英語長文の穴埋め問題(空所補充)の解き方を5年研究。コツ教えます


大学入試ではほぼすべての受験生が英語の試験を受ける必要があり、その中でも英語長文は確実に出題されます。

そして英語長文は配点が高いので、合否を大きく左右します。

そんな英語長文の中でも、本当によく出題されるのが空所補充問題。

長文の中に空所が用意されていて、そこを埋める穴埋め問題ですね。

空所補充問題は問題数も結構多いので、数多く落としてしまうと、かなりの失点になってしまします。

私が受験生の時も本当に苦労しましたし、講師になってからも多くの受験生から「空所補充問題が解けません。。」というご相談をいただいています。

 

受験生の時もそうですし、講師になってからも「空所補充問題」を長い期間かけて研究してきました。

その中で発見した「空所補充問題の解き方とテクニック」を、これから詳しく解説していきます。

早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら

 

空所補充のコツ①流れを理解しよう

空所補充問題は「長文の流れを理解して、それに沿って穴埋めをする」ものです。

例えば英文法の問題で、1文の穴埋めはよく見ると思いますが、これとは全く性質が異なります。

空所に入る知識を知っているかだけではなく、長文の流れを理解したうえで、その空所に入るべきことを推測できるかを問われているんです。

よく「空所補充問題が解けないので、単語を覚えます」という人がいますが、それだけで解決できるものではありません。

 

空所補充問題が解けない人の多くは、長文が読めていないケースがとても多いです。

1文1文の英文が理解できていなければ、空所に入る語彙を推測することはできません。

1文1文がどうつながって文章が進んでいるか、ストーリーを追えるように、英文の読解力を鍛えていきましょう。

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空所補充のコツ②選択肢に頼らない!

穴埋め問題は選択肢が用意されているケースも多いですが、先に選択肢を見てしまうと、都合良く空所部分を推測してしまう可能性があります。

問題の作成者はわざと引っかけるための選択肢を用意していますから、パッと見るとそれが正解に見えてしまって、飛びついてしまうんですね。

だから選択肢を見る前に、文章の流れから、空所に入るものを自力で推測してください。

完ぺきな推測である必要はないので、ニュアンスだけでも考えましょう。

自分の力で推測した内容があり、それから選択肢を選んでいくと、正答率が上がります。

これを空所補充問題を解くたびに実践していくと、推測力がどんどん上がっていき、この手の問題は得意になっていきます。

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空所補充のコツ③語彙を長期記憶に!

空所補充問題を解く際には当然、語彙力も必要になります。

単語帳は全員が勉強していますが、大切なのはその「精度」

同じ英単語帳を勉強していても、全ての英単語を完ぺきに覚えている人と、うろ覚えの単語がたくさんある人では、結果はまったく変わってきます。

空所補充問題ではただでさえ分からない部分を、長文から推測するわけですから、単語帳に載っている選択肢の語彙くらいは完ぺきに意味が分かっている必要があります。

日ごろから「絶対にうろ覚えにしない」という意識で、長期記憶に定着させていきましょう。

 

また英熟語は意外と勉強していない人も多いですが、空所補充問題では超頻出です。

特に英熟語の前置詞を埋めさせる問題なんかは、かなりの確率で登場してきます。

志望校で空所補充問題が出題される場合に限った事ではないですが、英熟語は必ず勉強しておきましょう。

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空所補充のコツ④原因を研究!

受験生の方がご相談してくる際、「空所補充問題が解けません。どうしたら良いですか?」とご連絡をいただきます。

この時に私が感じるのは、「なぜもう1歩2歩踏み込んで、原因を追究しようとしないのかな」ということ。

空所補充問題が解けないことで悩んでいるのであれば、まずはご自身でミスをしている原因を、1問1問分析してみてください。

「英文が読めていない」「語彙力が足りていない」「推測力が足りない」など、原因が見えてくるはずです。

それを1つ1つ解決することで、空所補充問題の正答率が上がっていきます。

解いた問題を丸付けをして、解説を読むだけでは根本的な原因の解決にはなりません。

「ミスをしている原因」に対処することを強く意識して、取り組んでいきましょう。

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