2022年 6月 の投稿一覧

Factbook総合英語の難易度は早慶レベル?使い方を講師が解説

「総合英語」とタイトルに入る参考書は、Forestやエバーグリーン、ビジョンクエスト、デュアルスコープなど数々あります。

その中でも新しく、学校で配られることも多いのが「Factbook総合英語」。

とても良い参考書なので、今後の鉄板になっていく可能性があります。

カラフルでレイアウトがきれいで、勉強が苦手な人でも楽しめる工夫がされています。

そして従来の「試験のための英語」ではなく、聴ける話せる、書ける英語を目指して作られているのも特徴。

そんな「Factbook総合英語のレベル」「効果的な使い方」を詳しく解説していきます!

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Factbook総合英語のレベル

総合英語系の参考書の中でも、ファクトブックは難易度が比較的易しく、基礎的な部分も詳しく解説してくれています。

高校1年生や、これから英語を本格的に勉強するという人でも、理解しながら取り組めるでしょう。

一方で情報量はかなり多めで、分厚い参考書になりますから、受験で必要な英文法の土台はガッチリと固めることができます。

早慶や東大・京大を目指す人であっても、Factbook総合英語で文法の軸をしっかりと固めて、それから過去問演習や英作文などの対策に入っていけば、合格が見えてきます。

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Factbook総合英語の使い方

取り組み方としては、大きく2通り。

 

取り組み方①

1つ目は1ページ目からガンガン勉強して、知識を暗記していく方法。

かなり分厚い参考書ではありますが、分かりやすく情報が整理されているので、取り組みやすいと思います。

ただ情報量は多めなので、1ページ目から暗記しようとすると、量が多すぎてパンクしてしまう人も少なくないはずです。

そういった人は「世界一わかりやすい英文法の授業」など、講義形式の参考書で英文法を勉強するようにしてください。

細かな知識はファクトブックの方が詳しいですが、重要な部分を予備校の講義のように解説してくれるので、頭にスッと入ってくるはずです。

 

取り組み方②

2つ目の取り組み方は、「辞書として使う」という方法。

学校や予備校の授業を受けていて、分からない部分があったとき。

宿題や問題集を解いていて、理解できない部分があったとき。

そんなときにファクトブックを開いて、該当部分を重点的に学んでいきます。

「英語を勉強する時のパートナー」として、常に持ち運んで、チェックできるようにしておきましょう。

 

他にも自分が苦手な部分だけを、ファクトブックで勉強するなどして、補強していくのも効果的です。

情報量が多いので、イチから暗記していくのは難しいかもしれませんが、逆に言うと苦手な部分はかなり詳しい解説で学べるので、とても理解しやすいでしょう。

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解体英語構文の使い方を伝授。必要性が無くいらないって噂を検証

解体英熟語よりも知名度は低いですが、とても質が高い参考書「解体英語構文」。

私が受験生の時も解体英語構文を勉強して、早稲田大学の合格につながりました。

英語構文は英単語や英熟語、英文法と比較して、重要性が低い感じがしますよね。

ここでは「解体英語構文の必要性」「効果的な使い方」の2点を、詳しく解説していきます!

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解体英語構文はいらない?

「そもそも英語構文って何だろう?」というところからスタートする人も、結構多いと思います。

英語構文とは英文法の1つで、「so that構文」や「it that構文」など、決まった型があるもの。

これらは英語長文の中でよく登場してきて、型を知らないと訳せないケースも多いです。

そして英文法の問題や、英作文でも出題されますから、英語構文はあらゆるときに問われます。

英語力を総合的に伸ばすために英語構文の学習は重要で、そのために解体英語構文を活用していくという事です。

 

ただ英語構文は過去問などを解いたときに、「自分に必要だな」と感じたタイミングで取り組めばOK。

英文法を勉強する中でも英語構文は自然と触れますし、解体英語構文をわざわざ勉強しなくても、難関大学に合格する人も珍しくないです。

なので優先度が高い単語や文法の勉強に時間を費やす必要がある場合は、解体英語構文はパスするというのも1つの手といえるでしょう。

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解体英語構文の使い方

解体英語構文は問題形式になっているので、まずはそれを解いてみてください。

それから暗記に入りますが、「英文の中での使い方を覚える」ことを意識しましょう。

例えば「it that構文=強調」というように、訳だけを覚えた場合。

it that構文を使った英文を書かされたり、it that構文が長文の中で出てきたりしたときに、対応できません。

It was shocking for him that Susan likes Tom.

このように英文で出てきますから、文中でどう使われるか覚えていないと、スッと訳せないんです。

ですから英文を書き写したり、音読したり、英文の中で勉強することを意識してください。

 

解体英語構文は200構文ほどとさほど量は多くないので、1日5構文などと量を決めて、重点的に勉強していきましょう。

単語のように1日100個覚えるといった、量の勝負ではなく、1つの構文を深く勉強していくイメージです。

構文をやりこめば、英作文やリーディング、ライティング、スピーキングなどあらゆる分野に活きてきますから、英語の偏差値が総合的に上がっていきます。

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まる暗記ゼロのイディオムマスターのレベルは早慶?講師が解説

速読英熟語や解体英熟語、英熟語ターゲットなどと比べるとマイナーですが、「まる暗記ゼロのイディオムマスター」という英熟語帳はとても質が高く、評価も高いです。

その名の通り「丸暗記ゼロ」がテーマで、力技で覚えるというよりも、理解しながら学んでいくというイメージ。

英熟語帳は基本的に、熟語と訳とその例文という感じで、熟語の解説はないケースが多いです。

まる暗記ゼロのイディオムマスターは、1つ1つの熟語が詳しく解説されているので、理解できるという点がとても大きな特徴です。

英熟語の暗記がどうしても苦手という人は多いですが、そういった方はぜひまる暗記ゼロのイディオムマスターに取り組んでみてください。

ここでは「まる暗記ゼロのイディオムマスターのレベル」を徹底的に解説していきます!

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まる暗記ゼロのイディオムマスターのレベル

見出し語が520個となっておりまして、収録されている熟語の数としては、さほど多い方ではありません。

速読英熟語が700個台、英熟語ターゲットが800個台、そして解体英熟語は1000個以上収録されています。

共通テストやMARCHレベルまでであれば、まる暗記ゼロのイディオムマスター1冊で攻略できますが、それ以上の早稲田や慶應、東大・京大などを目指す場合は、不足を感じる可能性があります。

難関大学を目指す人であっても、1冊目の英熟語帳としてまる暗記ゼロのイディオムマスターを覚えていくと、基礎・基本の熟語がガッチリと固まるのでとてもおすすめです。

例えばいきなり解体英熟語で、1000語もの英熟語を一気に暗記するのは、相当難しいですよね。

まる暗記ゼロのイディオムマスターから固めて、頻出の熟語500語を一気に覚えていくと、それだけで基本が固まって成績にも表れます。

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まる暗記ゼロのイディオムマスターが終わったら次は

まる暗記ゼロのイディオムマスターが終わって、過去問演習をしてみて、熟語に不足を感じた時。

解体英熟語を2冊目に取り組んでいくのがおすすめ。

既に覚えた英熟語にはチェックをつけて、新たに覚えなければいけない熟語だけをピックアップしてください。

解体英熟語の1000語をすべて覚えるのは大変ですが、既に暗記した熟語をカットすれば、覚えられない量じゃなくなるはずです。

解体英熟語まで完璧に覚えきれば、早稲田や慶應、東大・京大の英熟語であってもしっかりとカバーできますし、これ以上の熟語を覚える必要はありません。

熟語の暗記には時間がかかりますし、覚える量も多いので、余裕をもってスケジュールを立てていきましょう。

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竹岡の英文法ultimateの難易度は早稲田レベル?講師が解説

竹岡先生が手掛ける英文法の問題集、「アルティメット600題」。

NextStageやスクランブル、Vintageなどと比較すると新しく、知名度もやや低いですが良書です。

有名な問題集は「仮定法」「比較」などと分野ごとに分かれていますが、アルティメット600題はランダム形式で様々な分野の問題が出題されます。

入試本番と同じ形式で文法問題が解けるので、得点につながりやすいです。

また一般的な問題集ですと、解説がサラッとしか書いていなくて、読んでも理解できない事もあると思います。

アルティメット600題は問題数が少ない分、解説がとても詳しくなっています。

ここでは「竹岡Ultimate600題のレベル」について、徹底的に解説していきます!

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竹岡アルティメット600題のレベル

竹岡アルティメット600題は、日東駒専やMARCHレベルの問題が多く中級者向け。

早稲田や慶應、東大京大などの問題をカバーしきることはできませんが、標準レベルの問題をガッチリと固めることができます。

偏差値が50前半くらいはないと、回答できない問題が多すぎて、正しい演習ができない可能性があるので、基礎固めを終えてから取り組みましょう。

NextStageなど標準レベルの問題集を1問もミスが無くなるまで、徹底的にやりこんでから、アルティメット600題へ進むのがベスト。

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竹岡アルティメット600題の到達レベル

一般的な問題集を固めたうえで、竹岡アルティメット600題をやり切れば、MARCHや日東駒専レベルであれば8割以上の得点を狙えるようになります。

もちろん典型問題以外の、英作文や並び替え問題、正誤問題など形式に合わせて対策はしなければいけませんが、そこまでの土台はしっかりと固められます。

ランダム形式の問題を600題も解いているので、入試で少し緊張しても、少しひねられても、しっかりと回答することができるでしょう。

 

早慶などの典型問題で得点を稼ぎたい場合は、少し不足する部分もあるので、もう1ランク上の問題集に取り組むと良いでしょう。

ランダム形式ですと「英文法ファイナル問題集」は難易度が高く、かなり手ごわいですが、実践的な演習ができるのでオススメです。

過去問を解いて不足を感じた部分を分析して、何を勉強しなければいけないかを考え、必要な参考書を追加していきましょう。

アルティメット600題を完ぺきにすれば、土台がしっかりと固まっていますから、英作文や和訳など様々な問題に対応できるようになっていきます。

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富田の英文読解100の原則の難易度は東大・早稲田・慶應レベル!?

英語の講師として超有名な富田先生が手掛ける、「富田の英文読解100の原則」。

「英文を読む力を伸ばす」ことに特化して、学べる参考書になっています。

英語長文を読み解いて、その解説を読む中で、英文読解のルールを学んでいく形式。

CDや音声はついていないので、音読などのトレーニングはできませんが、解説がとても詳しいです。

ここでは「富田の英文読解100の原則のレベル」を、徹底的に解説していきます!

早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら

 

富田の英文読解100の原則のレベル

富田の英文読解100の原則は上巻と下巻に分かれていて、それぞれレベルが異なります。

上巻が日東駒専~共通テストよりやや難しい程度で、中級者向け。

対象の偏差値は河合塾の数値で、50前半から中盤ほど。

共通テストの英語で6割ほど取れるようになったら、取り組むのがベストタイミング。

 

一方で下巻はMARCH~早慶・東大京大レベルとなり、上級者向けです。

河合塾の偏差値でいうと、60以上になってから取り組んでいきましょう。

MARCHの過去問で合格点を取れるようになった状態で、演習するのがベストタイミング。

まずは上巻で基礎を固めて、原則を学び、それから下巻へ進んでいくのが良いですね。

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富田の英文読解100の原則の到達レベル

上巻をしっかりとやりこんでから、問題集で原則を使いこなせるようにしていけば、共通テストでは8割以上取れるようになるでしょう。

日東駒専では8割以上、MARCHでも戦える長文の読解力が身についていきます。

あくまで富田の英文読解100の上巻だけでという事ではなく、たくさん問題演習をしてからということです。

 

下巻をやりこんで、長文演習も繰り返し、上巻と両方の原則を使いこなせるようになった場合。

早慶や東大・京大レベルの英語長文であっても、戦えるようになっていきます。

後は過去問演習や難しい長文の問題を追加していくことで、慣れていくだけです。

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富田の英文読解100の原則に取り組む前に

ここまでお伝えした通り、富田の英文読解100の原則は中級者や上級者に向けた参考書で、全体的に難易度が高いです。

英語長文を読み解いて、その解説を読む中で原則を学ぶ形になりますから、用意された長文をある程度は読み解けることが大前提になっています。

「ゼロから長文を読めるようにする!」という参考書ではなく、あくまで解説が詳しい長文の問題集だと考えて取り組むようにしてください。

長文が全く読めないようであれば、まずは「英文解釈の技術シリーズ」などで1文1文を正確に読む力を鍛えて、基礎レベルの長文の問題集をたくさん演習してから、富田の英文読解100の原則へステップアップしましょう。

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速読英単語上級編はいらない?レベルを早稲田卒講師が解説

大学入試向けの英単語帳として有名なのが、「システム英単語」や「英単語ターゲット」、「速読英単語」など。

速読英単語は入門編や必修編がとても人気ですが、上級編も出版されています。

その名の通り上級者向けの問題集なのですが、実際にどれくらいのレベルなのか、イメージがつかない人も多いと思います。

私が受験生の時は速読英単語上級編を使って、早稲田大学に合格しましたので、そのあたりの経験も含めて「速読英単語上級編のレベル」と、「上級編が必要な人、そうでない人」について解説します!

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速読英単語上級編のレベル

速読英単語上級編はその名の通り上級者向けで、早稲田や慶應、東大・京大といった難関大学を目指す人向け

収録されている英単語はかなり難易度が高く、システム英単語や英単語ターゲット1900など有名な英単語帳と比較しても、難しい単語が多いです。

イメージとしては、速読英単語上級編の半分はシス単やターゲット1900と被っていて、残りの半分が進出の難しい英単語という感じ。

 

速読英単語は英語長文の中で英単語の使い方を学べるようになっていますが、その長文の難易度も高いです。

早慶や東大・京大といった難関大学に匹敵するレベルで、長文の読解力がかなり鍛えられていないと、読んで理解することは難しいでしょう。

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速読英単語上級編に取り組むべき人

速読英単語上級編に取り組むべき人は、システム英単語や英単語ターゲット1900など、標準レベルの単語が完璧に固まって、MARCHや中堅国公立大学の過去問では合格点を取れる、共通テストは9割くらい取れるといった状態。

この状態で志望校の過去問を解いて、「単語力が少し足りないなぁ」と感じたら、速読英単語上級編に取り組むのがベスト。

速読英単語上級編はあくまで最後の1手で、必ずしも取り組まなければいけないものではありません。

プラス1点、2点を稼ぎにいくための英単語帳なので、入試までの期間に余裕があり、プラスアルファの勉強に手を付けられる人のみ取り組みましょう。

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速読英単語上級編が必要ない人

志望校がMARCHや中堅国公立大学、共通テストのみで英語を使うといった人には、速読英単語上級編はオーバーワークです。

私自身、システム英単語を終えた時点で、MARCHでは8割以上は十分超えていましたし、そこまで難しい単語も出てきません。

難しい英単語が出てきたとしても、その頻度が少ないので、長文の文脈から推測ができます。

そして何より、基礎単語や文法・長文演習など、他にやらなければいけないことがたくさんあるはずです。

速読英単語上級編はあくまでプラスアルファの勉強であり、メインでやらなければいけない勉強よりも重要度は下がりますので、その点は忘れずにスケジュールを立てていきましょう。

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ターゲット1900はどこまで覚える?パート3は必要か解説します

大学入試向けの英単語帳として、最も有名な部類に入る英単語ターゲット1900。

英単語ターゲット1900は上級者向けの英単語帳で、特にパート3以降は難易度が高くなります。

そのため受験生の方から、「ターゲット1900はパート2までで足りますか?」というご質問を、良くいただいています。

私は受験の講師として10年以上、英単語帳を研究してきましたので、受験生にどれくらいの英単語が必要か深く理解しています。

そんな私が「英単語ターゲット1900のパート3は必要か」という問いについて、詳しく解説していきます!

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英単語ターゲット1900のパート3のレベル

ターゲット1900のPart3は確かに難易度が高い英単語が並びますが、受験レベルを超えたものではありません。

共通テストの長文でも見られるケースは珍しくなく、受験生であれば基本的に勉強しておいた方がベターです。

「受験レベルでは難しい部類に入る単語」であって、安心して切り捨てられる単語ではありません。

特にMARCHや国公立大学レベルになってきますと、設問で問われるケースも多く、得点に直接つながることもあります。

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パート3は絶対に覚えるべき?

「全ての受験生に必ず必要か」というと、100%そうとも言い切れません。

というのも英単語はレベルが上がるにつれて、出現する頻度も少なくなってきますから、たとえ長文の中でパート3の単語が出てきても、推測することもできます。

ですから「優先順位」を考えて、他にもっとやらなければいけない勉強が残っている人は、パート3を飛ばすというのも1つの手だと思います。

日東駒専レベルまでであれば、パート3を暗記していなくても十分に合格が狙えますし、MARCHや中堅国公立大学であっても、対応できる人もいるでしょう。

一方で早慶や難関国公立大学を目指す場合は、ターゲット1900は最後までやり切った方が良いですね。

難しい単語が山ほど出てきますから、推測するにも限界が出てきてしまいます。

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ターゲット1900で単語は完ぺき?

MARCHや中堅国公立であれば、ターゲット1900をやり切れば英単語が原因で落ちることはまずないでしょう。

一方で早慶や東大・京大といった難関大学を目指す人は、もう1ランク上の英単語帳を追加すると、より有利に入試を戦うことができます。

私は早稲田大学に進学しましたが、「速読英単語上級編」に取り組んで、さらに難しい英単語を追加しました。

過去問演習に取り組んだ際に、受験の一般的な英単語だけでは不足を感じたので、上級レベルの英単語帳に取り組んだのです。

もちろんこちらもマストではないですが、取り組むことで訳せる英単語が増えるので、英語長文がグッと読みやすくなります。

そして難単語の訳は設問で直接問われることも珍しくないので、得点を稼ぐポイントにもなります。

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ポラリスとやっておきたい英語長文を講師が徹底比較します

大学入試向けの英語長文の参考書として有名な、「英語長文ポラリス」と「やっておきたい英語長文」。

どちらもとても質が高い参考書ですが、中身や目的が異なっています。

どっちが良いということではなく、「何を目的に勉強するか」によって、選ぶべき参考書が変わってきます。

私自身は講師として、ポラリスとやっておきたい英語長文の両方を購入して、中身を分析していますので、この2シリーズを徹底的に比較していきます!

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英語長文ポラリスの特徴とレベル

英語長文ポラリス1→共通テスト+α

英語長文ポラリス2→MARCH・中堅国公立+α

英語長文ポラリス3→早慶、東大・京大

 

英語長文ポラリスは「解説が詳しい」という点が、一番の特徴。

設問の解説はもちろんのこと、1文1文の文構造の解説まで記載されているので、読めなかった部分を徹底的に復習することができます。

そして音声もついていますので、音読をすることでスピーキングやリスニングの対策にもなります。

1冊あたりの長文の数が12題となっていて、そこまで数は多くないので、1題の長文を徹底的にやりこんで、読解力を伸ばしたいという人におすすめです。

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やっておきたい英語長文のレベルと特徴

やっておきたい英語長文300→共通テスト

やっておきたい英語長文500→MARCH・中堅国公立

やっておきたい英語長文700→早慶・東大京大

やっておきたい英語長文1000→慶應SFCなど超長文

 

やっておきたい英語長文は記述・論述問題が多く、「演習用」というイメージ。

ポラリスと比べると解説の詳しさは劣っていて、音声もありませんが、国公立大学で頻出の記述・論述問題の演習ができるのはとても貴重です。

1冊あたりに収録されている長文の数も、やっておきたい英語長文300が30題、500が20題となっていて、ポラリスよりもガンガン演習できます。

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ポラリスとやておきどっちが良い?

1題の長文を徹底的にやりこんで、音読にも取り組んで、長文を正確に読む力を伸ばしたい人には英語長文ポラリスがおすすめ。

共通テスト、MARCH、早慶のそれぞれのレベルの長文の壁にぶつかっていて、そこを乗り越えるために読解力を伸ばしたいという人はぜひ取り組んでください。

1題1題の長文を解いて、徹底的に復習する中で、1歩1歩読解力を鍛えられます。

 

やっておきたい英語長文は、特に国公立大学の二次試験など、記述・論述問題の対策をしたい人におすすめ。

各レベルの長文はある程度読めるようになっていて、その長文を深く問われたときにも、問題に回答できる力を養っていきます。

解説はさほど詳しくないので、既に長文がある程度読めていて、解説や全訳を読めば自力で理解できる力が必要です。

 

「ポラリス」→「やっておきたい英語長文」という流れで進んでいくと、理解したうえで本格的な演習ができるのでおすすめです。

どちらを選ぶか迷ったら、書店やインターネットで中身を見て、自分に合うと思った方に取り組むのが良いでしょう。

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速読英熟語とターゲット1000と解体英熟語を講師が比較します

大学入試向けの英熟語帳として有名な、「速読英熟語」、「英熟語ターゲット1000」、「解体英熟語」の3冊。

「どれを使うのが一番良いですか?」というご質問も、私のもとに良く届きます。

確かに大学入試向けの英熟語帳は種類が本当に多いですし、迷う気持ちもよく分かります。

私は受験の講師として、3種類の英熟語帳を全て購入していて、中身も分析しました!

ここでは「3冊の英熟語帳の比較」を徹底的にしていきます。

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速読英熟語の特徴とレベル

速読英熟語は長文の中で熟語を覚えられるというのが、一番の特徴。

共通テストほどの英語長文の中で、熟語が多く登場して、文中での使い方も学べるようになっています。

音声も活用することで、音読をしながら覚えていくこともできます。

 

また速読英熟語には、英語構文も収録されているので、1冊で熟語と構文の両方をカバーできるのもおすすめのポイント。

構文の参考書を勉強する時間がない人も多いと思うので、とても嬉しい特徴ですね。

ただレベルとしてはMARCHで8割くらい得点が取れるレベル印象で、最難関大学である早慶や東大・京大クラスになると、少し熟語の面で不足を感じることもあります。

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英熟語ターゲット1000のレベルと特徴

英熟語ターゲット1000は有名なターゲットシリーズで、レイアウトがとてもきれいです。

シンプルに熟語とその訳を覚えていき、それを例文でチェックするという流れ。

熟語のレベルは速読英熟語よりも少し高いくらいで、やはり早慶や東大・京大レベルとなると、人によっては不足を感じる人もいると思います。

もちろん英熟語ターゲットだけで早慶や東大・京大に合格する人もいますが、人によって対応力は異なるので、まずはターゲットをやり切って過去問を解いて、そのあとのルートを考えましょう。

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解体英熟語のレベルと特徴

解体英熟語は問題形式で英熟語を覚えられるので、実際の入試の得点につながりやすいというのが1番の特徴。

ただ訳を覚えるだけでなく、入試でどう問われるかを学び、それに対応できる形で覚えていきます。

レベルは3冊の中で最も高く、収録されている英熟語の数がかなり多いです。

速読英熟語が700個強、英熟語ターゲットが800個強に対して、解体英熟語は1000語を超える英熟語が収録されています。

覚えるのはかなり大変ではありますが、解体英熟語を勉強すれば、早稲田や慶應・東大京大レベルであっても、英熟語はしっかりとカバーできるでしょう。

 

いきなり解体英熟語を覚えきるのは結構しんどいので、私は速読英熟語の次に解体英熟語で、覚えられていない英熟語だけを300語ほど追加しました。

これであればプラス300語ほど覚えれば良いだけなので、負担は大きくなかったですし、速読英熟語で重要な英熟語をしっかりと固められたので、スムーズに勉強に取り組めました。

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チャンクで英単語のレベルと評価【Basic/Standard/Advanced】

ややマイナーな英単語帳ではありますが、とても質が良く評価も高い「チャンクで英単語」。

システム英単語と少し似ている点として、「例文ではなくフレーズで学べる」という特徴があります。

例が丸ごと1つの英文になっていると長すぎて覚えにくいですし、英語が苦手な人ですと、例文が読めないケースも出てきます。

チャンクで英単語はその名の通り、「チャンク」と呼ばれる小さな塊の中で、使い方を学べるので、スピーキングやライティングにとても効果的です。

単語の訳だけを覚えていても、どの前置詞と、文中のどこで使っていくのかまで分からないと、アウトプットできませんからね。

レイアウトもキレイで暗記にも取り組みやすく、この辺りもおすすめのポイントです。

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チャンクで英単語Basicのレベル

チャンクで英単語ベーシックは最も易しく、基礎~共通テスト5割レベル。

大学入試の基礎単語をガッチリと固められるので、初級者の方にはとてもおすすめです。

「易しすぎない?」と思う人も多いと思いますが、基礎単語が抜けていると、どんなに難しい英単語を追加しても、成績は伸びていきません。

迷ったらチャンクで英単語Basicから始めて、着実に語彙力を磨いていきましょう。

有名なところですと、英単語ターゲット1200と同じくらいの難易度です。

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チャンクで英単語Standardのレベル

チャンクで英単語スタンダードは中級者向けで、共通テスト~MARCH・中堅国公立合格レベル

大学入試において最も重要といえる、頻出の中級単語を覚えることができます。

どんな受験生であってもこのレベルの学習は必要なので、一番時間をかけて暗記しても良いですね。

やや難しい英単語も収録されているので、Standardを1冊しっかりと固めれば、受験の本格的な問題も解けるようになってきて、手ごたえも感じられるでしょう。

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チャンクで英単語Advancedのレベル

チャンクで英単語アドバンスドは上級者向けで、MARCHで8割以上、早慶や旧帝大など難関大学を目指す人向け

基礎・基本の単語が完璧に固まっている状態で、さらに難しい英単語を追加することで、偏差値をさらにワンランク伸ばし、難関大学を目指せるようになります。

「ある程度は単語ができてるから」「偏差値がそこそこ高いから」という理由で、基礎単語を飛ばしていきなりAdvancedに取り組むといったことが無いようにしてください。

 

うろ覚えでも易しい英文の中であれば、推測できるケースも多いのですが、レベルが上がるにつれて単語がガッチリと固まっていることが大前提になります。

早慶や東大・京大などを目指してAdvancedに取り組むのであれば、それまでに基礎・基本の単語は完ぺきに固めてください。

Basic→Standard→Advancedという順番に進めていけば、着実に語彙力を固められるのでおすすめです。

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