数学基礎問題精講の難易度は難しい?到達点のレベルと偏差値


<数学基礎問題精講とは?>

『数学基礎問題精講』は旺文社から出版されている大学受験向けの数学の参考書です。

大学受験の参考書として非常に評価の高いシリーズです。

シリーズとして、入門問題精講や標準問題精講があります。

また、数学基礎問題精講にはIA, IIB, IIIと、三冊ありますが、今回は三冊それぞれに共通した、数学基礎問題精講シリーズについて解説します。

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<数学基礎問題精講の問題数は?>

数学基礎問題精講は、「例題→精講→解法のプロセス→研究」と多段階に考え方や解き方のコツを詳しく解説する構成になっています。

各冊の例題数は以下の通りです。

数学Ⅰ・A …… 149題(新学習指導要領対応版では124題)

数学Ⅱ・B …… 170題

数学Ⅲ …… 125題

 

<数学基礎問題精講のレベルはどれくらい?>

数学基礎問題精は旺文社の数学精講シリーズの基礎レベルを扱った問題集です。

青チャートやフォーカスゴールドのように問題数が多くなく、厳選された問題のみを掲載しています。

レベルとしては受験勉強において最初の参考書として勉強される方も多いのではないでしょうか?厳選された問題のみが掲載されているため、マニアックな問題の解法などは乗っていませんが、一冊を仕上げることで、基礎的な実力がしっかりと身に付くと思います。

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<数学基礎問題精講は難しい?>

収録されている問題は、教科書の簡単なレベル問題から、章末問題レベルの問題が並んでいます。

数学の受験勉強を始める際の最初の一冊としてもおすすめですが、普段の模試などで、正答率が5割以上ある学生にとっては物足りない難易度かもしれません。

また、例題だけを勉強することはあまりおすすめしません…

例題を通して、問題の解き方をしっかりと身につけたうえで、演習を行って実力の定着を図りましょう。

 

<数学基礎問題精講はこのくらいの偏差値の人におすすめ!>

偏差値が50前後の大学受験を考えている方は、こちらの参考書で十分対応できると思います!

ただし、偏差値50以上の大学を目指す方にとっては、少々物足りない内容ですので、この参考書の他に別の参考書に進むなど、計画的に学習をしてください。

数学精講シリーズの『標準問題精講』との間には大きな難易度の差があります。基礎問題精講の次に標準問題精講で勉強しようと計画している人は要注意です。

レベルアップした際に難しいと感じたら、過去問や他の参考書を適宜挟みながら勉強を進めましょう。

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<数学基礎問題精講を完成させたときの到達点は?>

タイトルに『基礎』とあるように、参考書を通して数学の基礎力を身に付けることができますので、この参考書と志望校の過去問を解くことで、March文系レベルまで到達することもできると思います!

 

<数学基礎問題精講は、いつまでに終わらせる?>

IA, IIB, III の三冊とも、毎日しっかりと時間を確保して勉強をすると、1カ月で終わる分量です。

もちろん自分のペースで進めるのが一番大切ですが、先述したように偏差値50以上の大学を目指す人には、この参考書では足りないので、遅くても高3の夏までに終わらせて、次の参考書に進むようにしましょう。

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