半分の点数

 

あくまでこれは計算の一例ですが、素点と調整後の得点は異なるため、赤本を解いていて合格最低点を超えていて余裕だと思っていたのに落ちると言う嘘みたいな事が起きるわけです。

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赤本の合格最低点に補欠合格は含むのか

これについて僕も色々調べてみたのですが、含むと言う意見もあれば、含まないと言う意見もどちらもありました。

これは正直採点を行なっている大学側にしかわからないことなのでよほど気になる方は、直接大学側に問い合わせて聞いてみるのも手ですね!

しかし大学受験では受験者数がとんでも無くいる世界なので、1〜2点の世界に何人もの人がいると言うのが普通なので、含んでいようが含んでいまいが多少の誤差程度でそこまで気にすべき点ではないと思います!

 

この記事を読んでくださった皆さんは、毎回の過去問演習で合格最低点を超えているからといって、自分は余裕だと思い込まず合格最低点に隠されたトラップに引っかからないよう最後まで油断せず勉強を頑張ってください!

大学受験で全落ちした体験談!失敗者の割合と特徴。落ちたら人生終了?

大学受験では第一志望合格を目指して、それほど好きでもない勉強に耐えている受験生も多いでしょう。とはいえ、頑張れば誰もが志望校に合格できるわけではありません。人気の高い大学や学部に受験生が集中するため、全体で見れば第一志望に合格できる受験生の割合は多くないはずです。むしろ、やむなく第二志望以下に進学するケースの方が多いのが実情でしょう。

 

大学受験では「滑り止め」として安全圏の大学を受験しますが、時には合格間違いなしと思っていた大学さえ不合格になってしまうことがあります。特に、受験した大学の全てに不合格になることを「全落ち」と称します。どこにも自分が受け入れられなかったという経験は、受験生にとって大きな精神的ダメージを残す出来事になります。

 

今回は大学受験で全落ちしてしまうとその後の人生はどうなってしまうのかについて、実例を交えて紹介していきます。

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大学受験全落ちの割合は?

先ほども述べたように、多くの受験生は第一志望に合格できなかった場合の保険として他大学を受験します。そのため大学受験に全落ちして進路が決まらない人はそれほど多くなく、浪人する場合でも自分の意志で第二志望以下に行かないことがほとんどでしょう。つまり全落ちは比較的レアなケースとも考えられます。

 

全落ちする受験生の正確な割合はわかりませんが、一般的には10%程度と言われています。筆者の経験上も妥当な数字ではないかと感じます。1クラスに2〜4人程度と考えると現実味がある数字かもしれません。

 

このことからも、全落ちしてしまった受験生は孤独感や疎外感に苛まれやすい傾向があります。仲の良い友人や周囲の同級生が良くも悪くも次のステージへ足を踏み出していく中で、一人だけどこにも行けないまま次の居場所がない状態はとても辛いものがあります。

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まさかの全落ち…その心境は?

全落ちは受験生全体の内でも比較的少数派であることや、自分が全ての大学に拒絶されたと感じることから、「人生終わった」と追い詰められる受験生もいるでしょう。悔しさだけならまだ耐えられます。しかし、周囲に対する妬みや不合格を突きつけてきた志望校への怒り、そして何よりも理不尽に他人を憎んでしまう惨めな自分への恥ずかしさから、周囲を遠ざけて孤独に陥ってしまいます。

 

このように孤独感を拗らせてしまうと、次年度の再受験に向けた立て直しも難しいでしょう。「私はダメ人間だ」「自分だけどうして」「あの人より勉強したはずなのに」…勉強に集中するどころか、自分や世の中に激しい憎悪を抱くようになってしまうと、もはや勉強どころではありません。

 

そしてある時「人生終わったな」という言葉が心に浮かびます。みんなが軽々と通り過ぎた大学受験でつまずいているような自分は、この後の人生ではもっと苦労するに違いない。こんな簡単なことすらできないのに、社会に出て立派に活躍できるはずがないと悲観的になってしまいます。

 

周囲に対する嫉妬→自己否定→孤独感→繰り返し…この悪循環に陥ってしまうと、立て直すだけでもかなりの時間がかかると考えておくべきでしょう。孤独に蝕まれた心は、親しい人の言葉にさえ耳を傾けることができません。少数派であるだけでも辛いことなのに、全落ちは自分の努力や能力をあらゆる大学から否定されたという感情を伴うからです。

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大学受験に全落ちで人生終了…?

では本当に全落ちすると人生は終わってしまうのでしょうか?それについては二つの答えがあります。

 

一つは「大学受験に失敗したくらいで人生は終わらない」というものです。大学受験は失敗してもやり直すことができます。世の中には一浪はおろか二浪している人さえ珍しくはありません。もし心の底から大学に行きたいなら、次の入試で合格できるように勉強すれば解決します。

 

まだまだ学歴社会と言われる日本では、大学受験が人生における一大イベントのような印象があります。しかし、社会に出て学歴が役に立つ機会というのは、実はあまり多くないのです。確かに就職活動では学歴で品定めされる部分も0ではありませんが、企業の採用担当者をはじめとして多くの人が見ているのは学歴とは別のところです。端的に言えば「この人の力があればどんな仕事ができるか」「この人と一緒に長く仕事をやっていけるか」といった能力が重視されるのです。

 

「受験さえダメだったのに仕事なんて」と思うかもしれませんが、大学受験を突破することと仕事をすることはそもそも別次元の話です。社会に出てみると高卒でも素晴らしい仕事をしていたり、世の中に貢献することをしている人がたくさんいます。もし誰かが「自分は受験に失敗したからダメなんだ」と言えば、能力の無さを隠すための言い訳にしていると思われます。

 

大学受験はせいぜい5教科8科目の限られた範囲の中でしか、その人の能力を計測することができません。極端な例を挙げれば、料理やゲームが得意な人が大学受験のフィールドに立っても、その能力を思う存分発揮するのに適切な場所とは言えないでしょう。

 

大学を卒業する頃になると「自分はどんな仕事が向いているか」という悩みが現れます。そして多くの人にとって、この悩みはその後も長期にわたって頭の中を占めることになります。世の中に転職サイトが数多くあることがその証明です。

 

日本の受験生の多くは大学の偏差値やネームバリューから志望校を選ぶため、自身の適性や好きなことを深く掘り下げる機会を持ちません。そのため、晴れて志望校に合格した人でさえも、入学してすぐに「学部を間違えた」と嘆くことがあります。

 

それから二つ目ですが、こちらの方が全落ち受験生にとって残酷かもしれません。それは「大学受験に失敗した程度で終わってくれるほど人生は甘くはない」ということです。全落ちした後にも、あなたの人生は続きます。よほどお金に恵まれていない限りは、社会に出て働かなければならない日が来ます。

 

全落ちという現実がどれだけショックな出来事でも、世の中はそんなことには構ってくれません。「全落ちだから立ち直れなくても仕方ないよね」とは誰も言ってくれるはずがないのです。あなたはそこから自分の人生を考えていかなければならないですから、これはなかなか大変です。むしろ人生が終わってくれた方がありがたいと感じるくらいかもしれません。

 

失敗しようが心が折れてしまおうが、そんなことにはお構いなく人生は続いてきます。打ちのめされた人間にいつまでも倒れていることを許してはくれません。生きている以上は、いつかは起き上がらなけれならず、起き上がれないなら這ってでも進まなければならないのです。

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大学受験で全落ちしたらどうする?

全落ちしても人生は続き、いつまでも寝ているわけにはいかない、と書きました。次の受験を目指すのか、まだ試験を受けられる大学を探すのか、あるいは専門学校に行くか、はたまた就職活動を始めるのか…何かしらの現実的なアクションを起こすか、なるべく早く今後の方針を立てなければならない人もいるでしょう。

 

ただ、必ずしも進学や就職にこだわる必要はありません。浪人時代というのは裏を返せば、何ものにも縛られない自由な時間です。大学や専門学校では課題や部活動・サークル活動に追われますし、就職してしまえば自由な時間は大幅に減ってしまいます。もし家族の同意が得られるのであれば、これまでにできなかったことに挑戦してみることもありです。

 

例えば筆者の知り合いは全落ちした後に、自転車で日本一周の旅に出ました。スポンサーになってくれる企業を探し、観光旅行では行かないような地域を訪れる貴重な経験を得ていました。日本一周とまでいくとさすがにハードルが高いですが、有り余る時間を使って読書に興じたり、今までやったことのないスポーツを始めた人もいます。あるいは浪人の身分でアルバイトを始めた人もいるくらいなので、何だってありです。

 

大切なことは、これまでの世界から外に出て新しい人やものに出会うことです。浪人時代ほど自由な時代がこの先の人生に訪れることはありません。興味や関心があることにチャレンジしてみることで、大学に入ったり就職した後にやりたいことや、自分の人生にとって大事なものを見つけることができるかもしれません。

 

もちろんリベンジを目指して受験勉強をしたり、専門学校への進学や就職活動を始めることができるのであれば問題ありません。しかし、全落ちにより心が受ける傷は周囲や本人が考えているよりも深い場合があります。そういう時には無理せずに、自分自身を見つめ直し今後の人生を考える時間として使ってみることも、悪くないのではないでしょうか。

 

這ってでも進まなければならないと書きましたが、前に進めとは言っていません。どうしても立ち直れないのであれば、気の向くままに、好きなところに足を向けてみてください。そうやって外の空気を吸っているうちに、もう一度頑張ろうと思えるかもしれません。あるいは思いがけない出会いが待っているかもしれません。アドバイスとしては、自分の殻に引きこもらないように無理にでも外に出ることです。長期間の孤独は何としても避けなければなりません。

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大学受験全落ちした人の末路、まとめ

今回は大学受験で全落ちしたらどうなるのかについて紹介しました。かなり手厳しいことも書きましたが、何を隠そう筆者自身が全落ち浪人を経験した張本人なのです。当時はとにかく孤独で、進路が決まった同級生を妬み、そんな自分がますます嫌になってしまいました。

 

それでも救いだったのは、親しい同級生に全落ち浪人生が数人いたことでした。部活動でOB風を吹かせながら後輩たちに混じって体を動かしたり、夜遅くまでカフェで語り明かしたこともありました。全く受験勉強らしいことはしませんでしたが、結果的には運に恵まれてどうにか大学に進学することができました。不安と恐怖に苛まれ続けた果てしなく長い一年間で、二度とやりたくないというのが本音です。

 

最後に全落ち浪人たちの末路を語っておくと、筆者を含めて二人は一浪で大学に進み、その後は就職しました。一人は日本一周にほぼ一年を費やし、三浪の果てに大学に進学して、卒業後に就職が決まっています。全落ちした時はこの世の終わりのように落ち込みましたが、振り返ってみれば大学受験程度で人生が終わったりはしませんでした。この世界は残酷である一方で、限りなく自由でもあることを知ってもらえればと思います。

大学受験勉強はいつから間に合う?いつから準備して本気出す?

これから高校生になる方は、胸に期待を秘めているかもしれませんが、高校生の次、つまりは、大学生になるための受験勉強はいつから始めるべきなのか実は疑問に思っているのではないでしょうか。

この記事では、大学受験の勉強はいつから取り組めば間に合うのか、いつから準備するべきなのかについて、解説していきます。

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大学受験勉強はいつから始める?

少し年代が古いかもしれませんが、株式会社マイナビの2016年度の調査では、最も多い回答が、「高校3年生の春」となっています。

さらに時代を遡り2012年のベネッセ総合教育研究所の調査でも、推薦入試(AO入試)入学者に限るものの、やはり、「高3のはじめ~夏休みくらい」となっています。

これは、高校3年生になると部活も終わりが見えてくる頃であり、卒業を意識し始めることから自然な結果といえるでしょう。

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大学受験はいつから勉強すれば間に合うか

先ほど、多くの受験生が「高校3年生の春ごろ」から受験勉強を始めると書きましたが、それで間に合うかというと別の話だと思います。

同じマイナビの調査では、春から始めた方のうち約4割「遅すぎた」と後悔しています。

つまり、多くの受験生は高校3年生の春から始める傾向にあるものの、それでは遅すぎる間に合わないかもしれないということです。

では、いつから勉強するべきなのかについて国公立大学と私立大学、さらには難関大学に分けて見ていきましょう。(推薦入試・AO入試は除きます。)

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①  国公立大学を志望する場合

国公立大学受験の場合、絶対に避けて通ることのできないものが「共通テスト」になります。

大学入試の本番ともいうべき二次試験の前に共通テストで十分な点数を確保しなければ、大学によってはいわゆる足切り・または総合点数が満たない=不合格となってしまいます。

国公立大学受験の場合、まず共通テスト対策、次に二次試験対策となるわけです。

では、共通テスト対策はいつから始めるべきか、これは高校2年生の秋~冬ごろから始めるべきです。

その理由は、共通テスト対策模試が始まるのが高校2年生の年明け1~2月、さらに共通テスト本番1年前の2点になります。

模試の結果をしっかりと受け止め、さらに1年間をかけて、しっかりと共通テスト対策に取り組むべきです。

次に二次試験対策ですが、これは、自分の志望校に直結します。

志望校を早めに決め、その二次試験の範囲を調査し対策する、それもどんなに遅くとも高校2年生の秋~冬ごろから始めるべきです。

中には、共通テストの結果を見てから判断する猛者もいるようですが、行きたい大学・学びたい大学が決まっているならば、その対策を共通テストと同様の時期にはスタートするべきといえるでしょう。

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②  私立大学を志望する場合

受験生時代を振り返ってみると、私立受験だから科目が少なくていいやと言っていた人間もいましたし、遅くても大丈夫と楽観視していた方もいましたが、私立大学の場合は、高校2年生の春にはスタートしているといっても過言ではありません。

それは、文系・理系に分かれる2年生の段階で私立志望の場合は、国公立志望の学生とは科目数も異なりますし、突っ込んだ知識を問われる分、時間をかける必要があると私は思っています。

さらに、ここ数年では、私立でも共通テストを必須とする大学が増えるなど、共通テストの勉強もしなければなりません。

また、共通テスト自体かなりの難度化をしているため、大学入試とは別に共通テスト対策をする必要がある分、高校2年生の春にはスタートしなければならないと私は考えています。

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③  難関大学を志望する場合

難関大学の場合は、もう一択しかありません。

高校生になった瞬間がスタートですし、なる前から始まっているかもしれません。

だいぶ遡りますが、私の時代でも難関大学(早稲田政経)に合格した同級生は、高校1年生になった瞬間から、「政経に行く」と言い続け勉強をしていました。

ただ、不思議なもので東京大学に合格した同級生は、表には出さずひっそりと勉強し続けセンター入試(現共通テスト)の結果から入試に挑み見事合格していました。

やはり、国公立大学の場合は、共通テストという第一ハードルがある以上、志望校にもよるかもしれませんが、かなりそこに力点を置く必要があるため、本格的に始める時期に私立とは差が出てくるのかもしれません。

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大学受験はいつから準備をするべきか、まとめ

大学受験をいつから始めるべきかというのは、実際に勉強し始める時期であり、勉強のための準備は終わっているわけです。

では、準備はいつからすべきなのでしょうか。

高校生になった段階でその先の志望校も決定している方は、高校1年生から準備をしていると言うことができます。

逆にまだ進学先も決められないという方は、準備すらできていないと言えるでしょう。

準備とは、志望校の受験科目、配点割合、傾向と対策の検討、過去問準備といった受験に対する総合的な準備になります。

もちろん一度準備したから終わりではなく、高校1年生から3年生の時の流れの中で傾向と対策が変わるということも想定されます、

それらを準備することから、実は受験勉強は始まっているのかもしれません。

「いつから本気でやれば」、ではなく準備の段階で真剣に行うことで、早め早めに本気で受験勉強を始めましょう!

日本史のテーマ史とは?おすすめ参考書と勉強法をガチ解説

日本史のテーマ史とは

日本史のテーマ史と言われても戸惑ってしまう方もいるかも知れません。

テーマ史とは歴史を時代で区切るのではなく、テーマで区切ってまとめられるものを言います。

江戸時代や明治時代のように時代ごとでの区切りではなく、時代をまたがっての外交史・政治史・経済史・文化史といったテーマについて設問されるものです。

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大学受験において日本史でテーマ史は頻出問題

大学受験において日本史のテーマ史の問題は共通テストだけでなく有名私立大学でも頻出問題となっています。

必須とも言えるテーマは史学史、女性史、琉球・沖縄史、蝦夷地・北海道史・教育史などがあります。

 

具体的な学習方法と参考書・問題集

試験における学習は質も大事ですが、何よりもです

そして、試験は何と言ってもアウトプットの場ですから、常に、いかに試験の場で正しくアウトプット出来るかを考慮してインプットを効率良くしたいものです。

受験対策の学習で重要なのは効率よく無駄の無い学習をする事です。

 

テーマ史の学習もインプット→アウトプットの繰り返しが基本です。

 

まず、通史をしっかりインプットしましょう。

学校の授業や教科書に入る前とか、日本史が苦手な方にインプットで最適な参考書が『教科書より優しい日本史ノート』です。

『教科書より優しい日本史ノート』と同じシリーズで講義形式である『教科書より優しい日本史』とセットでの学習がお勧めです。

これらで通史の流れの大枠を一気につかみましょう。

『教科書より優しい日本史』でインプット。

『教科書より優しい日本史ノート』でアウトプットをします。

繰り返して通史の流れの大枠をつかめば学校や塾、予備校の授業や教科書がよく分かるようになります。

 

次に、共通テストの過去問をしましょう。

ここまで来たら自分の苦手なところがわかって来るはずです。

 

そうしたら通史に戻ってインプット。

また、過去問でアウトプット。

繰り返しているうちに自分の実力がUPしているのが実感できるようになります。

 

更に実力をつける為に、今度は志望校の過去問集や予想問題集でのアウトプットをしましょう。

一通り終わったら、また、苦手なところのインプット。

この段階で更にインプットを深めたい場合は『石川晶康日本史Bテーマ史講義の実況中継』がお勧めです。

アウトプットではZ会の『攻略日本史テーマ・文化史 整理と入試実践』が良いでしょう。

 

このインプット→アウトプットの繰り返しを納得するまで続けていけば、必ず、志望校に合格できます。

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大学受験の日本史のテーマ史まとめ

①日本史の通史の大枠をしっかりと頭にインプット。

②簡単な問題集でアウトプット。

③インプットが足りない所や苦手なテーマを意識しつつ、学校・塾・予備校でインプット の質と量を高める。

④過去問でアウトプット。

⑤更に弱点を意識しつつインプット。

⑥志望校を考慮して適切な予想問題集等でアウトプット。

⑦後は取りこぼしの無いようにひたすら繰り返す。

東海大学の英語の難易度は難しい?医学部と他学部を比較

こんにちは!今回は東海大学の英語の難易度について紹介していこうと思います。東海大学は大東亜帝国という大学群に属しており、全国的にも名が知られている大学です。

東海大学には医学部もあるのですが、医学部だけは難易度が大きくことなるので、医学部以外の学部の英語について解説していこうと思います。

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東海大学の英語の難易度・レベル

東海大学の英語の難易度は易し目で、基礎基本の問題が回答できれば高得点が取れるようになっています。そのため、中学校レベルから高校レベルの内容を完璧にすれば、合格することが出来ます。

共通テストの難易度と比較すると、共通テストよりも基本的で解きやすい問題がほとんどです。共通テストは近年の方針転換により英語の基本文法から1歩進んだ思考力を問われる問題が増えています。しかしながら、東海大学の英語は基本的な問題をしっかり詰めていくことによって、合格点をとることが出来るようになっています。また、問題形式としては基礎力を見るために、長文読解、文法、語彙、会話、文の並び替え、グラフや表といった形で多くの問題が出題されています。学力的には、共通テストで半分とれるレベルあれば十分以上に合格点をとることが出来ます。河合塾の偏差値のラインで言えば35~45であり、教科書に書いてあることをきちんと身につけることが一番重要です。

一方、医学部の英語に関しては、他学部よりも難しく設定されている問題で専門性のある文章が多く出るようになっています。他学部を受ける方が練習のために解くといった練習は厳しいでしょう。また、東海大学全体のポイントとして、試験時間に比べて問題数が多いため、1問に時間をかけすぎず、テンポよく解くことが重要です。

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東海大学の英語の特徴

東海大学の英語長文では、長文に関係する英文が正しいか間違っているか2択で問われる問題が多く出題されます。こういった問題では、2択だからこそ細かい所まで問われるため、丁寧に解いていくことが重要です。パラグラフごとに長文を読みながら、判断できるものから解いていきましょう。

 

東海大学の英語の対策

東海大学の対策としては、基本的な文法や語法、会話文の学習をしておけば十分に解くことが出来ます。

そのため、過去問や共通テストの問題集を活用しながら素早く正確に、基礎的な問題を解く必要が重要です。

ケアレスミスや単純ミスは命取りになるので、細かいところまでしっかりと学習していくようにしましょう。

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東海大学の英語におすすめの参考書

 

英文法対策

英文法対策としては「NextStage英文法」がおすすめです。

筆者も実際に基礎固めのために使っていましたが、基礎から応用までの英文法問題がこの一冊で対策することが出来るものになっています。

問題数として、文法問題が約500問、語法問題が約200問、その他にもイディオム系の問題が700問以上含まれており、これだけでも十分な学習量を確保することができます。

東海大学を受験する場合、この中に含まれる基礎問題を全問正解できるようにすれば十分でしょう。

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英語長文対策

長文対策としては、「入門 英文解釈の技術70」がおすすめです。

文法問題の知識と長文読解をつなぐ英文解釈のテキストで、文構造を前から振り返ることなく読めるようにする練習が出来るものです。

見開き1ページに1つのテーマがまとめられており、解説も読みやすく自学しやすい参考書です。

NextStageを一通り学習し終えたら、長文学習のはじめとしてこの1冊をしっかり学習すると、東海大学の問題を簡単に読めるようになると思いますよ!

また、英語をより得点力にしたい場合は「英語長文ハイパートレーニング」がおすすめです。

収録されている問題数は12題と標準的なボリュームで、無理なく取り組みながら東海大学で英語を得点源にすることが出来るようになります。

九州大学の英語の難易度は難しいのか。対策用の参考書と勉強法を解説

私は一年間の浪人生活を経て国立大学の医学部医学科に合格した医大生です。一年間の浪人生活と現在の家庭教師の経験から、今回は九州大学の英語について徹底的に解説させていただきます。

 

九州大学の英語の傾向と難易度

英語の試験時間は120分で解答形式は全問記述式です。問題構成や出題形式は一般的な国公立大学と傾向が似ているため九州大学特有の対策等はあまり気にしなくてもよいでしょう。しかし全体的に求められるレベルが高いため各分野の対策をバランスよく行うことが大切であるといえます。英語の二次試験の大問は五個あり大問構成は、最初の三問が長文、第四問が自由英作文、第五問が和文英訳となっています。以下では分野別の対策方法を解説していきます。

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英語長文読解の対策方法

九州大学の長文読解問題は大問一つ当たり500語から600語程度となっています。九州大学の問題は難しいと思われがちですが、これは九州大学のレベルを考えると決して多いわけではありません。しかし全問記述問題であることや長文問題が三つあることを考えると、すばやく正確に問題文を読み取る能力が求められているといえます。

また大問ごとの文章量はそこまで多くはないものの長文問題が3題あるため速読力も求められます。文章を早くかつ正確に読んでいくトレーニングをしっかりと積む必要がありますし、それをしっかりと記述できる記述力も大切です。

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自由英作文の対策方法

九州大学の自由英作文の問題は題材となっている英文を読んだ後で、それに対する自分の意見を100字程度で記述します。また、題材となる英文のほかに図表が添付されている場合もあるので注意が必要です。自由英作文の対策としては、過去問などを演習する中で、自分の型を身につけることが大切です。

具体的には①自分の立場を表現する ②理由その1 ③理由その2 ④結論 といった形です。

自由英作文を勉強するときに一番大切なのは、添削をしてもらうということです。自由英作文には正解がないため自分では採点できません。自分であっていると思っていた表現がここでは使えなかったり、もっと使いやすい言い回しがあったりと添削してもらう中で気づくことはたくさんあります。このように自由英作文は繰り返し演習することで力をつけていきましょう。

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和文英訳、自由英作文

和文英訳問題は例年複数題出題されています。しかし難易度自体は標準的なものであるため、典型的な表現や文法をしっかりと押さえておけば特に警戒するものではないと思われます。また、年度によっては第5問も自由英作文であることもあるので注意が必要です。よって、九州大学の和文英訳の対策は標準的な文法や表現の整理をしっかり行うことであるといえます。

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九州大学の英語におすすめの参考書は??

英単語の対策は、システム英単語英単語Stock4500などがお勧めです。九州大学の英語の入試問題に出てくる英単語はそこまで難しいものではありません。ですので、このレベルの単語帳をマスターすれば九州大学の問題でも十分に戦えます。

英語長文の対策には、関正生先生が執筆している英語長文POLALISの応用レベルがおすすめです。こちらの参考書は問題文すべてに詳しい解説がついており、自分のつまずいた表現やイディオムをすぐに戻って確認することができます。問題量よりも質にこだわっており、題材となっている文章も頻出の表現が含まれているものを厳選してあるので何度も復習してほしい参考書となっています。私自身も受験生の時にこの参考書を使っていましたが、一冊仕上げるだけでも多くの表現やイディオムの知識を身につけることができたのでお勧めです。

和文英訳は「大学入試英作文ハイパートレーニング 実践編」をお勧めします。この参考書は基本的な表現や文法を整理しつつ和文英訳の練習をすることができます。また、難易度も難しすぎず九州大学の和文英訳対策にぴったりの一冊となっています。

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九州大学の英語の対策法まとめ

九州大学の英語の二次試験の問題は近年少しずつ傾向が変化しています。そのため必ず自分でも過去問を確認してみてください。

この記事を読んだ皆さんが、九州大学や皆さんの志望校に合格されることをお祈りしています!!

静岡大学の英語の難易度は難しいのか。二次試験の英作文の対策&参考書を解説

静岡県には、二つの国立大学がありますが、医学系を除いた総合大学が静岡大学になります。

ほとんどの学部の二次試験で必須となっているのが外国語になります。

この記事では静岡大学の二次試験のうち、前期試験の英語に絞って、「静岡大学の英語のレベル」と「合格点を取るための対策法」、「おすすめの参考書」について解説していきます。

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静岡大学の英語の傾向

静岡大学の英語は、「長文」を中心に出題されています。

英語長文は比較的ボリュームが大きいものもありますが、パッと見た感じ、「読みづらい」「難しいな」という感覚はありませんでした。むしろ、「読みやすい」と感じるかもしれません。

ただ、英語での解答もありますので、基本的な語彙は繰り返し身につけておく必要はあると思います。

先ほど、難しくないかもと述べましたが、ある程度の英文量が出題された場合には、スピード感のある英文読解は求められると思います。

また、英作文が出題される場合、与えられたテーマに対し自分自身の考えを英文で書くことが求められる場合がありますので、英作文はやや難しく感じるかもしれません。英作文が苦手な方は、基本的な文法はもちろんですが、やはり英文を書くことに日頃から慣れておくことで克服していきましょう。

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静岡大学の英語のレベル、難易度

静岡大学の二次試験の英語は、全体としては、標準レベルの英文が問題として出されています。平均的な難易度だと言えるでしょう。

問われている内容は、出題されている英文を読むことができればスムーズに回答できるものです。国語の現代文を得意とする方は、解きやすく感じるかもしれません。

標準的な英文が出題されますが、難しいと感じる部分は、その英作文にあると考えています。

英語の問題に対して英語で答える、非常にシンプルですが、常に英語で答えるまたは英語で書く練習をしておく必要があるかもしれません。

しかし、「難しい」と自分で思い込むのではなく、自分の考えをしっかりと英文で答えるトレーニング、語彙・文法の基礎・基本をいかに固めているか、自分で英文をどれだけ書いてきたかが、合格への道しるべとなると思います。

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静岡大学の英語長文の対策法

静岡大学の英語長文は、決して難易度は高くはないです。いかに素早く読み取ることができるか、1文1文を丁寧に追いかける力を日頃から練習していきましょう。

国語の現代文のように、下線部が示す内容を求める問題が多く、読み取りができれば容易に回答できると感じるのではないでしょうか。

もちろんそのためには、日頃から英文に慣れ、ある程度の語彙量も必要になるでしょう。基本となる語彙・文法を繰り返し学習することでマスターしていきましょう。

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静岡大学の会話問題の対策

静岡大学の会話問題の文章量は多くありません、会話の勉強を入念にして対策する形式ではありません。

語彙や文法をしっかりと勉強して、文章を読んでいけば、会話の学習をしていなくても内容は理解できます。

これまで学んできた文法や語彙を活かし、基本的な学習に取り組んだうえで、過去問演習で慣れていきましょう。

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静岡大学の英作文の対策

静岡大学では、与えられたテーマ(英文)に対し、自分の考えを英文で述べる英作文が、合否を左右するとよく言われています。

語彙や知識を単に覚えているだけでは、静岡大学の英作文を書くことはできません。

静岡大学の英作文のような場合は、次のように解いていく必要があります。

与えられた英文のテーマに対する自分の考えを述べるわけですから、テーマをしっかりと読み解き、まずは自分の考えをまとめることが必要になります。

自分の考えがまとまったら、次にそれを英訳していくわけです。

 

対策としては、静岡大学の過去問は必須として、他大学(大阪大学・名古屋市立大学など)の類題も利用し、首尾一貫した内容の英文を書くトレーニングを行い、時間をかけて積み上げることが重要だと思います。

もちろん基本となる英語の文法はしっかりと理解し覚える必要はありますし、英作文でも問われる単語量は必須となるでしょう。

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静岡大学の英語の傾向や難易度、対策まとめ

静岡大学の英語は、「長文問題に慣れておくだけで、8割を狙う」ことができます。

そのためには、過去問を中心に長文問題に慣れること、同時に語彙量を増やすこと、これを意識した学習を進めましょう。

これは、二次試験の前段である共通テスト対策とも言い換えることができるかもしれません。

継続した英語の学習こそが最大の近道かもしれませんね。

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静岡大学の英語におすすめの参考書

静岡大学の英語の問題は、何度も述べていますが、出題される英文は特に難易度の高いものではありません。

英語で表現する解答がやや難しいと感じています。

単純な英作文ではなく、101~200語で答えなければならない以上、しっかりとした単語量、イディオムを活かした英作文にする必要があります。

では、そのようなトレーニングのために必要な参考書は何になるでしょうか。

 

・英文法対策・・・『Next Stage』(桐原書店)などで英文法、語法を一通り身につけた後、『全解説 頻出英文法・語法問題1000』(桐原書店)で実際の標準・難関入試問題に触れながら、基礎力のアップに努めましょう。

 

・英作文対策1・・・自分の意見を書く英作文になりますので、しっかりと類題に慣れておく必要があります。『基礎英文問題精講』(旺文社)で様々な形式にあたり、内容が理解できたならば、『標準英文問題精講』(旺文社)でもう一段上のレベルの問題に触れることで、知識、解き方といったものを万全のものにすることをお勧めします。

 

・英作文対策2・・・自由英作文の場合、書き方というものも重要です。どのように英文でまとめるか『大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編』(桐原書店)などを使い、まとめあげる力もアップしていきましょう。

 

・単語、熟語対策・・・『システム英単語』(駿台文庫)『システム英熟語』(駿台文庫)を使い、毎日英語に触れることで、英語で答えるくせを身につけるように心がけましょう。

 

・二次試験ということで、共通テストはクリアしている方ですから、基本となる英文法などはそのテキストが活用できます。自分自身に合った参考書を探して合格を勝ち取りましょう!

 

・「Read the following passage and answer the Questions.」や「Answer all questions in Japanese except Questions 5.」といった設問から始まる英英文が大半ですので、そういった形式の過去問にできるだけ多くあたるように心がけてください。

長崎大学の英語は難しいのか。難易度と傾向・対策法をガチ解説

長崎大学は九州地方でも有数の国立大学として知られています。 

国立大学ゆえに二次試験が課されますが、英語の難易度はどうでしょうか。 

この記事では「長崎大学の英語のレベル」「合格点を取るための問題分析」を解説していきます! 

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長崎大学の英語の傾向 

長崎大学の英語は長めのパラグラフが多く出題され「読解力」が重視されています。 

大問ごとの文章はそれほど量が多いわけではありませんが、中程度の文量のパラグラフをいくつか読まなければならないため、一定水準以上の読解スピードと正確性を身につけなければ時間内に解き終えることは容易ではないでしょう。 

平易な文章をいかに素早く読み込み、かつ正しく設問に答える能力が試されていると言えます。 

 

また、長文中の空欄補充の設問が出題されることもあり、文法や構造分析を疎かにしてフィーリングで長文を読む癖がついていると苦戦すると思われます。 

内容理解や空欄補充といった設問のほかに特徴的なのは、文章中に引かれている下線部の単語や熟語と同じ意味を表す言葉を選択肢から選ぶ「同義語」の設問が含まれていることでしょう。 

 

以上の読解問題に加えて、多くの年度で英作文の大問が出題されています。150語以上の英作文を書くには付け焼き刃の知識やテクニックでは間に合わず、読解と並行して定期的な英作文のトレーニングを行なって実力をつけておく必要があります。 

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長崎大学の英語の難易度、レベル 

全体としては、受験生をうならせるような極端な難問は見当たらず、国公立大学の二次試験としては標準的なレベルであると言えます。 

基本的な英単語の暗記と長文読解及び英作文の練習を積み重ね、過去問演習や模擬試験を通じて時間配分を習得していれば、高い水準で得点を安定させることができるでしょう。 

時には受験生が知らないであろう単語や熟語に下線部が引かれていることがありますが、丁寧に前後を読み込めば正解を導き出せるようになっているので、慌てずに問題文を読みましょう。 

 

勝負の分かれ目となるのは英作文であり、多くの受験生が苦戦する分野だと思いますが、しっかり準備ができていれば高得点を狙えます。むしろ他の受験生と差をつけることができる大きな得点源になりうるので、後ほど独自に項を設けて対策と勉強方法を解説します。 

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長崎大学の英語の対策法  

長崎大学の長文問題の対策 

長文問題ではエッセイや物語などの多様なジャンルが出題されますが、基礎的な英語力があればジャンルに左右されることなく解答することができるでしょう。 

長文問題で試されているのは総合的な英語力であり、設問に関しては内容理解・空欄補充・文中からの書き抜き・文脈の把握など、様々な問題が詰め込まれています。 

 

まずは設問を解こうとせずに一文一文を丁寧に読み込むことに集中し、文章全体の流れを掴みながら主旨や内容を正確に理解しましょう。その際に、段落ごとにちょっとした内容のメモを書き残しておくようにすると、内容の理解に役立つだけでなく、設問に答えるときに参照すべき文章を見つけやすくなるのでおすすめです。 

 

文章を読みながら設問に答えていくスタイルの解き方も可能ではありますが、全体の流れを把握してからの方がすんなりと答えやすい設問もあります。なるべく速く一問でも解いて安心したいという側面もあるので自分の読みやすい方法で構いませんが、一つの設問に拘ってそこで立ち止まることだけはやめましょう。 

 

また、一度読んだだけで細部まで内容を覚えていることはほぼ不可能です。一度はざっと目を通して大まかに全体を見渡し、設問毎に細部に立ち戻るようにしましょう。マクロ(遠く)とミクロ(近く)の視点を交互に使うのが、長文読解のポイントです。 

 

参考書選びに迷った場合は、東進ブックスの『英語長文レベル別問題集』シリーズがおすすめです。自身の学力に合わせて1~6段階のレベルを選択できるので、英語に苦手意識がある場合には、まずは余裕を持って読めるレベルから始めて少しずつステップアップしていきましょう。 

 

英語に自信があり得意科目として高得点を狙いたい場合には『レベル別』を終えた後に、旺文社から出版されている『英語長文問題精講』がおすすめです。この問題集は骨のある長文が数多く収録されているロングセラー参考書で、とてもやりごたえがあると思います。ただし、長崎大学のレベルであれば必須ではなくオーバーワーク気味になるので、他に苦手な科目があればそちらを優先するようにしましょう。 

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長崎大学の空欄補充問題の対策 

長崎大学は文章中への空欄補充という形式で文法問題が出題されることがあり、設問数も多めとなっています。 

空欄補充では、いちいち全ての選択肢を検討している時間はありません。指定された空欄に入りうる品詞(名詞・動詞・形容詞・副詞=SVOCM)を特定する作業を行うだけで、格段に解くスピードを上げることができます。 

 

空欄補充に限らず、文法問題を暗記で乗り越えようとするのはおすすめしません。「なんとなくこれかな」といったフィーリングに頼って解いていると、難しい問題に直面した時に成す術がなくなってしまいます。文法は外国語を学ぶ者にとって助けとなる道具であり、高い精度の構造分析能力を身につけることで、知らない単語に出会ってもその場の論理的思考力だけで正解を導き出すことが可能です。 

 

文法の参考書は受験英語の文法事項を網羅しているものであれば、学校で配布されているようなものでも構いません。『Evergreen』のような総合的な分厚い参考書を辞書的に使いながら、大手予備校等から出版されている文法問題集等を活用するのが良いでしょう。 

 

文法の問題集をこなす上でポイントとなるのは、必ず回答に根拠を持たせることです。なぜその選択肢が正解であるかは当然として、他の選択肢が不正解である理由も説明できるようにしましょう。文法問題で失点することはほぼなくなりますし、長文読解や和訳でも活用できます。 

 

加えておすすめなのは旺文社から出版されている『基礎英文問題精講』です。これは長文の問題集で紹介した『英語長文問題精講』と同じく中原道喜氏が著者で、予備校の講師からも定評がある良書です。一通り文法の学習が終わったら、この問題集を使って構造分析を徹底的に習得すれば、文法を得意分野にすることができるでしょう。 

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長崎大学の英作文の対策  

英作文は苦手意識を持っている受験生も多いかもしれませんが、入試でも得点差が大きく開く分野です。しかし、正しい学習法を知れば安定した得点源にできるのです。

大学入試における英作文のポイントは、平易な単語や熟語で平易な文章を書くことです。裏を返せば、気をてらって難解な単語や熟語を使ったり、複雑な言い回しをする必要はありません。試験では美文を書く能力を求められているのではないのです。 

 

絶対にやってはならないのは、文法のミススペルの誤りの二つです。むしろ、文法を正しく運用できてスペルの間違いがなければ、よほど的外れな主張をしない限りは減点の対象とはならないでしょう。 

 

多様な問題があるものの、出題傾向が強い「〜に対してあなたの考えを英語で述べよ」型の問題に対する基本的な文章の構成としては、①主張(私は〇〇に賛成/反対だ)、②理由(なぜなら××だから)、③例(たとえば△△が当てはまります)、④主張(以上から私は〇〇に賛成/反対だ)、の4つのパートを意識します。解答を作る前に、日本語で構わないのでパートごとの内容をメモにしておき、どのくらいの語数を使うかの見立てを立てておくと良いでしょう。 

 

英作文に対して身構えてしまう人は、正しく文法を用いて、スペルのミスがないように、主張→理由→例→主張の順に英語で文章を書くというシンプルな原則を理解しましょう。そして問題集などで英作文を書いたら、自己採点で終わらせずに、必ず学校の先生や塾の講師に添削してもらうことを強く推奨します。 

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長崎大学の英語におすすめの参考書 

最後に長崎大学を受験する際のおすすめの参考書をまとめます。【長崎大学の英語の対策】でも項目ごとに紹介したものに加えて、いくつかの参考書をリストアップしますので、自分に合ったものを使ってみてください。 

 

英単語

英語の学習に置いて英単語の暗記を避けて通ることはできません。何冊もこなす必要はないので、自分の気に入った単語帳を徹底的に使いこみましょう。一周目は単語とその意味を、二周目からはスペルを習得することに専念します。三周目以降からは派生語や発音・アクセントを、それ以降は例文の暗記まで行います。まずは全体を大まかに把握してから、徐々に細部を詰めていくイメージで取り組むと良いでしょう。

 

数多くの単語帳が出版されていますが、迷ったら大手の出版社・予備校から出されているメジャーなものを使えば良いでしょう。旺文社『ターゲット1900』や駿台文庫『システム英単語』が王道です。少し癖はありますが『DUO 3.0』は例文ごと暗記すれば英作文にも使えるので、参考書へのこだわりが強い場合は検討してみてください。

 

長文問題

東進ブックス『英語長文レベル別問題集』のほか、河合出版『やっておきたい英語長文』シリーズ、KADOKAWA『大学入試問題集 関正生の英語長文ポラリス』などがあります。長文に関しては新しい文章を数多くこなす必要があるため、一冊が終わったら別のものに挑戦しましょう。 

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空欄補充(文法) 

『ロイヤル英文法』や『Evergreen』のような文法を網羅した総合的な参考書を一冊は用意して、英語の学習の際には手元に置くようにするようにしましょう。ただし『ロイヤル英文法』などは分厚いため演習に向いているとは言えず、わからないことや曖昧になっている事項を調べるために辞書のように用いることをお勧めします。特に文法に割く時間に限りがある場合は、これらとは別に演習向けの問題集を使いましょう。 

 

受験に出る文法問題を網羅しているものであればどんなものでも構いませんが、苦手意識が強ければ東進ブックス『英文法レベル別問題』で段階ごとに、一通り文法の学習が済みガッツリと演習をするならば『Next Stage』、より入試に近い形の実戦演習には『英文法・語法ランダム演習 セレクト600』のように分野がランダムで出題されているものがお勧めです。 

 

注意してもらいたいのは、新規の問題を数多くこなすべき長文とは異なり、文法に関しては一冊の参考書を徹底的に使い古すまでやり込むことです。長崎大学の空欄補充の対策〉でも記したように、文法問題に関しては自分がなぜその選択肢を選んだのか、加えてその他の選択肢はなぜ誤りなのか、これらの理由を説明できるようになって初めて理解したと言えるのです。初見では解けなかった問題や、なんとなくで選んでしまったものを、二周、三周とやり込むことで全て説明できるようになってから、新しい問題集に手を出しましょう。 

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英作文 

英作文に関しては参考書以上に、添削してもらう先生が重要になります。スペルの間違いや文法の誤用は自分では気がつきにくいことや、自分の文章を読んだ採点者に論旨が伝わるかなど、英作文の上達には客観的な視点から指導を受けることが不可欠です。 

 

英語を専門とする添削者がいれば、基本的にはどんな問題集でも大きな差はないと思います。添削者がテキストを参照しやすいように、Z会『英作文のトレーニング』シリーズや桐原書店の『パターンで覚える 英作文頻出文例360』などのベーシックなものが良いでしょう。

 

英作文では使える例文のストックや熟語を増やしておくことが重要です。同じ意味でも単語にしたり熟語に変えたりできると、語数制限にも柔軟に対応できるようになります。問題を解く→添削を受ける→文法や単熟語をノートに記録する、というサイクルで学習すると良いでしょう。 

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長崎大学の英語の傾向や難易度、対策まとめ 

長崎大学の英語は「頻出英単熟語を暗記した上で、標準的なレベルの文章を素早く正確に読むこと、英文法を正しく運用すること」を意識して学習を重ね、過去問を使って時間配分を研究することで高得点を狙うことが可能です。 

 

英語の成績が伸びるまでには時間がかかりますが、慌てることなく丁寧に基本を学習していけば、入試本番では十分に合格点に到達することができるはずです。