現代文標準問題精講は難しい?難易度は東大・早稲田レベル?レビューします


私は現役生時代、偏差値は50後半でしたが、1浪を経て偏差値を10上げて医学部医学科に合格しました!

本記事ではその経験を交えながら、「現代文標準問題精講」について、徹底的に解説していきます。

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現代文標準問題精講とは

・概要:記述式問題が中心の長文問題集

・著者、出版社:神田邦彦(旺文社)

・レベル、偏差値:中堅国公立大、旧帝大(偏差値60以上)

・問題数:40題

・CDや音声の有無:なし

 

現代文標準問題精講のレベル、難易度

現代文標準問題精講に収録されている問題は、全国の大学の入試問題で扱われた素材文の中から、厳選された40題です。

記述式問題が中心で私大形式の内容一致問題はほぼないため、私立大学より国公立大学志望の受験生に向いています。

共通テストでしか現代文を使わない人や、選択形式でしか出題されない大学を受験するという人にはオーバーワークになってしまう可能性が高いため注意してください。

 

本参考書は、「標準」とついていますが、収録されている問題は難しいものが多いです。

実際にレビューや評判を見てみると、「問題数が多くやりきれない」、「解説が少ない」などの声が多くあります。

そのため国語の中でも特に現代文が苦手な人は、他の参考書で力をつけた後に挑戦することをおすすめします。

一方で、「しっかり取り組めば力がつく」、「問題と解答の質が高い」といった口コミや評価も多く見られました。

それゆえ、現代文が得意でレベルアップしたい人にとてもおすすめの参考書です。

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現代文標準問題精講の使い方

以下の3つのステップに沿って、取り組んでいきましょう!

 

①まずは何も見ずに時間を決めて解いてみる

最初は、何の力も借りずに自分の実力を試してみましょう。

その際に解答時間の設定を行うとより効果的ですが、本参考書には各大問の時間設定はありません。

そのため、自分の志望校の過去問を見ながら解答時間を設定してみましょう。

志望校が決まっていない人は、大問1つにつき30~40分の想定で作問されているところが多いので、これらを目安にしてみるとよいでしょう。

もし時間内に解ききれなかった場合でも、どこまで解き切れたのかを把握し、残りの問題も全て解くようにすることが大切です。

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②丸付けを行い、解答解説でしっかり復習

実際の入試では、現代文の問題は同じ内容が出題されることはありません。

そのためどんな文章や問題でも当てはまるような抽象的理解をしていく必要があります。

受験時代の私は、このような勉強方法を徹底したため、現代文の成績を伸ばすことができ合格につながったと考えています。

 

他にも、解いている際に理解できなかった文章中の語句に線を引いて、丸付けの後に辞書で調べて覚えていくと、他の受験生に差をつけることができるためおすすめです。

また、解説についている重要語句のコーナーを暗記することも成績アップにつながります。

 

解答解説から問題以上の学びを得ることと、それ以上の内容を積極的に勉強していくことが成績アップの近道です。

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③できるようになるまで何度も繰り返す

何の参考書でも同じですが、やりっ放しが最も良くない勉強方法です。

完璧になるまで繰り返すには、労力も根気も必要のため、成績が伸びやなんでいる受験生の多くはこれができていません。

 

私も現役時代は1冊の参考書をなんとなくで終わらせてしまっていました。

ですが浪人時代にそれを反省し、いろいろな参考書に手を出さずやると決めた参考書を徹底的に繰り返したところ模試の点数が上がっていきました。

 

せっかく時間を割いて、問題を解いて復習したのであれば、解けるようになるまで何度も繰り返して自分のものにしないと意味がありません。

翌日などすぐに復習を行うと内容を覚えているので、1周終わってから2周目に入るとよいでしょう。

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現代文標準問題精講が終わったら次は

現代文標準問題精講を仕上げたら次は、志望校の過去問を解いてみてください。

その際には、現代文標準問題精講で学んだことを思い出し、生かせるように意識してみてください。

また、過去問の復習をする際には、解くときとは反対に現代文標準問題精講を生かせる内容がなかったかを考え、適宜戻りながら復習することが大切です。

 

実際に過去問を解いてみて演習が足りないと感じた場合は、「入試精選問題集7 現代文」「得点奪取 現代文」などでさらに演習を積むのがおすすめです。

語彙力が足りない場合には、「Z会キーワード読解」で知識の補強をしていくとよいでしょう。

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