【英単語帳の比較】難易度ランキング!単語王と鉄壁、シス単、ターゲット


大学受験用の英単語帳は数十種類もあって、どれを選べば正解か迷ってしまう人も多いでしょう。

「ターゲットを使っているけれど成績が伸びない。。シスタンの方が良いのかな?」とか、成績が伸びないと特に不安になってしまいますよね。

それでシス単もターゲットも、鉄壁も全部持っている受験生を見たことがありますが、成績は一向に伸びていきませんでした。

大切なことは「英単語帳のレベルを理解」したうえで、「自分に必要な英単語帳のみに取り組む」こと。

何冊もの英単語帳に取り組めば、それだけ成績が伸びるという事はなく、必要なレベルの英単語帳を1冊ずつこなして、効率よく成績を伸ばしていきましょう。

ここでは「単語王」「鉄壁」「システム英単語」「英単語ターゲット」という超有名な4冊を例に挙げて、それぞれのレベルを解説していきます。

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単語王のレベル、カバー範囲

単語王は大学受験の英単語帳の中でも、最も難しい部類に入ります。

共通テストレベルの英単語から、MARCHや関関同立はもちろん、早慶や東大・京大レベルの英単語も収録されています。

中級~上級の英単語を広くカバーしているので、英単語量が多く、分厚いのが1つの特徴です。

カバーされている範囲が広いので、基礎~標準レベルまでの英単語を固めたら、後は単語王1冊で受験の英単語を習得することができます。

何冊もの英単語帳に取り組む必要が無く、2冊を固めるだけで良ければ、本気で取り組んで固めることができるはずです。

つまり単語王は「2冊目の英単語帳にとてもおすすめ」と言えるでしょう。

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鉄壁のレベル

鉄壁は鉄緑会という、東大を目指す超難関の予備校が出版しているので、かなり難易度が高いイメージがあります。

しかし実際に中身を見てみると、レベルは10段階で3~8くらいの単語が収録されていました。

かなり分厚く派生語や類義語も含めてボリュームがとても多く、知識をがっちりと補強することができます。

標準的な英単語は受験において最も頻出なので、この部分を徹底的に補強することで、得点力を大きく上げることができます。

入試までの期間にある程度の余裕があり、基礎単語が固まった人が鉄壁に取り組むと、大きく英語力を磨くことができます。

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システム英単語のレベル

システム英単語はBasicと無印の2冊がメイン。

この2冊の大部分は被っていて、Basicは第1章の基礎単語、無印は第4章の応用単語がありますが、その他の部分は同じです。

Basicは1冊で基礎的な単語から、MARCHや関関同立クラスまでカバーすることができるので、とてもおすすめの英単語帳。

人によってはシスタンBasic1冊で、早稲田大学まで攻略してしまうケースもあります。

英単語帳選びで迷ったらシスタンBasicを選べば間違いないですし、基礎~偏差値60までの単語をカバーすることができます。

 

無印のシステム英単語は、基礎単語の章がない代わりに、応用の章が追加されています。

基礎が固まった状態でシステム英単語に取り組めば、MARCHや関関同立だけでなく、早慶クラスとも戦えるようになります。

ただ早稲田大学や慶應義塾大学、東大・京大といった最難関大学に挑むには、応用の単語にやや弱さを感じます。

単語王速読英単語上級編を追加すると、難関大学でもしっかりと対応できるようになりますから、ここまでやりこむことをオススメします。

入試までにある程度の余裕をもって単語の学習に取り組み、最後に応用単語を追加しましょう。

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英単語ターゲットのレベル

英単語ターゲットには、中学英単語、1200、1400、1900の4つのレベルがあります。

1200は入門~共通テスト、1400は基礎~MARCH、1900は標準~早慶レベルまで。

英単語ターゲットは1900が一番の人気で、1900のみ1冊を持っている受験生がとても多いです。

志望校が日東駒専なのに、英単語ターゲット1900のみを勉強している人を良く見かけますが、志望校に向けてやるべき事と、単語帳のレベルが全く合っていません。

ターゲット1900はあくまで応用的な単語の学習をするものであり、初中級者向けの英単語帳ではないんです。

 

ターゲットに取り組むのであれば、中学→1200→1400→1900と4冊を、1冊ずつ固めていくことをお勧めします。

どの単語帳もかぶりはありますが、かぶっている部分は暗記できていればパスできるものですから、ムダに勉強時間がかかることもありません。

成績を早く伸ばそうとすればするほど、基礎を飛ばして難しい単語帳から勉強しようとしてしまいますが、基礎単語が抜けている状態では、共通テストや日東駒専の英語も攻略することはできません。

この状態でいくら難しい英単語を追加しても、成績は伸びていかないので、注意してください。

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