漆原の物理が面白いほどわかる本の到達偏差値!難易度と使い方を解説


私は高校生時代物理が大好きで、学校でもらった教科書を独学で先取り学習しました。

そして、学校の授業を復習として活用して京都大学に合格し、現在塾講師をしている者です。

この記事では「漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本」について、実際に中身を見ながらそのレベルや使い方などを、徹底的に解説していきます。

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漆原の物理が面白いほどわかる本の紹介・評価

漆原の物理が面白いほどわかる本は、問題集と参考書が一体となった形式の本となり、「力学・熱力学編」、「電磁気編」、「波動・原子編」の三冊といった構成になっています。

単元の初めは根源的理解を深めるための導入となっていますが、図が多くまたレイアウトも見やすいためストレスなく読み進めていけるようになっています。

物理と聞くと難しいと感じる方もおられるかと思いますが、この本は会話形式で解説が進んでいきますので、使われている言葉も口語に近く、頭に入ってきやすい内容となっています。

物理の参考書を探されている受験生のみなさんは、参考書を選ぶときに何を参考にされますでしょうか。友人からの『口コミ』やインターネット上の『レビュー』でしょうか。どちらにしても、この本に関しては良い評判が多いのではないかと思います。

実際に私の生徒さんたちもこの本を持っている方がおられますが、皆さん高い評価をつけているように思われます。

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漆原の物理が面白いほどわかる本のレベル・難易度

単元が導入から始まりますのでレベル的には初級と言えるかもしれません。講義(あえて講義と言いましょう、導入のことです)の後にチェック問題がありますが、こちらの難易度は教科書の例題レベルから、大学入試基礎レベルといったところでしょう。

講義をしっかり読んだ後であれば簡単に答えることのできる問題から、そこそこ骨の折れそうな問題までありますが、解説のほうも数式を並べているような略解形式ではなく、講義形式で解説されているため問題自体の難易度をあまり感じない方も出てくるかもしれません。

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漆原の物理が面白いほどわかる本の対象偏差値と到達偏差値

対象偏差値

難易度的に初級と言うこともあり、偏差値が40台の方でも取り組める内容になっていると思いますので、物理が苦手な方や初学者の方でも使っていただけると思われます。

『物理がにがてで・・・』『学校の授業だけでは理解ができなかった・・・』といった方にお勧めできる参考書になっています。

 

到達偏差値

全三冊の構成となっていますが、導入・解説を充実させている反面演習問題の量は物足りないものとなっています。

これに関しては、この参考書の性質上しょうがないものになりますので、あくまで初めに買っておく参考書として割り切ったほうがよいでしょう。

また、物理は習得にかなりの個人差がでる科目となります。この参考書と学校の課題で偏差値60まで行く方もおられるでしょうし、50代前半となる方もおられるでしょう。

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漆原の物理が面白いほどわかる本の使い方・勉強法

初修者にお勧めの使い方

学校の予習教材として本書を使われる場合の使い方は二通りあります。

一つ目は、一か月から二か月で集中して三冊すべて終わらせ上位の問題集に取り掛かる方法です。難関と言われる大学を志望される高校生であれば、高校二年生の夏までには本参考書を三冊すべて終わらせて早めに上位の問題集に切り替えるとよいでしょう。

また、上位大学を狙うのであれば単元ごとに学校の先取りをしていき、学校の授業でしっかり復習していくといった方法がよいと思われます。

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物理が苦手な人にお勧めの使い方

学校の授業についていけず困っている方は、まず学校で習った範囲まで一通り本参考書を学習して下さい。一通り学習したらもう一度初めの単元にもどり、チェック問題解いていきましょう。そうすれば、学校の授業が前よりもわかりやすくなるはずです。

最後に、いつから本格的に受験勉強を始めたらいいかと言った質問を受けることがあります。受験生・高校生のみなさん、そういった考えが頭をよぎった時が本格的・本気で受験勉強を始める時ではないでしょうか

ぜひ本参考書を手に取り、自分の人生を切り開く一歩としてください。

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