2022年 5月 の投稿一覧

共通テストの英語の時間配分。黄金の時間配分を講師が伝授

共通テストの英語はセンター試験と比較して、時間制限が厳しくなったと言われています。

そこで模試や本番を前にして、「時間配分」について悩んでいる方が、本当に多くいらっしゃいます。

私のもとにも「共通テスト英語の時間配分、どうしたら良いですか?」とご相談を良くいただきます。

私自身も共通テストの英語の試験を解いてみて、「これがベストだな」という時間配分を研究しました。

講師歴10年以上の私が、「共通テスト英語の黄金の時間配分」をお伝えします!

早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら

 

共通テスト英語の黄金の時間配分

第1問 7分
第2問 14分
第3問 14分
第4問 12分
第5問 14分
第6問 16分

大まかな目安は、大体これくらいになります。

第1問がボリュームが少なく、第6問がややボリュームが多いこと以外は、どの大問もさほど変わりはないです。

これで3分余りますので、残りの時間はマークミスなどが無いか、最後の確認に使いましょう。

 

もちろんこれは目安の1つですので、人によってはこの大問はこの時間じゃ解き切れないなど、個人差は出てくると思います。

まずはこれを目安に共通テストの英語の模試や問題集を解いていき、徐々に自分に合った時間配分に調整していきましょう。

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時間配分を崩さないコツ

時間配分が崩れてしまう最大の要因としては、「分からない問題に時間をかけすぎてしまう」こと。

1つの問題に時間を使いすぎてしまうと、時間はすぐに足らなくなってしまいます。

この問題は怪しいなと感じたら、とりあえず問題番号にチェックをつけて、次の問題へと進んでください。

そして最後の残りの時間で、マークミスなどをチェックしてから、もう一度トライしましょう。

まずは一通り解いてしまうことを目標において、細かい部分は後回しです。

 

この意識を模試や問題集を解くときから、徹底して刷り込んでください。

あいまいな問題を飛ばすというのは勇気がいる決断で、すぐに実行できるものではありません。

日ごろからこのクセをつけられるよう、問題演習に取り組みましょう。

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時間配分はあくまでコツの1つ

時間配分を設定して解くというのは、あくまでコツの1つであって、爆発的に得点が上がるといったものではありません。

共通テストの英語を時間内に解き切るために最も大切なのは、当然ですが「英語長文をスピーディかつ正確に読む力」に他なりません。

英語長文がしっかりと読めていなければ、どんなに時間配分を固めても、無理やりその中でやりくりするだけになりますから、得点は結局変わりません。

日ごろから「どうすれば英語長文が読めるようになるのか」、「どうすればもっとスピードが上がるか」を考えて、徹底的に演習を繰り返してください。

英語長文を読む力が身について初めて、共通テストの英語の過去問を演習できるようになり、時間配分を調整する段階に入ることができます。

焦って共通テストの問題をすぐに解くのではなく、まずは読解力を基礎から固めていきましょう。

ターゲット1900で東大や早慶は足りないのか?早稲田卒講師が語る

大学受験生であれば誰もが知っている「英単語ターゲット」。

1200、1400、1900とレベルが分かれていますが、最も人気なのはレベルが高い1900。

1900であれば難しい英単語を覚えられることは周知の事実ですが、「早慶や東大・京大までカバーできるの?」という不安はあると思います。

そこで講師歴10年以上、数多くの受験向けの英単語帳を研究してきた私が、「英単語ターゲット1900のレベル」について徹底的に解説していきます!

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

英単語ターゲット1900のレベル

まず意外と知られていないのは、英単語ターゲット1900は誰もが取り組めるような優しい英単語帳ではないという事。

ターゲットの中で最も難しいレベルで、早慶などを目指す人が取り組むケースが多いです。

基礎・基本の英単語はあまりカバーされておらず、日東駒専や共通テストで頻出の基礎単語は抜けているものもかなり多くあります。

まずは英単語ターゲット1200を固めて、それから1400へ進み、最後に1900という流れで取り組んでください。

基礎単語ほど英文の中で当然のように、何度も登場してきますから、ここが固まっていない状態では全く受験と戦うことができません。

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ターゲット1900でMARCHはOK?

日東駒専や共通テスト、MARCH・関関同立レベルであれば、英単語ターゲット1900までで十分です。

それ以上の英単語帳に手を出す必要はないので、1900までをガッチリと固めてください。

1200や1400の英単語が抜けていると、日東駒専やMARCHに合格することは難しいので、確実に記憶に叩き込むこと。

そしてターゲット1900はMARCH以上を志望するのであれば、しっかりと取り組んでいきましょう。

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ターゲット1900で早慶や東大もOK?

確かにターゲット1900までで、早稲田や慶應、東大・京大に合格している人は間違いなくいます。

ただ「合格のために十分な英単語をストックできるか」というと、やや不足する部分もあるでしょう。

合格のために必要最低限の単語はターゲット1900でカバーできますが、プラスアルファの単語や、難問に対応するための単語という意味では、私自身は足りないと感じます。

ターゲット1900の最後のパートまで取り組んだとしても、早慶や東大・京大レベルとなると、少し足りないかなという印象です。

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ターゲット1900の次の英単語帳

英単語ターゲット1900を終えたら、速読英単語上級編がおすすめ。

ターゲット1900に掲載されていない難単語を、徹底的にマスターすることができます。

半分ほどはターゲットと被っていますので、被っていない単語を追加していくことで、より知識の幅を広げられます。

難しい単語を覚えていればそれだけ、英語長文で訳せる単語も増えますから、読解の精度が上がります。

また難単語は設問として直接問われるケースも珍しくないので、覚えているだけで得点を稼げる可能性もあります。

とはいえ速読英単語上級編はあくまでプラスアルファの勉強にはなりますから、ターゲット1900までの単語を完ぺきに固めるとともに、徹底的に復習することの方が優先です。

世界一わかりやすい英文法語法の特別講座の「違い」とレベル・やり方

超有名な英語講師の関正夫先生が手掛ける、「世界一わかりやすい英文法語法の特別講座」。

英文法の参考書・問題集は本当に様々で、どれを選ぶか迷ってしまいますよね。

同じタイプの参考書や問題集を、何冊もお持ちの方もよく見かけます。

ここでは「世界一わかりやすい英文法語法の特別講座の他の参考書との違い」「参考書のレベル」、そして「効果的に成績を伸ばす使い方」を解説していきます。

10年以上も講師として指導をし続けている私が、参考書の中身を見ながらお伝えしていきます!

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世界一わかりやすい英文法語法の特別講座の違い

有名なネクステージ(NextStage)やスクランブル、Vintageなどとの大きな違いはその構成。

ネクステやヴィンテージなどは、「問題集」としてガンガン問題を解いていく形式。

問題数が多いからこそ、解説はさほど詳しくありません。

 

一方で「世界一わかりやすい英文法語法の特別講座」は、問題を何題か解く中で、文法の重要な要素を学んでいく形式。

解説が詳しい一方で、問題数はさほど多くないです。

どちらが良いという事ではなく、目的や構成が異なります。

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世界一わかりやすい英文法語法の特別講座のレベル

レベルとしては基礎~日東駒専や、MARCH入門程度。

英文法の基礎から、中級レベルほどの難易度になっています。

例題を解きながら取り組む形式なので、最低限の基礎は固めてから取り組みましょう。

 

問題数があまり多くないので、到達レベルとしてはさほど高くありません。

土台をしっかりと固めて、ネクステなどのボリュームの多い問題集への架け橋としていきましょう。

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世界一わかりやすい英文法語法の特別講座の使い方

まずは例題を解いたうえで、解説をじっくりと読みましょう。

その問題の理解はもちろんですが、「重要な文法事項を吸収する」という意識がとても大切です。

重要なポイントはノートにまとめるなど、文法そのものの理解が深まるように取り組んでください。

また解説の暗記事項をしっかりと暗記していくことで、知識を広げていくようにしましょう。

 

世界一わかりやすい英文法語法の特別講座の次

世界一わかりやすい英文法語法の特別講座が終わったら、本格的な問題集へと進んでいきます。

レベルとしては「NextStage」が丁度良いですね。

ネクステまでしっかりと取り組めば、MARCHレベルでは十分に合格点を確保できるようになります。

それ以上の大学を目指す人は、Vintageやスクランブルに飛び級しても良いですが、理解が追い付かなそうであれば、NextStageを挟むことをオススメします。

 

世界一わかりやすい英文法語法の特別講座で学んだことを土台に、1題でも多くの文法問題に取り組んで、自分が知らない知識をインプットしていきましょう。

入試本番には「もう文法問題は、何が来ても大丈夫!」と言えるくらいまで、徹底的にやりこんでください。

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Bricks(ブリックス)単語帳12のレベルは〇〇大学。口コミを塾講師が語る

システム英単語や速読英単語と比較すると、マイナーな英単語帳である「ブリックス」。

学校で配られることもある英単語帳で、Amazonでの評価も高いです。

ややマイナーであるがゆえに、どれくらいのレベルなのか、そして質の高い英単語帳なのか、迷ってしまう人も多い事でしょう。

指導歴10年以上の私が、「英単語帳Bricks、1と2のそれぞれのレベル」「実際に中身を見た口コミ」をお伝えしていきます!

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英単語帳Bricksのレベル

英単語帳ブリックスは1と2に分かれています。

ブリックス1は偏差値でいえば60以上、共通テストで高得点、MARCHでも合格点を狙えるレベル。

レベル1というと易しい英単語帳に感じるかもしれませんが、到達レベルはとても高いです。

難関大学を目指す人でなければ、ブリックス1だけで十分、合格点を狙えるようになるでしょう。

 

ブリックス2は偏差値でいえば65以上、早慶や東大・京大でも合格点を狙えるレベル。

大学入試に向けて勉強するのであれば、最難関クラスの英単語までカバーすることができます。

いきなりブリックス2から取り組むのではなく、まずは1でしっかりと重要な単語を固めてからの方がベター。

頻出の英単語はブリックス1の方に多く収録されていますから、こちらを固めてから、応用単語に進むという流れです。

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英単語帳ブリックスの口コミ

中身を見て一番に感じたのが、「レイアウトが見やすい」ということ。

イラストも描かれていますし、見開きで簡潔にまとまっていて、スムーズに暗記に取り組めます。

赤字の重要な訳は赤シートで隠せるようになっていますから、効率的に進められます。

音声もスマホアプリ(いいずなボイス)から無料でダウンロードできるので、スピーキングやリスニングにも効果的。

「特別な特徴は特にない」というのが正直なところではありますが、クセはないのでどんな人にでもフィットするでしょう。

 

ひとまず書店に足を運んで中身を見るか、もしくはインターネットで画像検索をしてみてください。

そうすればどんな感じの英単語帳なのかわかりますから、自分に合っていると思ったら買ってみましょう。

英単語帳は「レベル」と「自分の好みに合うか」の2点がとても大切なので、しっかりと中身を確認してから選ぶことをオススメします。

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英単語帳ブリックスのデメリット

英単語帳ブリックスのデメリットを挙げるとすれば、「1語1訳しか赤字の訳が無い」こと。

システム英単語などは1語につき、重要な訳が複数、赤字で印字されていて赤シートで隠せます。

一方でブリックスは基本的に、1語1訳しか隠せず、その他の訳は黒字で印字されています。

 

大学入試では1単語1訳では足りないケースもありますし、多義語は頻出です。

まずは1語1訳を赤シートで隠して暗記して、黒字の訳はそのあとにしっかりと覚えるようにしてください。

黒字だともちろん赤シートでは隠れませんから、厚紙を使うなどして工夫しましょう。

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Engage/エンゲージ(英文法の参考書)のレベルをネクステージと比較します

Engageという英文法の問題集、Vintageやネクステージと比較するとマイナーではありますが、とてもおすすめです。

Vintageと名前も似ていて、同じ出版社から出版されている、「姉妹本」という位置づけ。

パッと見はVintageやNextStageなどと同じく、英文法の問題がたくさん掲載されている問題集ですよね。

大学入試向けの英文法の問題集はたくさんありますが、Engageは何が違うのか、徹底的に解説していきます。

「Engageのレベル」をネクステージなどと比較しながら、お伝えしていきましょう。

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Engageのレべル

Engageは大学入試向けの英文法の問題集の中でも、最も易しい部類に入るのが一番の特徴。

大学入試の基礎的な英文法の問題を、たくさん解けるようになっています。

大学入試では基礎問題の出題もかなり多いので、Engageをしっかりと固めていけば、英文法の偏差値でいえば50後半ほどまでは狙えるようになるでしょう。

基礎的な参考書ではありますが、大学入試において本当に大切な部分を固められますから、ぜひ取り組んでみてください。

 

いきなりVintageに取り組んでいる人も多いですが、Vintageは2ランクほど上の問題集で上級者向け。

英文法が苦手な人が取り組んでも、「理解したつもり」で終わってしまう可能性が高いです。

英文法の問題集のレベルをしっかりと把握したうえで、必要な問題集に取り組みましょう。

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Engageとネクステージの違い

Engageは初級者向けの問題集に対して、ネクステージは中級者向け。

そしてEngageは初級者向けなので、やや解説が詳しいという特徴があります。

一方で問題数はネクステージの方が、500問ほど多くなっています。

英文法に苦手意識がある人や、基礎をしっかりと固めたい人は、Engageに取り組むと良いでしょう。

ネクステージの方が圧倒的に知名度は高いので、ネクステージに飛びつく人が多いですが、レベルや目的を理解したうえで判断してください。

実際に書店に足を運んで中身を見て、自分に合う方を選ぶのがベストですね。

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Engageが終わったら次は

Engageは初級者向けの問題集なので、こちらを固めたらもう1冊、レベルの高い問題集へ進むことをオススメします。

姉妹書のVintageでも良いですし、スクランブルや英頻1000などもおすすめ。

これらで仮定法や比較など、各分野をしっかりと固めてから、さらにランダム形式の問題集へステップアップするのが最強のルートです。

「英文法ファイナル問題集」や「竹岡の英文法・語法ULTIMATE究極の600題」などが有名。

Engageを1冊目の問題集としてしっかりと固めて、そこから徐々にレベルを上げて、志望校合格を目指していきましょう。

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