2022年 5月 の投稿一覧

緑チャートのレベルは、共通テストで何割取れる難易度か解説します

大学受験生には青チャートが最も有名ですが、緑チャートもとても効果的な参考書です。

表紙が緑で青チャートよりも見慣れないとは思いますが、中身の質はやはり高いです。

問題の質がとても高いうえに、解説も詳しいので効果的な演習ができます。

ここでは「緑チャートに取り組むためのレベル」「緑チャートを終えた後の到達レベル」の2点を、詳しく解説していきます!

私の偏差値が1か月で30伸びた裏ワザはこちら

 

緑チャートに取り組むために

緑チャートは共通テストの対策に特化した参考書で、共通テストレベルの問題が多く収録されています。

ですから共通テストの問題が6割くらいは取れるようになってからでないと、ほとんど分からない問題ばかりで、正しい演習が出来なくなってしまうでしょう。

偏差値でいえば50前半は取れるようになってから、演習に入るのが良いですね。

 

緑チャートが難しい場合は、まずは白チャートを徹底的に固めることをオススメします。

白チャートはチャート式シリーズの中で最も易しく、基礎固めに最適。

白チャートを固めればそれだけで、偏差値50は超えるようになりますから、とても貴重な1冊です。

背伸びをして難しい参考書に手を出すのではなく、まずは白チャートを徹底的に固めて、土台を作るように意識してください。

私の偏差値が1か月で30伸びた裏ワザはこちら

 

緑チャートの到達レベル

緑チャートの例題だけでも完ぺきに固めれば、共通テストで8割ほど取れるところまで実力を磨くことができます。

例題は200題ほどですから、とにかくこの200題を完ぺきになるまでやりこんでください。

実践問題なども完ぺきに解き切って復習すれば、共通テストで9割も見えてきます。

実践問題は難しい問題も出てきますが、共通テストで高得点を取れるかの分かれ目になる問題なので、歯を食いしばって取り組んでいきましょう。

難しい問題は緑チャートでも、入試でも当然出てきますが、日ごろから頭を使って自分で答えをひねり出すトレーニングをしておくと、対応力が上がっていきます。

私の偏差値が1か月で30伸びた裏ワザはこちら

 

緑チャートが終わったら次は

緑チャートが終わったら、まずは共通テストの過去問演習に入りましょう。

共通テストの過去問で8割以上取れるようになったら、緑チャートで学んだことがしっかりと定着しています。

MARCHや早慶、難関国公立大学を目指すのであれば、さらに上のランクの参考書にもしっかりと取り組んでください。

青チャートは緑チャートの次に取り組むには、丁度良い難易度なのでおすすめです。

青チャートをしっかりと固めれば、MARCHや中堅国公立大学では合格点、早慶や旧帝大でも解ける問題が増えてきます。

私の偏差値が1か月で30伸びた裏ワザはこちら

セミナー化学の難易度と到達レベル。基本問題だけでどこまでいける?

大学受験向けの化学の問題集というと、最も有名と言っても過言ではない「セミナー化学」。

学校で配られるケースも多く、私も学生時代に渡され、定期テストの問題にもなっていました。

そんなセミナー化学ですから、とりあえず勉強している人が多いですが、どれくらいの難易度かわかっていない人も多いのではないでしょうか。

ここでは「セミナー化学に取り組むためのレベル」「セミナー化学を終えた後の到達レベル」について、詳しく解説していきます!

私の偏差値が1か月で30伸びた裏ワザはこちら

 

セミナー化学に取り組むレベル

セミナー化学は最も易しい部類に入る問題集で、初級者におすすめ。

化学をこれから本格的に勉強するという人の、1冊目の問題集として活用すると良いでしょう。

各項目の問題を解く前に、要点が解説されているので、こちらで知識の整理をしてからアウトプットすると良いですね。

 

ただセミナー化学はあくまで問題集なので、問題を解くために必要な基礎知識は、頭に入っていることが大前提になります。

「宇宙一分かりやすい高校化学」など、基礎的な参考書で化学を理解してから、セミナー化学でアウトプットするという流れがベストです。

学校や予備校などで化学を学んでいる場合は、セミナー化学からスタートしてもOKですね。

私の偏差値が1か月で30伸びた裏ワザはこちら

 

セミナー化学の到達レベル

セミナー化学は基礎的な問題集ではありますが、基礎問題が網羅できるので、到達レベルは意外と高いです。

共通テストレベルであれば7割ほど狙えるようになりますし、基本例題だけでも偏差値も55ほどまで到達する人もいます。

大学受験の化学の基礎がガッチリ固まり、本格的な難しい問題の対策へと進んでいけるようになります。

 

基本例題のほかに発展例題・発展問題もありますが、こちらはやはりレベルが上がってきます。

共通テストの中でもやや難しい部類に入る問題も出てきて、「手ごわくなったな」と感じるでしょう。

このレベルまでやり切れれば、大学受験の化学は自信を持てるようになってきます。

 

実は大学受験においては、基礎を固められるかどうかが本当に大切で、基礎が抜けた状態で応用に取り組んでいる人は、いつまでも成績が伸びていきません。

セミナー化学は確かに基礎固め用の参考書ですが、それが最終的に東大や京大、早慶といった難関大学の問題を解くスキルへと成長していくのです。

私の偏差値が1か月で30伸びた裏ワザはこちら

 

セミナー化学が終わったら次は

セミナー化学が終わったら、次は化学重要問題集に入るのが一般的なルート。

問題のレベルもワンランク上がって、MARCHや国公立大学の二次試験のレベルになります。

セミナー化学で学んだ内容を、さらに自力で頭を使って応用していくという流れです。

このレベルまで来ると一筋縄ではいかず、自分で考える力が求められるようになってきます。

化学重要問題集まで終わったら、MARCHクラスの過去問を解いて、進捗を確認していきましょう。

私の偏差値が1か月で30伸びた裏ワザはこちら

化学重要問題集の難易度と到達レベル。A問題だけでどこまでいける?

理系の問題集として有名な、「重要問題集シリーズ」。

全体的に無機質で、楽し気な参考書ではありませんが、苦労しながらも力を伸ばすことができます。

化学重要問題集も名書で、これまでも多くの受験生が愛用してきました。

ここでは「化学重要問題集に取り組むために必要なレベル」と、「取り組んだ後の到達レベル」について詳しく解説していきます!

私の偏差値が1か月で30伸びた裏ワザはこちら

 

化学重要問題集に取り組むために

化学重要問題集は、かなり難易度が高い上級者向けの問題集。

「名前を聞いたことがあるし、良い問題集らしいから取り組んでみようー」くらいの感覚で挑むと、挫折してしまう可能性がかなり高いです。

偏差値が57ほどに乗って、共通テストの化学であれば8割くらい取れるようになってから、取り組むのが理想です。

自分の実力よりも少し上の問題集を、歯を食いしばって取り組むことで、成績が伸びていきます。

簡単すぎても難しすぎても、成績は伸びないので注意しましょう。

 

化学重要問題集が難しい場合は、化学基礎問題精講をまずは固めてください。

より基本的な問題を徹底的に固めることができて、共通テストも8割ほどまで狙えるようになるでしょう。

私の偏差値が1か月で30伸びた裏ワザはこちら

 

化学重要問題集の到達レベル

化学重要問題集を1冊固めると、東大や京大、早慶レベルの化学であっても戦えるようになります。

A問題とB問題に分かれていて、特にB問題は難問が多いので、ここまで固められれば完璧です。

最難関大学を目指す人でなければ、A問題だけでも十分に効果を得ることができます。

偏差値でいえばA問題が60前半、B問題が60中盤~後半くらいの到達レベルになっています。

 

到達レベルがかなり高い分、難しい問題もかなり多く出てきますので、歯を食いしばって挑んでいかなければいけません。

「難しい」「分からない」と思ってすぐに答えや解説を見てしまうと、いつまでも初見で解けるようにはなりません。

自力で難しい問題を解けるよう、日ごろから頭をひねって取り組むようにしましょう。

私の偏差値が1か月で30伸びた裏ワザはこちら

 

化学重要問題集が終わったら次は

A問題が完璧になったら過去問演習に入って、どれくらいまで対応できるか試してみてください。

あとは過去問演習さえすれば合格点が取れそうであれば、B問題には取り組まなくてもOKですよね。

過去問がまだ難しいようであれば、B問題へと進んで、応用問題にも対応できるようにしていきましょう。

 

化学重要問題集のB問題まで終わったら、もう新たな参考書には基本的に手を出さなくて大丈夫です。

大学受験レベルを超えるほどの問題まで収録されているので、後は同じくらいのレベルの問題集でさらに固めたり、基礎を復習したりしていくのが良いでしょう。

過去問を解いてさらに上のレベルの演習が必要だと感じた時のみ、新たに追加していくのが良いですね。

私の偏差値が1か月で30伸びた裏ワザはこちら

英文読解の透視図は超難しいです。到達レベルは東大・京大レベル!?

大学受験生の中でも、レベルが高い受験生が取り組んでいることが多い、「英文読解の透視図」。

黄色い表紙で中身はかなり堅い感じで、好き嫌いが分かれるかもしれません。

楽しく勉強しようというよりは、苦しみながら学んで力をつけていくイメージ。

そんな英文読解の透視図ですが、「どれくらいの学力の人が取り組むべきか」「透視図を終えた時の到達レベル」の2点を詳しく解説していきます!

早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら

 

英文読解の透視図に取り組むレベル

英文読解の透視図のレベルは、ハッキリ言ってめちゃくちゃ難しいです。

「なんか名前聞いたことあるし、良い参考書みたいだからやってみようー」くらいの気持ちで取り組んでも、まず挫折すると思います。

収録されている英文がとにかく難しいので、自力で読んで理解することができず、すぐに解答や解説を読んで理解したつもりで終わってしまう人が大半。

そうならないように偏差値が河合塾の数値であれば、63以上に伸びてから取り組むのが良いでしょう。

共通テストはスラスラ読める、MARCHレベルであれば余裕で合格点というところまで伸びていないと、ほとんど英文が読めないと思います。

 

英文読解の透視図が難しい場合は、1ランク易しいポレポレ(とはいっても早慶レベル)。

もう1つ易しいものですと、「基礎英文読解の技術100」などに取り組んで、英文解釈の力を伸ばしてから透視図へ進むと良いでしょう。

少し毛色は違いますが、「英語長文プラチナルール」もとても解説が詳しく、MARCHや中堅国公立大学レベルの長文を解けるのでお勧めです。

 

また志望校が早慶や東大・京大や旧帝大ではなく、MARCHや中堅国公立大学を目指す人にとっては、英文読解の透視図は間違いなくオーバーワークです。

大学受験は「どれだけ難しい参考書に取り組むか」ではなく、求められているレベルを確実にこなすという事がとても大切です。

オーバーワークになってしまうような勉強は、限られた勉強時間の中で、回り道になってしまう可能性が高いので注意しましょう。

早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら

 

英文読解の透視図の到達レベル

英文読解の透視図をやり切れば、大学入試の英文読解に関しては、それ以上やる事が無いと思います。

東大や京大レベルであっても、後は過去問演習だけという状態まで持っていけるでしょう。

英文読解の透視図は和訳問題がメインになっているので、国公立大学の二次試験の和訳問題などの対応力も、大きく伸ばすことができます。

難易度が高い記述模試であっても、偏差値が65以上取れるようになってくるはずです。

大学受験の英文のみならず、TOEICや洋書、英検準一級の長文もある程度は読めるようになるでしょう。

早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら

1対1対応の演習の難易度と到達レベルを徹底解説【大学への数学】

大学受験の数学を勉強している人であれば、一度は「1対1対応の演習」という参考書の名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。

青チャートなどと比べるとマイナーな参考書ではありますが、数学が得意な人にとっては鉄板の参考書と言えるでしょう。

問題を解いて解説を読むという流れで進んでいきますが、全体的に「堅い参考書」というイメージで、楽し気でカラフルな参考書とはちょっとイメージが異なります。

ここでは「1対1対応の演習はどれくらいの学力の人が取り組むのか」と、「1対1対応の演習を終えた後の到達レベル」について、詳しく解説していきます!

私の偏差値が1か月で30伸びた裏ワザはこちら

 

1対1対応の演習に取り組むレベル

1対1対応の演習の難易度はそれなりに高く、初級者が取り組んでもほとんどの問題が解けず、正しい演習になりません。

学校の教科書レベルの問題はしっかりと解ける、共通テストでは8割ほど取れるといった状態が、1対1対応の演習に取り組むうえで求められるレベルです。

MARCHや中堅国公立大学レベルの問題が多く収録されていて、早慶や難関国公立大学レベルの問題にも挑戦していくことになります。

偏差値でいえば57ほどまで伸びた状態で、1対応の演習に取り組んでいくのがベストでしょう。

 

1対1対応の演習が難しい場合は、黄チャートを徹底的に固めることをオススメします。

黄チャートは易しい内容になっているので、MARCHレベルの問題を解くための土台固めに最適。

自分には易しすぎると感じるかもしれませんが、易しい問題ほど入試では出題されやすく、応用問題にもつながってくるので、きちんと取り組んでおきましょう。

私の偏差値が1か月で30伸びた裏ワザはこちら

 

1対1対応の演習の到達レベル

1対1対応の演習をガッチリと固めれば、MARCHや中堅国公立大学、共通テストレベルの問題であれば、おつりがくるほどの実力が身についています。

偏差値でいえば60前半くらいに乗ってきて、本格的な問題も難なく解けるようになっているでしょう。

「大学受験において、数学が得意」と胸を張って言えるレベルまで到達します。

1対1対応の演習は難しい問題も多く収録されている分だけ、やり切れば大きな力になります。

難しい問題が立ちはだかり、何度も挫折しそうになるかもしれませんが、ここを乗り切れるかどうかで、偏差値も大きく変わってきます。

私の偏差値が1か月で30伸びた裏ワザはこちら

 

1対1対応の演習が終わったら次は

1対1対応の演習が終わったら、MARCHや中堅国公立大学を志望されている方は、過去問演習に入ると良いでしょう。

学んだ内容を今度は、志望校の形式で回答できるようにしていきます。

 

さらに上の大学を目指す人は、「新数学スタンダード演習」などに取り組むのが良いと思います。

東大や京大、早慶といった難関大学を目指すために、難問の演習に挑んでいきましょう。

ここまでやりこんでから志望校の過去問に入れば、難関大学の問題でもかなり対応できるようになっているはずです。

黄チャートのレベルを徹底解説。どこまで偏差値を伸ばせる?

大学受験の数学の参考書として超有名な、チャート式シリーズ。

問題数がとても多く、例題や演習問題を解いて、その解説をじっくりと読んで理解を深めていきます。

チャート式シリーズの中では黄チャートは、ややマイナーな部類に入ると思います。

青チャートと比べると持っている人が少ないうえに、詳しく知っている人が少ないのではないでしょうか。

ここでは「黄チャートに取り組むために必要なレベル」「1冊取り組んだときの到達レベル」について、詳しく解説していきます!

私の偏差値が1か月で30伸びた裏ワザはこちら

 

黄チャートに取り組むために

黄チャートの難易度はさほど高くはありませんが、本格的な問題もたくさん収録されています。

入試で出題される本格的な問題がほとんど解けない状態ですと、正しく演習することができません。

「問題を解く→解説を読む」という流れで、参考書を進めていきますからね。

 

偏差値が53くらいになってから取り組むと、丁度良い難易度で演習ができるでしょう。

「大学受験の本格的な数学を固める」という目的で取り組めば、しっかりと成績を伸ばすことができます。

まだ偏差値が53ほどまで到達していない場合は、ワンランク下の白チャートに取り組みましょう。

背伸びをして少しでも難しいレベルに挑戦したくなりますが、基礎の基礎ほど重要で、入試では絶対に落とせません。

そして基礎が固まっていないと、その上の問題は解けませんから、黄チャートや白チャートをしっかりと固めてステップアップしましょう。

私の偏差値が1か月で30伸びた裏ワザはこちら

 

黄チャートの到達レベル

黄チャートのレベルは基礎~共通テスト、そしてMARCH入門レベル程度。

本格的な問題が多く収録されていて、1冊しっかりと取り組むと偏差値60も見えてきます。

共通テストでは7割後半ほど、MARCHの問題でも解ける問題が増えてきます。

日東駒専や四工大レベルまでであれば、黄チャートを完ぺきにすれば、合格点を取ることができるでしょう。

私の偏差値が1か月で30伸びた裏ワザはこちら

 

黄チャートが終わったら次は

黄チャートが終わったら、もう1ランク上の「青チャート」に取り組むことをオススメします。

もっとも有名なチャートで、問題の難易度もグッと上がってきます。

「青チャートを完ぺきにすれば、受験の数学は得意科目にできる」と言えるくらい、大きなハードルを越えることになります。

黄チャートを完ぺきに固めて土台を作って、青チャートへと進んでいきましょう。

青チャートまで固めれば共通テストでは8~9割、MARCHや中堅国公立大学で合格点を狙えます。

偏差値でいえば60前半~中盤も見えてきて、「受験数学」をかなり深く理解できている段階です。

早慶や難関国公立大学を目指すのであれば、もう1ランク上の「赤チャート」まで進めると完璧ですね!

私の偏差値が1か月で30伸びた裏ワザはこちら

青チャートの到達レベルと難易度。終わったらどこまで大学受かる?

大学受験生であれば、数学を受験しない方でも「チャート式」はご存じだと思います。

チャート式の中でも特に青チャートは有名で、数学を受験で使うのであれば、かなり多くの人が持っているでしょう。

かなり分厚い参考書で、例題や演習問題とその解説がとても詳しく書かれています。

そんな青チャートですが、有名すぎるあまりに「とりあえず持っている」「とりあえず勉強している」という人が多く、レベルを正しく把握していない人も良く見かけます。

ここでは「青チャートに取り組むには、どれくらいのレベルが必要か」と、「青チャートを終えると、どのくらいのレベルまで到達できるのか」を詳しく解説していきます。

私の偏差値が1か月で30伸びた裏ワザはこちら

 

青チャートに取り組むには

青チャートは問題を解いて解説を読み込んで、数学の力を伸ばしていく形式。

ですから「ある程度は問題が解ける」という事が、大前提になってきます。

大学入試の本格的な問題もたくさん収録されているので、偏差値が50後半に乗ってきてから取り組むのが良いでしょう。

 

偏差値が思うように伸びていない場合は、青チャートよりも白チャートや黄チャートにまずは取り組んでください。

白チャートは高校基礎レベルで、チャート式の中で最も易しいものになります。

黄チャートは共通テスト~MARCHほどで、中級者向けになっています。

まずはご自身の学力をしっかりと把握したうえで、適切なレベルに取り組んでいきましょう。

私の偏差値が1か月で30伸びた裏ワザはこちら

 

青チャートの到達レベル

青チャートを1冊、しっかりと取り組むとMARCHや共通テストでは8割以上、早慶や難関国公立大学の数学の問題でも、解ける問題がかなり増えてくるでしょう。

偏差値でいえば60中盤まで見えてくる、「数学が得意!」と胸を張って言えるくらいの実力が身につきます。

例題だけでもまずは完ぺきに固めると、軸の部分がしっかりと固まって、手ごたえもかなり出てくるでしょう。

それから演習問題にも進んでいくことで、さらに実践的な得点力を磨くことができます。

 

1冊を完ぺきに固めようとすると、それなりに期間がかかりますから、適当に取り組んでしまう人も多いです。

しかし「青チャートの全ての問題を完ぺきに答えられるようにする」ことを目標において、全力で取り組むと成績は目に見えて伸びていきます。

私の偏差値が1か月で30伸びた裏ワザはこちら

 

青チャートが終わったら次は

青チャートが終わって、MARCHや中堅国公立大学までであれば、後は過去問演習で合格点が見えてくるでしょう。

一方で早慶や難関国公立大学を目指すのであれば、もう1ランク上の問題集や参考書に取り組むことをオススメします。

例えば「やさしい理系数学」や「1対1対応の演習」「赤チャート」など。

ここまでやりこめば、青チャートで学んだ土台をさらに強化して、数学の偏差値70も見えてくるでしょう。

このレベルまで目指しているとしても、まずは青チャートを完ぺきにすることがファーストステップになります。

ビジュアル英文解釈は神?難しいと噂でレベルを検証。最強の使い方も

故・伊藤和夫先生が手掛けた有名な参考書、「ビジュアル英文解釈」。

伊藤先生の名書という事で、今でも愛用している受験生がたくさんいます。

「英語の文章を読めるようにする」ことに特化した参考書で、伊藤先生らしい構成です。

「まとまった英語の文章を読む」→「解説をじっくり理解する」という流れで進んでいきます。

全体的に「昔の参考書」という印象で、カラフルで楽しく勉強できるような、現代の参考書とは大きく雰囲気が異なります。

そんなビジュアル英文解釈はpart1とpart2に分かれていますので、それぞれのレベルを詳しく解説していきます!

早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら

 

ビジュアル英文解釈part1のレベル

Part1は易しい方のレベルにはなっていますが、それなりに難易度は高いです。

レベルは共通テストほどとなっていて、読み応えのある長文が収録されています。

「とりあえずやってみよう!」という感じで、気軽に取り組もうとすると、難易度も高く無機質な参考書なので、挫折してしまう可能性があるでしょう。

偏差値が50中盤ほどになり、本格的な英語長文とも戦えるようになってから取り組んでください。

 

ビジュアル英文解釈はかなりボリュームがあり、解説もとても詳しいので、1冊しっかりと取り組むと大きく力を伸ばすことができます。

共通テストレベルの英語長文であれば、自信をもって読み解けるようになるでしょう。

早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら

 

ビジュアル英文解釈part2のレベル

Part2は一気に難易度が上がり、早慶や東大・京大など最難関大学レベル。

偏差値が65以上、MARCHレベルの長文はスラスラ読めるようになってから取り組みましょう。

Part1とPart2ではレベルの差がとても大きいので、Part1を終えてたくさんの参考書や問題集で修業をしてから、part2へと進んでください。

かなり難易度が高いので、そう簡単に読み解くことはできず、必死で頭をひねって読解をしなければいけません。

ビジュアル英文解釈part2をしっかりとやりこめば、英語長文の読解に関しては、相当な自信をつけられるはずです。

あとは過去問演習に取り組んで、問題形式に慣れていけば問題ないでしょう。

早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら

 

ビジュアル英文解釈の最強の使い方

使い方はシンプルで、「自力で解く」→「解説を徹底的に読む」→「解説の内容を再現しながら長文を読み直す」の流れ。

長文が少し難しいとすぐに解説を読んでしまう人がいますが、自力で難しい長文を理解する力が本当に大切ですから、まずは自力で読み解いてください。

それから伊藤先生の詳しい解説を読んで、自分の中に読解法を取り込んでいってください。

最終的にもう一度、長文を読み直す中で「解説の内容を再現していく」ことが大切。

解説の内容を再現して何度も長文を読み直し、自分のフォームを修正していきます。

次回以降は初見の長文を読んだときに、自然とビジュアル英文解釈の内容が活きるようになるまで、徹底的にやりこんでいきましょう。

早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら

英語長文ソリューション123の難易度/レベルを講師が解説します

英語長文ソリューションという、大人気の肘井先生が手掛ける参考書。

大学受験向けの英語長文は本当に種類が豊富で、どれを選ぶか迷う人も多いと思います。

英語長文ソリューションは肘井先生が手掛けているだけあり、解説がとても詳しいです。

解説では全ての英文にSVOCなど構文が記載されているので、英文が読めていない部分をしっかりと復習することができます。

音声もダウンロードできるようになっていますので、音読のトレーニングにも取り組めます。

 

英語長文ソリューションの一番の特徴は、「1題当たりの300ワードほどと、文章量が少ない長文が収録されている」点。

まずは文章量が少ない長文で、そのレベルに対応できるようにして、それから文章量が多い長文へとステップアップできるようになっています。

そんな英語長文ソリューションのレベルは3つに分かれていますが、それぞれのレベルを解説していきます!

早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら

 

英語長文ソリューション1のレベル

英語長文ソリューション1はスタンダードレベルで、中堅私立大学(日東駒専・産近甲龍など)や共通テストと同じレベル。

偏差値が50を確実に上回るようになったら、取り組んでいくと良いでしょう。

お伝えした通り英語長文ソリューションは1題当たりのワード数が、300ワードほどとかなり文章量が少ないです。

共通テストや日東駒専レベルの長文を集中的に演習する前段階として、とても効果的。

まずは文章量が少ない長文をしっかりと読めるようにしてから、本格的な演習に入りましょう。

早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら

 

英語長文ソリューション2のレベル

英語長文問題ソリューション2はハイレベルで、MARCHや関関同立、中堅国公立大学の二次試験レベル。

偏差値が50後半になってから、取り組むようにしましょう。

レベル1よりもグッと難しくなって、壁を感じる人も多くなると思います。

MARCHレベルの英語長文はかなり手ごわいので、ソリューション2で文章量が少ない英語長文からレベルに対応できるようにしましょう。

早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら

 

英語長文ソリューション3のレベル

英語長文問題ソリューション3はトップレベルで、早稲田や慶應、東大・京大など難関国公立大学を志望する人向け。

難易度がかなり高くなりますので、偏差値が60中盤くらいまで伸びてから取り組みましょう。

このレベルになってきますと、スラスラ読めるというケースは少なく、苦しみながらも理解する段階に入ってきます。

早慶や難関国公立大学の過去問演習に入る前に、ソリューション3を徹底的にやりこんで、「文章量が少なければ、難しい長文でも理解できる」というところまで到達してください。

早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら

 

英語長文ソリューションが終わったら

英語長文ソリューション1が終わったら、英語長文ハイパートレーニング2。

英語長文ソリューション2が終わったら、英語長文ポラリス2。

英語長文ソリューション3が終わったら、英語長文ハイパートレーニング3。

この流れで進めると、「文章量が少ない長文」→「本格的な長文」という流れで、着実に力を磨くことができます。

どれもソリューションと同様に、解説がとても詳しい参考書なのでおすすめです。

シス単のステージ4(4章)まで必要?シス単はどこまで、いつまで?

システム英単語のステージ4は、表紙に「大学受験レベルを超える超難単語」と読み取れるような表記があります。

ですから私が受験生の時も、「受験レベルを超えるなら、勉強しなくていいんじゃない?」と思ったことがありました。

多くの受験生から、「シスタン4章っていらないですか?」というご相談もいただきます。

講師歴10年以上で、これまで大学受験を徹底的に研究してきた私が、このシスタン4章について詳しく解説していきます!

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

シス単4章のレベル

システム英単語の4章のレベルは、表紙に「受験レベルを超える」というような表記がありますが、まったくもってそんなことはありません。

MARCHレベルになればシス単4章の単語はよく見られますし、共通テストであっても登場することは珍しくありません。

「大学受験の中では難しい英単語」であることは間違いないですが、いらないと切り捨てるほど難しい単語ではありません。

MARCHや関関同立を目指すのであれば取り組んだ方が良いですし、東大・京大や早慶などを目指すのであれば、間違いなく勉強するべきでしょう。

共通テストや日東駒専のみの受験であれば、マストではないですが、取り組むに越したことはありません。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

シス単4章はいつまでにやる?

システム英単語4章は、なじみのない英単語が多いので、早い時期から取り組みたいところです。

受験期の直前ではなく、10月ごろには一通り触れていて、そこから入試に向けて徐々に定着させていくというのがベストでしょう。

逆に言えばそのころまでには、シス単の3章までは完ぺきに固まっていないと、4章の暗記は間に合わなくなってしまう可能性があります。

余裕を持ったスケジュールを立てて、早めに4章に取り組めるように意識してください。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

シス単の4章を覚えれば完璧?

MARCHレベルまでであれば、シス単の4章まで覚えれば、英単語が原因で落ちることはほぼ無いでしょう。

一方で早稲田や慶應、東大・京大といった難関大学を目指すのであれば、シス単4章でもまだ足りない可能性が出てきます。

シス単4章に掲載されていない英単語が、長文の中で出てくるケースは珍しく無くなりますし、設問として問われることもあります。

シス単4章までガッチリと固まったら、「速読英単語上級編」へ進むことをオススメします。

速読英単語上級編の半分ほどはシス単と被っていますが、残りの半分は新出の単語になり、難しい英単語をさらに追加することができます。

早慶や東大・京大・旧帝大などを目指す人は、シス単の次の英単語帳まで取り組むことを視野に入れて、スケジュールを立てておかなければいけません。

夏の終わりにはシス単が完璧に固まっていて、秋からは速読英単語上級編に進めるのがベストでしょう。